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2.中国産の国産墓石?

2.中国産の国産墓石?
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「国産のようで国産でないお墓」とはいったいどんなお墓なんでしょう?

先ず、「国産」の意味を広辞苑で調べてみると…

“「国産」とは”自国で生産・産出すること。また、その産物”との記述がありました。

そんなことは誰が考えてもごく当たり前のことで、
「いまさらブログに何を書くつもりだ!」と思われる方もいるでしょう。

しかし、この当たり前のことが、そうでないのが今の世の中なのです。

中国産の国産墓石?

実は、近年日本で販売されている「国産墓石」と称するものの多くは、
日本で採掘された石を中国に送り、石材商社や卸売業者を通じて、
中国の石材加工工場にて墓石として製品化したものを逆輸入したものなのです。

「まあ、どんな業界でも表と裏がある訳だから、中にはそんなものもあるでしょう」

…なんて、一般の消費者の方々からみると思われるかもわかりません。

事実、過去には建築物の耐震偽装や食肉偽装、そして食品賞味期限の改ざん、
…と様々な分野で偽装事件やごまかしが行なわれてきました。

お墓も一部に「中国産の国産墓石」があっても不思議ではありません。

けれども、そんな「国産墓石」を販売してる石材店はごくまれで、
「自分自身がお墓を買おうと思っている石材店ではそんなものは扱ってない!」

「まして、自分が買う予定の石材店は、老舗の大手石材店なので絶対にそんな墓石は売ってない!」

…などなど、他人事と思われる消費者の方も少なくないでしょう。

しかし、現実はそんなあまいものではありません。

あくまで私の推定ですが、「国産墓石」と称して市場で販売さている墓石で、
中国の石材加工工場にてつくられているものは、おそらく国産墓石全体の半分以上、
いや80%以上が「中国産の国産墓石」かもわかりません。

小売業者への卸売りを専門にしている、ある石材商社の社長が言うには、
「うちは大島石に関しては100%中国加工!」と明言されていました。

それらが石材店・仏壇店等の小売店を通じて消費者のお墓となるのです。

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国産最高級墓石材の「庵治石」までが中国に送られています。

これらの「国産墓石」と称して販売されている墓石の問題点は、
多くの場合、消費者に対し「中国でつくられたもの」との説明がないことです。

これまでのブログでも何度も書かせていただきましたが、
別に中国をはじめとする新興国でモノづくりをすることが悪いことではありません。

ただ、法的に問題は無くても、高額商品だけに流通経路は明らかにすべきでしょう。

この二十数年間の間に、中国の石材加工の技術は飛躍的に進歩したとしても、
香川県、庵治・牟礼などのレベルの高い石職人の加工技術と比較するとかなりの開きがあります。

石職人の技術レベルはともかくとして、製作のコストダウンを図るため、
根本的に日本の石材加工とは、製作に至るまでの加工工程が異なります。

もし、製品レベルに差が無いと業者側が本当に思っているならば、
堂々と「中国産国産墓石」と表示して販売できるはずです。

しかし、販売する業者側も、実際のところはそうは思っていないので、
消費者の心理状態を巧みにあやつり、「国産の石だから安心ですよ!」なんて、
消費者が正真正銘の国産品と錯覚するような説明でお墓を販売している業者も少なくありません。

でも、普通一般の消費者が「国産墓石」という表示を見たら、
ほとんどの方が当然「日本でつくられている墓石」と思いますよね!

この心理を逆手にとり、「国産のようで国産でないお墓」が売られています。

食品でも衣料品でも家電製品でもそうですが、
私たちの身のまわりの多くのモノには「made in ○○○」と表示されています。

「国産」と表示されていて、実は外国産なんて高額商品は、私が知る限りではお墓だけです。

では、その「中国産の国産墓石」はなぜお薦めできないのかを、
次回からのブログに書かせていただくことにいたします(あくまでも私見です)。

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