第24回「墓石大賞」に選出されました![神戸市立鵯越墓園]
弊社にて建立させていただきましたオリジナルデザイン墓石の「金本家墓碑」が、
2012年(平成24年)8月に行われた『霊園ガイド』(株式会社六月書房発行)主催の、
「第24回墓石大賞」において、“墓石大賞”に選出されました。
第19回(2007年)、第20回(2008年)、第23回(平成23年)の受賞に続き、
今回で計4度目の“墓石大賞”を頂くこととなりました。
選考委員からの選評
藤井 正雄氏(大正大学文学部名誉教授
村上 恵一氏(公益社団法人 全日本墓園協会事務局長)
小谷 みどり氏(第一生命経済研究所主任研究員)
選評
「ニューインペリアルレッド」の花立がポイントになっている、デザイン性に優れた墓石である。
濃いグリーンの色味を持つ「M1-H」と、透明感のあるグレーが特徴の、
「アーバングレー」を用いた美しい色調が秀逸。
様々な石材を組み合わせて使用しているのにも関わらず、 見る者にすっきりとした印象を与える、
モダンな雰囲気の和型墓石である。
第24回「墓石大賞」受賞作品紹介
フラワーアレンジメントをイメージして設計した花立台座の下部には、線香を寝かせて置くタイプの、
ステンレス製香炉皿を設置し、その手前の納骨口ふた板の上部には、
ステンレス製水皿を組み込んでおります。
背面と底面以外のすべてにアール加工等の細工を用いた墓石竿石は、 左右の窪み部分の大きさや位置が、なかなか左右対称に仕上がらず、 3つの原石を無駄にし、4つ目の原石にてようやく出来上がったのが今回の作品です。
総御影石張りの墓所内フロア部分は、お参りのしやすいバリアフリータイプにて設計し、
京友禅デザイナー・小野雅男氏デザインの「薔薇」の花の図案を彫刻することで、
単に足元の滑り止めとしての機能性だけではなく、美観性をも考えた設計です。
外柵のラインに合わせ、アール加工を施した墓誌(法名碑)上部の表題文字の左右にも、
フロア部に彫刻を施したものと同じデザインの「薔薇」の花をアクセントとして彫刻いたしました。
作品データ
■石碑:幅85cm×奥行71cm×高さ95cm
使用石種
M-1H(インド・アンドラプラディッシュ産)
アーバングレー(インド・カルナタカ州産)
ニューインペリアルレッド(インド・カルナタカ州産)
■外柵:幅150cm×奥行200cm×高さ30cm
使用石種
M-1H(インド・アンドラプラディッシュ産)
アーバングレー(インド・カルナタカ州産)
■墓所:神戸市立鵯越墓園
■設計・製作:株式会社 第一石材