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これでいいのか!?墓石業界!(1)商売は面倒くさくて当たり前

これでいいのか!?墓石業界!(1)商売は面倒くさくて当たり前
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このところ、と言っても、ずいぶん以前からの話ですが、
同業他社の人たちから「最近のお客は面倒くさい」、
「いろいろと注文が多い」などと言う声をよく耳にします。

確かに、近年お墓の購入を考えておられる消費者の方たちは、
いろいろなご注文やご要望をおっしゃられるのは事実です。

しかし、他の業界ではずいぶん前からそれが当たり前なのです。

例えば、クルマを購入する際に、メーカーや車種を選ばず、
すべてを営業マンにお任せで注文する人がどれだけいるでしょう?

家を建てるときに、住宅メーカーや工務店に見積りも依頼せず、
ポンとお金を払って建てる人がどれだけいるでしょう?

そんな人はほとんどいないはずです。

ところが、私たちの業界では、ほんの十数年前まで、
「何も分からないから石材店におまかせ」というのが大半だったのです。
(地域によっては、今でもあるかも・・・)

私がこの業界に入って一番ビックリしたのがこの部分でした。

30年近く前には、まだ「デザイン墓石」なるものは世になく、
キリスト教徒の方のお墓以外は大半が「和墓」の時代でした。

そして、詳細を記した見積書や墓石の設計図もなく、
お墓に使用する石の種類は「松」「竹」「梅」の3ランク、
カタチは「A」「B」「C」の3種類位の中から選んで頂くというものでした。

これで、一式150万円、200万円、300万円、てな具合になるわけです。

「途中は無いんか!」と言いたいくらいキリのいい数字です。

お墓という高額商品を、こんな売り方をする業者にも問題がありますが、
これで、すんなりと買う消費者も如何なものかと思います。

商売というものは「面倒くさくて当たり前」ではないでしょうか。

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家庭でつくる料理より、割烹で出される料理の方が、
何倍も手間も時間もかかり、何倍も面倒くさいはずです。

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しかし、プロの料理人は「面倒くさい」なんて言いません。

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私たち石材業界も、ずいぶん以前には、切り出された石をノミで削り、
一つ一つの墓石を、すべて人の手で手間暇かけてつくっていました。

その後、機械化が進み、今では、市場に流通している約80%の墓石が、
中国の石材加工工場でつくられ、完全な製品として輸入されています。

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つまり、ほとんどの墓石小売店は、お施主様が要望される墓石を、
石材商社等を通じて仕入れ、墓所での施工をしているだけにすぎません。

それで「面倒くさい」なんて・・・

供養産業から単なる「モノ売り」になってしまったのか・・・

これでいいのか!?墓石業界!

今一度、私たち墓石業界は「商いとは何か?」を考える必要があります。

         ~つづく~

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