お墓の納骨室に雨水?|建てる前に知るべき水の問題
1955年(昭和30年)福岡県福岡市生まれ。
歌手の郷ひろみさんと生年月日・出身地とも同じ。
- 近畿大学法学部 経営法学科卒業
- 株式会社 第一石材 代表取締役
- 一般社団法人 日本石材産業協会 理事
- 神戸市石材企業協同組合 代表理事
もともとは、店舗や小規模事業者への販売・営業指導のアドバイザーとして活動していたが、石材店への指導をきっかけにお墓業界へ入る。
売り手中心の考え方が色濃く残る業界に疑問を持ち、「日本で一番正直で最も信頼できる石材店であること」をモットーに、消費者目線でのお墓づくりを実践。
NHKやテレビ朝日「マツコ&有吉の怒り新党」など多数のメディアで紹介される。
全国デザイン墓石コンテスト「墓石大賞」を5回受賞。
一般社団法人 日本石材産業協会認定「1級お墓ディレクター」。
特許・実用新案登録の独自構造墓石“納骨室に水が入らないお墓”「信頼棺®」を開発し、全国各地から問い合わせや建墓依頼が寄せられている。
絶対に後悔しないお墓づくりを追求し、お墓選びで後悔する人を一人でも減らすことを信条に活動している。
のじま
梅雨や台風の時期になると、強い雨が続くことがあります。
最近の雨は、昔の「夕立」という言葉では片づけられないほど激しいことも珍しくありません。
人間の家なら、雨漏りがあればすぐに気づきます。
天井にシミができたり、床が濡れたりすれば、「これは大変だ」となりますよね。
ところが、お墓の場合はそうはいきません。
外から見ると、きれいに建っているように見える。
でも、その下にある納骨室がどのような状態なのか。
そこまで確認されている方は、決して多くありません。
今回は、梅雨や豪雨の時期に考えておきたい「お墓の雨水対策」と「納骨室の環境」についてお話しします。
目次
1.お墓の水問題は、外から見ただけではわかりません

お墓参りに行くと、私たちはまず外から見える部分に目が向きます。
- 墓石の表面が汚れていないか。
- 雑草が伸びていないか。
- 石と石の継ぎ目の目地が切れていないか。
こうした部分は、比較的気づきやすいところです。
しかし、本当に大切な場所は、普段は見えません。
それが、納骨室です。
納骨室とは、ご遺骨を納めるお墓の内部空間のことです。
地域によっては「カロート」と呼ばれます。
ここは、ご先祖様や大切な家族のお骨が眠る場所です。
つまり、お墓の見た目以上に大切な場所と言ってもよいでしょう。
ところが、その納骨室に雨水が入っていることがあります。
しかも、外から見ただけではほとんどわかりません。
お墓の表面はきれいでも、中は水がたまっている。
そんなことが、実際に起こるのです。
「まさか、うちのお墓は大丈夫やろう」
そう思いたくなる気持ちはわかります。
私もできれば、そう言いたいです。
でも、石材業界の現場を長く見ていると、そう簡単には言えないのです。
2.なぜ納骨室に水が入ってしまうのか?

お墓は屋外に建っています。
雨、風、湿気、地震、地盤の動き。
こうした自然環境の影響を、常に受けています。
特に雨水は、お墓にとって大きな問題です。
従来のお墓の多くは、雨水がどこからも入らないように設計されているわけではありません。
- 石と石のすき間
- 目地の劣化
- 構造上の弱点
そうした部分から、水が納骨室に入ってしまう構造なのです。
もちろん、すべてのお墓が同じ状態ではありません。
立地条件や施工方法、石材店の考え方によっても違います。
しかし、「お墓は雨ざらしだから、多少水が入るのは仕方がない」という感覚が、長く業界に残っているのも事実です。
でも、ここで一度考えてみてほしいのです。
もし自宅の寝室に水が入ってきたら、どうでしょうか。
「まあ、雨やから仕方ないですね」
そんな説明で納得できるでしょうか。
おそらく、できないはずです。
それなら、ご遺骨が眠る納骨室についても、同じように考える必要があるのではないでしょうか。
3.大切なのは、墓石は見た目だけで選ばないこと

お墓を選ぶとき、多くの方が気にされるのは、石の種類や色、形、デザイン、価格です。
もちろん、それらも大切です。
長く残るものですから、見た目に納得できることも必要です。
ただ、それだけでお墓を決めてしまうのは危険です。
本当に確認してほしいのは、見えない部分です。
- 基礎工事はどうなっているのか。
- 地震対策はされているのか。
- 雑草対策は考えられているのか。
そして、納骨室に雨水が入らない構造なのか。
ここまで確認して、はじめて「安心できるお墓づくり」に近づきます。
お墓は、完成したあとに内部構造をやり直すのが簡単ではありません。
服のサイズ直しのようにはいきません。
「ちょっと納骨室だけ替えましょうか」とは、なかなか言えないのです。
だからこそ、建てる前の石材店選びが重要になります。
4.第一石材が納骨室にこだわる理由

第一石材では、納骨室に水が入らないお墓「信頼棺®」を開発しました。
これは、単に珍しい構造をつくりたかったからではありません。
お客様からの声や、現場で見てきた納骨室の実態があったからです。
- お墓の中に水がたまっている。
- ご遺骨が湿った環境に置かれている。
- ご家族はそのことを知らない。
その現実を見たとき、「これは仕方がない」で終わらせていい問題ではないと考えました。
お墓は、石を建てるだけのものではありません。
その中に眠る方を、どのような環境でお守りするのか。
そこまで考えるのが、本来のお墓づくりだと思います。
梅雨や豪雨の時期は、普段見えないお墓の中を考えるきっかけになります。
すでにお墓をお持ちの方は、納骨や点検の際に石材店へ状態を確認してもらうのも一つです。
これからお墓を建てる方は、ぜひ契約前に石材店に聞いてみてください。
「このお墓は、納骨室に水が入らない構造ですか?」
この一言で、石材店の考え方が見えることがあります。
5.まとめ
お墓の雨水問題は、普段のお墓参りだけでは気づきにくい問題です。
外から見れば、きれいに見える。
でも、納骨室の中まではわからない。
ここに、お墓選びの難しさがあります。
石の色や形、価格だけでなく、その中に眠る方の環境まで考えること。
これが、後悔しないお墓づくりには欠かせません。
特に梅雨や豪雨の時期は、お墓の中の水問題を考える良いきっかけです。
ご先祖様や大切なご家族のお骨が眠る場所だからこそ、見えない部分にも目を向けていただきたいと思います。
6.納骨室まで考えたお墓づくりをご相談ください

第一石材では、墓石の見た目だけでなく、基礎工事、地震対策、納骨室の構造まで含めて、お墓づくりをご提案しています。
- 「お墓の中に水が入らないようにしたい」
- 「納骨室の構造まで説明してほしい」
- 「石材店選びで後悔したくない」
そんな方は、どうぞお気軽にご相談ください。
お墓は、建てて終わりではありません。
大切な方を、これから何十年もお守りしていく場所です。
だからこそ、見える部分だけでなく、見えない部分まで安心できるお墓づくりを大切にしています。
納骨室まで考えたお墓づくりのご相談はこちら👇
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