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3.霊園内における石材店の序列

3.霊園内における石材店の序列
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霊園内における指定石材店の序列

民営霊園の指定石材店に選ばれたからといって、
すべての石材店が、霊園内にスタッフが常駐して、
墓所の案内や、墓石の販売業務ができるとは限っていません。

霊園の経営主体側(お寺などの宗教法人や財団法人)に選ばれた、
指定石材店の中にも、当然序列があるのです。

その理由としては、霊園開発時の協賛金の額であったり、
霊園開園に至るまでに、いかに貢献したかであったり、
経営主体側とのコネクションの強さであったりと様々です。

これらの理由によって許可された指定石材店だけが
霊園内にスタッフが常駐し、営業活動ができるのです。

その数は数社から、霊園によっては、
常駐出来るのは1社だけというところもあります。

常駐しているのが1社だけという霊園に、
お客様が見学に行かれた場合には、
必然的に、その石材店が担当することになりますので、
墓石の建立も、その石材店以外で建てることはできません。
(※この件に関しては例外はほとんど皆無です)

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このように、霊園の指定石材店であっても、
霊園内に待機して、営業活動を行っている業者と、
霊園外にてお客様を探し、霊園に案内する業者という、
二種類の形態に分かれているのが一般的です。

こんな感じで、一見公平に思える指定石材店制度の中でも、
微妙なパワーバランスが働き、序列が出来ているのです。

指定石材店制度のある民営霊園(ほとんどはそうですが…)を、
「ちょっと見学してみたいなぁ!」と思った時には、
見学に行く前に、その霊園の指定石材店を事前に調べ、
霊園見学より先に、それらの石材店に行かれることをお薦め致します。

そして、「この石材店ならば!」と思うお店を見つけてから、
その石材店に霊園を案内してもらうことです。

そして、その霊園が気に入ればよし!

気に入らなければ、他の霊園を案内してもらうことも可能です。

もちろん、すべてを断ることも何の問題もありません。

霊園は気に入っているのに、石材店は気に入らない。

ということにならないためには……

民営霊園の場合は、「霊園見学より、先ずは石材店選び」です。

【参考文献】「霊園ガイド・2011夏号」(株式会社六月書房発行)

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