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後悔しない良いお墓づくりは「石材店任せ」が絶対ダメな最大の理由

後悔しない良いお墓づくりは「石材店任せ」が絶対ダメな最大の理由
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「そろそろ、お墓を建てよう!」

 

そう思ったとき、あなたは何から始めますか?

 

  • ネットで情報収集する
  • 石材店に相談する
  • 一括見積りサイトに依頼する

 

こんにちは。(一社)日本石材産業協会認定「1級お墓ディレクター」の能島孝志です。

兵庫県神戸市で、“カロート(納骨室)に水が入らない特許構造墓石”『信頼棺®』を販売する、(株)第一石材の代表を務めさせていただいております。

能島

お墓づくりの手順にはいろいろとあるでしょうが、大切なのはその中身です。

 

いろいろと調べてみたがよくわからないので、「すべて石材店にお任せ」と考える人も少なくありません。

 

しかし、お墓は買い替えがきく商品ではありません。

また、決して安い買い物でもありません。

 

そこで、今回の記事は、お墓を建てる際に「すべて石材店にお任せ」がお勧めできない理由についてお伝えしたいと思います。

 

1.お墓づくりを石材店任せにする理由

お墓はどれも同じ

上の写真をご覧いただいたら分かるように、霊園内一面にほぼ同じ形のお墓がズラッと並んでいます。

今から30年以上前になる、昭和の時代のお墓はどれを見てもほとんど同じ形でした。

 

ちょうど、私が墓石業界に入ったのがちょうどこの頃でした。

 

お客様にお墓を提案させていただくにあたり、まず選んでいただくのが石の種類と墓石のサイズ。

その他といえば、付属品としてどれをつけるか程度です。

あとは、お戒名や家紋などの必要情報を聞けば、とりあえずはそれで終わりでした。

 

しかし、これはお客様の要望でもなんでもありません。

お墓の形は大体こんな感じと、地域や石材業者間で何となく決まっていて、それに異論を唱えたり疑問に思う消費者がいなかっただけなのです。

 

いくら30年以上前といえども、お墓は決して安い買い物ではありません。

家やクルマなどを買うときには、もっと慎重に、そして自分の好みや意向を業者に伝えていたはずです。

 

お墓づくりを石材店任せにする大きな理由は、消費者にとって極めてわかりにくい商品であるとともに、どれも同じようにしか見えないからなのです。

 

でも、同じように見えて実は大きく違うのですよ。

 

2.お墓も家と同じく故人の住まいなのです

お墓はご先祖様の住まいである

家を建てたり、マンションを購入するときに、何も考えずに業者に任せてポンと買う人はほとんどいないでしょう。

 

でも、お墓の場合はありがちなのです。

また、

 

  • 本家のお墓と同じ石で同じ形にしてほしい
  • 隣近所の墓地のお墓と同じような形にして欲しい

 

このように言われる方も結構いらっしゃいます。

 

しかし、お墓は大切な人が眠るところだけに、もう少しいろいろと考えてあげてもいいのではないでしょうか。

 

「石材店にすべてお任せ」がお勧めできない理由としては、お施主様や亡くなられたご先祖様にとっての「いいお墓」というよりも、売り手である石材店側にとって都合のいいお墓になりがちなのです。

 

  • 加工がしやすい
  • 墓地での施工がしやすい
  • 納骨作業が行いやすい

 

などが、その一例です。

3.お墓の中で最も大切なところは納骨室である

「安らかにお眠りください」と言うけれど…

石の種類や墓石の形などは、お客様の意見を取り入れるのは当然ですが、売り手である石材店側の主導で設計されるのが納骨室(カロート)の構造です。

 

そして、その結果どうなるのかというと、お墓の中に水が入るのです。

 

「えっ!」と思われるかもしれませんが本当なのです。

 

実は、日本全国のほとんどの地域の墓石は、納骨室(カロート)の中に水が入ってしまう構造になっているのです。

これは、30年以上前のお墓に限ってではありません。

今現在、令和の時代につくられるお墓であっても、ほとんどがそのような構造なのです。

 

お墓の中は水びたし

水が入るだけではなく、納骨室の中に水が溜まって骨壺がひっくり返り、お骨がプカプカと浮いていることあります。

 

近年、全国のあちらこちらで頻繁に起こるゲリラ豪雨に見舞われれば、納骨室内はあっという間に水びたしです。

 

お墓の中にハチの巣まで

また、水が入るだけにとどまりません。

 

  • クモやムカデなどの虫のすみかになっている
  • スズメバチが巣を作ってた
  • 蛇がすみついていた

 

など、納骨室の中は決してきれいな環境とは言えません。

 

では、こんな状態になることを石材店はわかっていながら、なぜこのような構造のお墓をいまだにつくり続けているのでしょうか?

 

その理由は、お墓への納骨は1回限りではないからです。

次の納骨の際に、石材店が簡単に作業できるような構造になっているのです。

そして、簡単に納骨を行うことができ、なおかつ納骨室に水が入らないようにできる墓石を開発するのは容易ではなかったからなのです。

 

それゆえ、この事実を消費者に告げないというのが業界内の一般的な慣例なのです。

ただ、ほとんどの消費者が知らないだけなのです。

 

偉そうに言っている当社も、数年前まではこのような構造のお墓をつくっていました。

お客様から何も言われないことをいいことに、たいした疑問も抱かずにつくり続けてきました。

恥ずかしながら、あるお客様からご指摘を頂くまでは、「お墓の構造はこんなもの」「仕方がないこと」程度にしか思っていませんでした。

 

でも、よくよく考えてみたら、あまりにも無神経すぎたと猛省しております。

 

そこは、お客様の大切な家族のお骨を納めるところなのです。

たとえ、外から見えないところであっても、これはあんまりひどすぎます。

 

そんな経験から生れたのが、“納骨室に水が入らないお墓”「信頼棺®なのです。

 

今ではむしろこの納骨室(カロート)こそ、最も丁寧につくらないといけないと考えております。

 

4.まとめ

いかがでしたか。

 

「すべて石材店にお任せ」は、お勧めできない理由をご理解いただけましたでしょうか。

 

  • 本家のお墓と同じ形
  • 隣近所の墓地と同じ形

 

と言っても、それらはいつ頃に建てられたお墓なのですか?

 

2~3年前ならばともかく、30年以上も前に建てられたお墓なら、今のお墓と様々な点で大きく変わっています。

 

30年前の家電製品と今のものとを比べてみてください。

40年前のお家の台所・風呂場・トイレと今のものとを比べてみてください。

 

お墓も同じで、時代と共に様々な部分が進化しているのです。

3~40年前には墓石の耐震・免震施工なんてものはありませんでした。

ボンド(石材用接着剤)施行なんてものもありませんでした。

 

だから、昭和の時代にお墓を建てた人の意見はすべてが参考になるとは言えないのです。

 

お墓は高価なものだけに、すべてを石材店任せにせず、ご自身で情報収集をすることが良いお墓づくりへの第一歩なのです。

 

私ども第一石材では、お墓に関するさまざまな疑問にお答えさせていただいております。

相談は「1級お墓ディレクター」の私、能島孝志が対応させていただいております。

もちろん、相談は一切無料です。

 

当社では、

しつこい営業は絶対にいたしません。
売り込み電話は絶対にいたしません。
自宅への押しかけ営業は絶対にいたしません。
…ので、安心してお問い合わせください。

 

 

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