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第一石材が石材店を経営する「目的」と「手段」

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第一石材が石材店を経営する「目的」と「手段」
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こんにちは。兵庫県神戸市兵庫区にある株式会社第一石材の能島です。

(一社)日本石材産業協会認定の「1級お墓ディレクター」です。

のじま

何事にも目的と手段があります。

 

「目的」とは目指す事柄であり、その事柄を実現する行為・方法・要素が「手段」となります。

 

何かを成し遂げようとする場合には、目的と手段は必ずセットになっています。

わかりやすく言えば、「○○を実現するために、△△をする(△△がある」ということです。

 

しかし、知らず知らずのうちに「目的」と「手段」が入れ替わってしまうことが多々あります。

 

私も、長きにわたり石材店を営んできて感じることがあります。

 

それは、石材店の目的と手段

そして、石材店を経営する目的と存在意義です。

 

1.石材店の経営の目的は何でしょうか?

石材店の経営の目的は何でしょうか?

石材店の経営の目的は、石材店の数だけ答えはあると思います。

 

たくさん稼いで豪邸に住んだり、憧れの高級車に乗るためでしょうか?

会社を存続するためや、社員や支店を増やしたりして規模を拡大するためでしょうか?

 

当社も、もちろん会社を存続したり、私を含めて社員の給与を安定して得る必要がありますので、売上や利益でクリアしたい数字はございます。

しかしながら、そこは「結果」であって「目的」ではありません。

 

当社の目的は、「より良いお墓をお値打ちな適正価格で消費者にお届けすること」です。

 

そこを本気で追いかけた結果が、売上や利益につながると信じて営業しております。

 

本気で、そう考えておりますので、その目的に対してマイナスとなることは、可能な限り排除したいのです。

例えば、より多くの売り上げを上げるために、顧客数を必要以上に増やしたりすると、私の時間は限られているので、一人ひとりのお客様とやり取りする時間を短くせざるを得ません。

つまり、お客様の希望や考えていることを伺ったり、それに対して解決策や提案したりする機会が減ってしまうのです。

 

そうなると、お互いに後悔の元を生んでしまう結果になってしまいます。

 

お客様に対して全力で取り組んで、お客様の満足と引き換えに頂戴するのが代金と考えておりますし、簡単に言えば、仕事が雑になってしまうのが嫌なのです。

 

何より一番に大切にすべきことより、自社の利益を追いかけたりし過ぎると、そのシワ寄せは消費者に行ってしまうので、ある程度の上限を決めているのです。

 

結果的に売り上げや利益が増えて事業の拡大をするのは大変素晴らしいことですが、先に売り上げや事業拡大が目標にあり、そこを優先しすぎて、お客様の満足が後回しみたいなことは、当社にとっては目的と手段が入れ替わってしまった典型的な例となります。

 

2.第一石材が考える良いお墓の必須条件

第一石材が考える良いお墓の必須条件

ご先祖様や大切なご家族に安らかに眠ってほしいですし、それを長年の間も変わることもなく続いてほしい。

それが代々と受け継がれていくわけですね。

 

つまり、一言で言えばお墓に必要なのは「安心」です。

 

安心とは、気掛かりなことがなく心が落ち着く状態ですが、その状態が将来にも長く続くことと言う意味も含まれています。

その安心を、最上の形でお客様にお届けするために、石材店としては最善の努力と工夫が必要であると当社は考えています。

 

石材店としても、良いお墓を建てることが「目的」であれば、そのための「手段」を考える必要があります。

 

当社第一石材が考える、「本当に安心できる良いお墓の条件」は次の3つです。

 

  1. 一定期間の使用実績がある、安心して使用できる石材のみを使用する。
  2. お墓の土台となる基礎工事は、現代の住宅と同様の工事とする。
  3. お墓の構造は納骨室の中に水の入らない設計で、長年の修理不要の耐久性と耐震性を持たせる。

 

この3つに加えて、技術力の高い石材加工工場での加工や、腕利きの職人による墓地での施工が必要なのは言うまでもありません。

 

3.墓石こそ知ってほしい産地や加工方法

墓石こそ知ってほしい産地や加工方法

テレビ番組やコマーシャルなどでは、「〇〇産の□□を使って丁寧に作りました!」みたいなフレーズが飛び交っています。

本当に良いものを消費者にお届けするための根拠を示しているわけですね。

 

ところが墓石に関しては、石の種類や等級ぐらいまでは提示されていても、そこから先を詳しく説明する石材店はそう多くはありません。

 

なぜなら、ほとんどの消費者はお墓を建てるのが初めてのため、「石の違いや加工の差などについて説明をしたところでわからない」という売り手側の一方的な考えからです。

 

しかし、当社では、その違いを理解していただくために、石の産地や種類は当然のこと、加工による品質の違いや製品管理までを、一般消費者でもわかるよう懇切丁寧にご説明させていただいております。

 

「わからないうちに契約してしまおう」なんて言語道断。

ご理解と納得をいただけないと話を先に進めることはできません。

 

石材サンプルや資料だけでなく、墓石ショールームにて実際のお墓を見ていただきながらご説明させていただくとともに、国産墓石の場合なら、加工地である香川県高松市「庵治・牟礼」にある、当社指定の石材加工工場の見学も可能です。

 

一人ひとりのお客様に心から納得していただくためには、長年の実績がある本当に良い種類の石を扱うだけではなく、その根拠や証拠をお示しする必要があるからです。

 

「百聞は一見に如かず」ということわざがありますが、多くの方々が違いを感じて納得してくださいます。

 

  • 国産墓石に関しては、すべて国内の腕利き職人による石材加工工場で製作。
  • 中国産墓石に関しては、最高技術レベルの石材加工工場を指定し、石材の選定から墓石の完成までを自社で管理

 

たった2つの内容ですが、実際にできる石材店は全国にそう多くはないでしょう。

 

その理由や内容を、ぜひあなたご自身の目で確認し、実感していただきたいと考えております。

 

4.良い墓石でも施工技術が悪ければ意味がない!

良い墓石でも施工技術が悪ければ意味がない!

素晴らしい木材を使っても、大工さんの腕や設計が悪ければ良い家になりませんよね。

素晴らしい食材を使っても、料理人の腕が悪ければ美味しい料理になりません。

 

どんなに良い墓石を用意しても、お墓の土台となる墓地の基礎工事が入念でなく、施工職人の腕が良くないと、残念ながら良いお墓はできません。

 

当社は腕利きの職人のみが手掛け、時間と手間をかけて念入りな工事をしております。

それは、お墓の土台となる基礎工事が悪いと、文字通り「台無し」になってしまうからです。

 

残念ながら、いまだに「ベタ基礎工事」という、墓地の全面に鉄筋コンクリートの工事をせずに、墓石を地面の置くだけという建て方をする石材店が多く存在します。

 

住宅では、40年ほど前から大きく3回ほどの建築法の改正があり、近年の住宅は、地震に強く丈夫で長持ちするようになっています。

 

しかし、お墓には建て方の法律がなく、石材店の判断で建て方が決まってしまうので、昭和の時代からまったく同じ建て方の石材店もあるのです。

 

お墓は何代にも渡って受け継がれるものだけに、当社では、長期優良住宅レベルの基礎工事を行い、“震度7”の揺れに対応した免震ゲルによる耐震施工を施しております。

 

2018年6月に“最大震度6弱”を記録した「大阪北部地震」では、残念ながら多くのお墓が倒壊しましたが、当社が建てさせていただいた震源地から比較的近いお客様のお墓は、まったく問題なかったとの報告をいただいております。

 

5.当社の建てるお墓の最大の特徴は構造です!

当社の建てるお墓の最大の特徴は構造です!

  • 本当に良い石を高い技術でつくられた墓石を用意する。
  • その良い墓石を、しっかりした工事で腕の良い職人で建てる。

 

この2つを揃えるのは簡単ではありません。

本当に手間とコストが掛かるのです。

 

しかしながら、当社の努力不足でもあるのですが、お客様に納得していただけない場合もございました。

 

他の石材店さんより劣っているつもりはありませんが、近いレベルのものを提供できる石材店さんは他にもあり、当社を選んでいただけないことも何度もありました。

 

また、お墓のデザインも独自のもので、多くの方々に喜んでいただけるよう、力を入れてまいりました。

 

お陰様で、全国的な墓石のデザインコンテストである「墓石大賞」に5度選ばれ、多くのお客様に様々なデザイン墓石をご提供させていただいております。

 

しかし、お恥ずかしい話ですが、私たち墓石業界はデザインの無断盗用などは朝飯前で、何度も当社の墓石のデザインを上部だけ盗用されることも数多くありました。

 

お客様にも申し訳ないですし、やはり悔しいです。

 

「当社だけしかない、決定的な独自のものはないものか?」と何年も考えていました。

 

そんな時に、富士さん(仮名)というお客様が当社に来られました。

 

親戚のお墓の中が泥水であふれかえっていた。

自分が建てるお墓は、絶対に水が入らないようにしたい!

富士さん

富士さんは強い意志を持って話をされました。

 

何軒か他の石材店に行かれたところ、あまり良い回答をもらえなかったご様子で、色々と調べて当社に来られたのです。

 

私には嫌いな言葉があります。

それは、「こういうもの」「そういうもの」という言葉です。

墓石業界に入って間もない頃によく聞いた言葉です。

 

「お墓とは、こういうものです。昔から、そういうものです」

お客様の考えや意見を聞かず、石材店の都合を押しつけるように、この言葉は多用されていました。

 

墓石業界に入ったばかりの私は、「こんなにお客様の立場や気持ちを考えない業界はおかしい!?」と、とても違和感を感じていました。

絶対に自分は言わないと心の中で決めていたのです。

 

しかし、私も富士さんに対して、他の石材店さんと同じような回答をしてしまったのです・・・

 

全国のほとんどの地域のお墓は、大なり小なりカロート(納骨室)の中に水が入るものですよ・・

能島

富士さんへのこの言葉は、まさに「そういうもの」という内容になっていました。

 

自分の発した言葉にハッと気づき、「このまま断ってはいけない!」という直感のようなものが働きました。

 

何か案を考えてみますので、少し時間をください!

能島

とだけ、富士さんにお伝えしました。

 

「とにかくやってみよう!」と、先入観を捨てて取り組むことにしたのです。

 

富士さんは北陸方面にカロートの中に水が入らないお墓があることをご存知でしたが、関西のお墓とは墓地の広さだけでなく、墓石の大きさや形状がまったく違います。

その地域のお墓は、墓地が広くて、墓石もとても大きいのです。

 

その機能を比較的規模の小さい関西のお墓に盛り込むことはできるのか?と不安でしたが、当社を信用してくださった富士さんとも相談をして、試行錯誤を重ねると、意外に早く設計を進めることができ、完成に辿り着くことができたのです。

 

その設計内容は、自画自賛になりますが、素晴らしい別次元の完成度でした。

富士さんにも報告すると満足していただき、無事に契約となりました。

 

そして、実際に富士さんの墓地で、新設計のお墓の工事が終わり完成したのを見て、改めて段違いのレベルの完成度になっていることが確信できました。

 

お墓のカロート(納骨室)の中に水が入らないだけでなく、虫などの侵入も許さない構造。

長い年月にわたり、ほとんど修理が不要になった耐久性の向上。

従来よりさらに地震に強い耐震性の向上。

 

「すごいのができたな・・・と、長年の石材店の経験でも記憶にないほど感慨深いものでした。

 

6.新構造墓石のさらなるステップ

新構造墓石のさらなるステップ

しかし、問題がないわけではありません・・

 

従来のお墓より使う石の量が増えるので、お墓全体の重量が増えます。

そのため、墓地に強固な工事が必要になるだけでなく、お墓の設置も大変で手間が掛かります。

 

最大の問題は、その分だけ価格が高くなってしまうことです。

 

「これでは、お客様にお勧めするのは難しい・・」と当時は思ったのです。

 

当社に来られるお客様は、「良いお墓を建てたい」と考えておられる方が多いのですが、それでも、この新しい仕様に高い評価をいただけるとは思えなかったのです。

 

お墓の見た目は、一般消費者から見るとほとんど変わらないし、「どんな素晴らしい構造であっても、理解を得るのは難しいだろう・・」と、これまでの経験から判断していました。

「こういう新設計の構造のお墓を開発したのですが・・」と、本当に恐る恐るですが、少しずつ案内をさせていただくことにしたのです。

 

ところが、想像より良い反応が返ってきますし、その新しい構造のお墓で建てられたお客様の満足度が以前より間違いなく高いのです。

 

「石材店が考えるお客様の求めていること」と、「実際にお客様が求めていること」の違いを発見できる機会となり、少しずつ手応えを感じ始めていました。

 

お墓を建てようとするお客様にとって、どこの石材店で建てても同じと感じるのは、明確な違いがわかりにくいのが原因なのですが、この新構造の墓石に関しては当社の予想を大きく上回る理解をお客様からいただけていると確信できたのです。

 

そこで、この新しい墓石の構造を特許出願することにいたしました。

 

墓石のデザインのように、「今度は上部だけの盗用は許さない!」という強い気持ちがありました。

特許出願は、結果的にお客様に迷惑が掛かる、同業他社の無断盗用を断固として防止するための目的でもあるのです。

 

また、この新構造の墓石をお客様にご案内するときに、親しみやすく覚えていただけるようなネーミングが必要と感じていました。

「信頼棺®️(しんらいかん)」として商標登録(商標登録5905643号)をし、全面的に大きく当社の主力商品として打ち出すことにしたのです。

 

 

「信頼棺®」は登録商標、特許・実用新案登録の技術

そして、特許出願から2年数カ月を経て、特許登録(特許第6465491号)に加え、実用新案登録(3215973号)も取得し、
名実ともに新構造の独自構造墓石“納骨室に水が入らないお墓”「信頼棺®」となった
のです。

 

そこからは徐々に当社のある神戸市以外のお客様も増え始めまして、驚くような地域からも問い合わせをいただくほど、多くの方々に受け入れていただいております。

 

7.「信頼棺®」は目的ではなく手段です

「信頼棺®」は目的ではなく手段です

さて、ここで最初の「目的」と「手段」に戻りたいと思います。

 

繰り返しになりますが、「より良いお墓をお値打ちな適正価格で消費者にお届けすること」が当社の目的です。

その目的があるから、「信頼感®️」の開発に取り組むことができましたし、それが本当にお客様にとって有益であると確信が持てたので、大きく方針を切り替えて主力商品としたのです。

 

「価格が上がって当社の利益が増えるのか?」と言われると、大きくは変わりません。

 

以前と違って、相見積もりや低価格勝負の状況が減り、ありがたく契約につながる面もありますが、この新構造墓石「信頼棺®️」は、墓石の加工に手間と時間が掛かりますし、墓地にて設置する工事も、基礎工事からすべての作業が大変になるので、原価や施工費も高くなるのです。

「信頼棺®️」仕様の墓石の加工方法や施工方法を他の石材店さんに話すと、「とてもじゃないけどウチではできない」とか、「手間と時間を考えると商売としては採用できない」という声が大半です。

 

もし会社の利益を伸ばすためとか、会社の規模を拡大するためと、私が真っ先に考えていたら、この「信頼棺®️」を開発することもなければ、継続販売することもなかったでしょう。

 

とにかく、「より良いお墓をお値打ちな適正価格で消費者にお届けすること」が目的なのです。

そのための手段の一つとして「信頼棺®️」があり、高品質の墓石や施工を保っているのです。

 

8.まとめ

最近、大きなニュースになっている自動車販売会社のように、お客様に迷惑どころか犯罪を重ねて、利益やノルマの達成のために何でもありになってしまったのも、目的と手段が入れ替わってしまった典型的な例に見えてしまいます。

 

お客様に、「より良いお墓をお値打ちな適正価格で消費者にお届けすること」という目的さえブレなければ、間違った手段を取らずに良い結果になると信じて、今後も社名通りの「お客様第一主義」の第一石材を運営していきたいと思っております。

 

 

【実録映像】お客様インタビュー動画(00:04:40)

 

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