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これでいいのか!?墓石業界!(4)石材店ごとに石の名前が違うのはなぜ?

これでいいのか!?墓石業界!(4)石材店ごとに石の名前が違うのはなぜ?
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お墓に使用する石には数多くの種類があります。

その昔は、日本国内の石しか使用されていませんでしたが、
今では、中国産やインド産の石を中心に世界中の石が使われています。

日本の石には「庵治石」「大島石」「万成石」「天山石」など、
それぞれに、きちんとした名前があり、その名前で販売されていますが、
中国の石は日本の石のように、きちんとした名前が付いているものは少なく、
採掘される地域や丁場の番号等がそのまま石の名称になっているものが多い。

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例えば「G623」「G614」など、数字の頭が"6"で始まるものの多くは福建省産。
(「AG98」のように例外もあります)

「G1704」「G1716」など、黒龍江省産の石は数字の頭が"1"で始まり、
さらに、「K12」「K16」「101CA」などと、各石種ごとに細分化されます。

また、インド産の石も「M-1H」「MU」「YKD」など、
数字とアルファベットで表記された名前の石が数多くあります。

日本の石の名前と違い、数字とアルファベットだけの味気のない名前ですが、
これが、それらの石の正式名称であり、墓石業界での正式流通名称なのです。

これらの石を使用しての見積書を消費者に提示する際に、
すべての石材店が正式名称を使用していれば何の問題もありません。

しかし、現実はそうではありません。

「○○石」「△△石」など、石材店がそれぞれの石に好きな名前を付けたり、
日本の銘石である、庵治石や大島石に少々石目が似ているからということで、
「中国庵治石」とか「新大島石」なんて名前が付けられている石もあります。

正に、日本の石かと錯覚するような名前を付けて販売しているのです。

中国・福建省産の「AG98」を中国産高級青みかげ石「新大島石」と、
見積書に記載されていたら消費者はどう感じるでしょうか。

人にもよるでしょうが「中国産だけど大島石とさほど品質は変わらないのでは」
…と、勝手に思い込んでしまう消費者も中にはいるでしょう。

それが、石材店の狙いなのですから!

石材店ごとに好き勝手な名前を付けるもう一つの大きな理由は、
他の石材店と相見積もりになった際に、石の特定をさせないためです。

今の時代、一件の石材店だけに決めて契約をする消費者は少なくなりました。

そのため、複数の石材店に依頼した見積書を比較する際に、
すべての石材店が「AG98」と記載していれば比較検討できますが、
A社は「AG98」、B社は「新大島石」、C社は「鳳凰石」ならどうですか?

プロが見れば「新大島石」は何となく「AG98」か「AG213」あたりかな?
…と、想像がつくのですが、さすがに「鳳凰石」は分かりません。

一般消費者ならば、「新大島石」ですら全く分からないでしょう。

これは、競合他店に見積りの石種を特定させないことが目的なのです。

このことについて、富山県でお墓の無料相談サイトを主宰されてる宮崎様も、
「中国やインドからの輸入石に自社で勝手に名前を付けているのは、
やっぱり誠意を感じられない」
と自身のブログに書かれておられます。

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皆さまが日頃お買い物に行かれるスーパーマーケットで、
鯛やマグロが店ごとに違う名前を付けて売っていたらどうしますか?

これと同じことが、墓石業界ではごく当たり前に行われているのです。

それも、ごく一部の石材店という数ではありません。
とんでもない数の石材店が自社独自の名前を付けて墓石を販売しています。

消費者の皆様が石材店から見積書をもらったならば、
いの一番に、見積書に記載されてある石種をネットで検索してみてください。

ネット上で出てこない様な石や、仮にネット上に出てきたとしても、
その見積書をもらった石材店のサイトだけにしか出てこない名前なら要注意です。

見積書を見る上で、値段の比較ももちろん大切なことですが、
使用石種が正式名称で記載されているかを確認して頂くことも重要です。

                                    ~つづく~

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