【お墓参りの花の選び方】気持ちよくお供えするポイントを紹介!
お墓参りへ頻繁に行けない方や、これまであまり行ったことがないという方のお悩みとして耳にするのが「お花の選び方」です。
大切なお墓参りなので、気持ちよくお参りしたいけれど、どのようなお花を選べばいいのか、どんなお花は持って行ってはいけないのか、はっきりとわからないのが本音かなと思います。
こんにちは。(一社)日本石材産業協会認定「1級お墓ディレクター」資格の能島孝志です。
兵庫県神戸市で、“カロート(納骨室)に水が入らない特許構造墓石”『信頼棺®』を販売する、(株)第一石材の代表を務めさせていただいております。
能島
そこで今回は、お墓と長く関わっている第一石材が、気になるお花についてお話していきたいと思います。
目次
1.お墓参りで供える花は何がいい
悩みますよね。わかります。
慣れていないとわかりませんし、親御さんがお参りされる機会の少なかった方なら、余計に「何を選べばいいのやら」というのが心の声だと思います。
1-1.お墓参りで選びやすい花
一般的に言いまして、お墓参りのお花には「これがないとNGです」というものはありません。
強いて言えば、水だけで長持ちする花を選ぶことでしょう。そのため、日本では長持ちしやすい「菊」は重宝されています。
また菊は色のバリエーションも豊富なので、お墓やお参りする人のイメージにあわせて色合いを変えやすいという利点もあります。
そして、多くの場合お墓参りのお花は左右対称に飾りますので、家の中に飾る一輪挿しのようにはできません。
ということは、1対を購入することになりますので、お値段も手頃なお花を選ぶのが正解ということになります。
1-2.お墓参りでおすすめな花
(1)菊
日本のお墓で見かけることの多い花です。菊は水上がりも良く、暑さ寒さにも強いため、枯れにくく飾りやすい花と言えるでしょう。
また、色のバリエーションも豊富ですし、色のバランスも取りやすいので好まれやすいお花です。
(2)榊
神道の場合は、お花を入れずに「榊(さかき)」だけを飾るところもあります。
(3)樒
仏事で昔から使われる「樒(しきみ)」も見かけることが多いです。
(4)高野槙
花の代用として供えられることもあります。
菊よりも長持ちするのが良いところです。
これらが一般的に目にすることの多い花や植物です。
そして、これら以外にも
- カーネーション
- スターチス
- リンドウ
- グラジオラス
- ユリ
などを飾る方もいらっしゃいます。
この中で注意しておきたいのは「ユリ」でして、ユリは花粉が衣類に付きやすいという点がありますので、花の中にある花粉を前もって取っておくのが良いでしょう。
1-3.お墓参りにはカラフルな色がおすすめ
お墓参りのお花ですが、特に地域やご家族で決まりがないのなら、華やかな方が良いかと思います。
また、故人が好きだった花や、思い入れのある花を飾るのもオススメです。
お墓だからといって、地味な色の花でまとめる必要はありません。華やかに綺麗に彩りましょう。
2.お墓参りに向かない花を知っておこう
あまり強いルールはありませんが、向いていないお花もあります。
2-1.トゲのある
バラとかアザミなどは、トゲがあるので危ないです。
何かの拍子に触っても危なくないものを選びましょう。
2-2.香りが強い
バラやユリが代表的です。
お花の香りは好き嫌いがありますので、できるだけ香りの強くないものがおすすめです。
お墓は自分たちの領域ではありますが、公共の場所でもあります。
2-3.毒がある
これは危険です。
スイセンなどは、毒があることを知らない子供さんが口にする可能性もあります。
彼岸花やスズランなども気をつけましょう。
このような花は、お参りに行く自分たちも気をつけないといけませんし、他にお参りになられている方にとっても危ないかもしれないからです。
また、毒や香りはありませんが、ツタ性の植物は隣のお墓に絡んでしまうこともありますので、やめておくのが正解です。
3.お墓参りの花は造花もOKでしょうか?
この話は、ネットでも目にすることが多いです。
結論から言いますと、造花でもOKです。
ただし、
- ご家族や親族
- 地域性
- 宗派
によってはNGという場合もありますので、確認を怠らないようにしておきたいところです。
造花は当然ですが枯れませんので、お墓を汚す心配がありません。
また、遠地にお住まいのため、お墓参りに度々行けないという方の場合、いつまでも枯れないお花を供えておきたいというお気持ちもあるかと思います。
こういった場合は、お墓参りのときには生花を持参しお供えして、お参りが終わって帰るときには造花に変えておくというのでも良いでしょう。
大切なのは、お花の値段や価値、作りではありません。
あなたの心遣いや感謝の気持ちだということを忘れないでください。
4.お墓参りでお花以外に気をつけるポイントとは
お墓参りを気持ちよくするために。そして、他のお参りの方も気持ちよく過ごしてもらうために、次のポイントに気をつけておきましょう。
4-1.生花は持ち帰るところもある
生花をお供えした後、帰るときには片づけてほしいとおっしゃる墓地や霊園があります。
これは放っておくと、墓地が汚れる原因にもなりますし、カラスなどに荒らされる可能性も出てくるからです。
必ず片づけないといけないわけではありませんが、墓地を管理されている方へ訪ねておくのが良いでしょう。
4-2.お菓子なども持ち帰る
昔はお菓子を供えたままというところもありました。
しかし、最近ではお供えしたものは、お参りが終わったら片づけるのが定番になりつつあります。
この理由は、花と同じように墓地が汚れるからですし、カラスや虫が集まってしまう原因になるからです。
一昔前のように「野良犬が来るから」という理由は減っていますが、誰もが気持ちよくお墓参りできるように、汚れないよう配慮しておきましょう。
4-3.できれば午前中のお参り
夏は午前中の方がお参りしやすいです。涼しいですからね。
かといって、絶対に午前中ということではありません。遠方からお参りされる方なら、午後からになると思いますし、夕方からのお仕事へ向かう前にお参りをされる方もいらっしゃいます。
できれば気持ちも身体も余裕のある日の午前中に、ゆっくりとお参りしていただくのがおすすめです。
4-4.墓石の掃除の注意点
墓石の掃除をされる場合、アルコールを使ったり、タワシなどでゴシゴシ擦ったりしないようにしてください。
墓石は石なので固いですが、傷つくと修復しにくい場合もあります。また、購入された石の種類によっても掃除の方法が変わってくることがあります。
墓石を購入された石材店へ掃除の仕方を聞いておくといいですね。
4-5.使ったものは元の場所へ
共有の道具、水を入れるバケツや勺などは綺麗に使いましょう。そして元の場所へ丁寧に戻しておく心遣いが大切です。
次の人が気持ちよく使えるようにしておきたいですね。
4-6.ゴミは出さない持ち込まない
ゴミは極力出さないようにしましょう。
お参りで出たゴミは、捨てられるのかどうかを管理者に確認しておくことが必要です。
また、お墓までの移動途中に出たゴミは、持ち帰るようにしましょう。
4-7.騒がない走らない
お墓では騒がない、走らないようにしておきましょう。
他にもお参りされている方がいらっしゃいます。落ち着いてお参りされたい方もいれば、故人に相談されている方がいらっしゃるかもしれません。
また、墓地は走って転ぶと大きなケガにつながる可能性が高い場所です。
注意しておきたいですね。
5.まとめ
お墓参りの花は、あまり深く考えて迷う必要はありません。
今回お伝えしました「NGな花」を覚えておかれれば、後は故人の好みやあなたの気持ちで選ばれるのが良いかと思います。
お墓参りの花は「お花を買ってお供えする」というあなたの気持ちが大切です。
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