あなたは信じる?信じない?お墓にまつわる風習・迷信・言い伝え
こんにちは。兵庫県神戸市兵庫区にある株式会社第一石材の能島です。
(一社)日本石材産業協会認定の「1級お墓ディレクター」です。
のじま
お墓を建てるのは、ほとんどの方が初めての経験です。
それだけに、何もかもわからないことばかりかと思います。
わからないのは、墓石に使用する石や価格だけではありません。
お墓には昔から伝わる風習や迷信、言い伝えなどがあります。
それも、地域ごとに内容が異なります。
今回の記事は、それらの中から3つの事柄についてご紹介したいと思います。
信じる信じないは、あなた次第です。
目次
1.うるう年にお墓を建ててはいけない!?
4年に一度ある年間366日となる閏年(うるう年)には、お墓を建ててはいけないという言い伝えがあります。
「うるう年にお墓を建ててはダメ?」
いったい何を言っているのだろう?と思われる方もいるかと思いますが、地域によってはいまだに根強い風習なのです。
石材店であれば、今の時代には全く関係ない風習だと知っていることなのですが、その理由や根拠は一般の方にはほとんど知られていません。
現在では太陽暦が使われ、4年に一度だけ1日だけ多い366日で調整していますが、明治7年(1874年)までは太陰暦(旧暦)が使われており、何年かに一度30日多くして、1年を13カ月として調整していたのです。
その当時の武士などは、現在のように月給ではなく年給だったので、「その年は同じ給金で1カ月多く過ごす必要があるため、高価なものを購入せず節約をして過ごしましょう」と、藩主から家臣に通達されました。
最初は「仏壇を買っていけない」というところから始まり、その後「お墓も建ててはいけない」に発展したと言われています。
何か宗教的な理由があるわけでもなく、はるか昔からの言い伝えでも何でもなく、江戸時代の苦肉の策とも言える節約術に過ぎないのです。
150年近く前に廃止になった太陰暦(旧暦)だったから存在した一時的なルールに過ぎないのですが、なぜが現在でも、関西の一部だけでなく、四国や九州の一部にも根強い風習として残っています。
現在は太陽暦ですし、多くの方が月給だと思います。
年俸制のプロ野球選手でも実際は12カ月に分割されて振り込まれるそうです。
1カ月の節約が必要だった150年近く前に廃止された太陰暦の時の節約ルールを、今の時代においても守る守らないは自由なのですが、「お墓や仏壇がダメ!」というルールなのであれば、大きな出費が必要となることは全て出来ないことになりませんか?
家やマンションも買えませんし、自動車を買ってはいけませんし、家族旅行なども行けませんね。
結婚式などもダメとなりますし、進学された時に入学金などもダメになります。
この風習が残っている地域の人に、「なぜうるう年にお墓を建ててはいけないのか?」と尋ねても、「そういうもの・・」という、理由になっていない返答しか返ってきません、
さて、あなたは信用しますか?
2.霊標(墓誌)の設置は右か?左か?
お墓のご先祖様の名前が彫られている霊標(墓誌)は、絶対に左に置かないとダメ!という地域もあります。
「かつて霊標を右に置いた家族が全員早く亡くなったから、この地域では左に置くものと決まっている!」というのが理由です。
霊標(墓誌)に関しては置き場所には決まりはなく自由なのですが、関西では右が多い傾向と感じます。
関東では、左側の設置されていることが多いようですね。
ご存知の方も多いと思いますが、関東のうなぎの割き方は背開き。関西のうなぎの割き方は腹開きです。
武士文化の「関東」では、「腹開き」は切腹を想像させることから避けられ背開きにした。
商人文化の「関西」では、「お互い腹を割って話そう」という意味を持たせて腹開きにした。
というのが理由です。
霊標(墓誌)の設置位置もそんな感じでしょうか?
3.「お骨を土に還す」という納骨方法
お墓への納骨方法でも地域特有の風習があります。
それが、関西特有の納骨方法である、「お骨を土に還す」という納骨方法です。
つまり、骨壺の状態でお墓の中に納骨するのではなく、骨壺からお骨を取り出してお墓のカロート(納骨室)の中に直に撒くか、綿や麻の布で作った袋にお骨を移し替えて納骨したりするのです。
そのため、関西のお墓のカロートの中は底が土になっています。
このような納骨方法になったのは今から50年ほど前の1970年代の頃からです。
そんなに古くからある風習ではないのです。。
ところがです・・
1000度を超える高温の火葬炉で焼かれた焼骨はセラミック化され、そう簡単には土に還りません。
おそらく、数百年単位では土に還らないとも言われています。
土葬による埋葬の場合は、年月と共に肉体が腐敗し、バクテリア等の作用により、おおよそ100~150年程で土に還りますが、火葬のお骨はそうはいかないということです。
「お骨を土に還す」という目的で納骨したはずなのに、実際には土に還らないというのが現実です。
結局のところ、50年経っても、100年経っても、お骨は土に還らず、お墓のカロート(納骨室)の中で、どれが誰のお骨かわからない状態で散乱しているのです。
かつてのように、一ところに100年、200年とお墓が在り続けることが難しくなった現代社会においては、将来的にどこかにお骨を移すことがあるかもしれません。
そう考えると、どれが誰のお骨かがきちんとわかる方法で納骨しておく方が良いと思うのですが・・・
- 骨壺の状態で納骨する
- お墓の中に直にお骨を撒く
- 綿や麻の布で作った納骨袋に入れて納骨する
さて、あなたは、どの納骨方法を選びますか?
4.まとめ
今回は、お墓にまつわる3つの風習的な事柄についてご紹介いたしました。
いずれも、科学的根拠に基づいたものではありません。
その地域に、なんとなく続いている迷信や言い伝えのようなものです。
しかし、いくら科学的根拠がないと言っても、親戚などから強く言われると気になりますよね。
かといって、「なるほど!」というほど、説得力があるようには思えません。
お墓には昔から伝わる風習や迷信、言い伝えなどがありますが、まったく無視する必要はありませんが、すべてをそのまま信用するのも考えものです。
お墓は、亡くなった大切な人のお骨を納めて供養するためにものです。
そのためには、何が一番ベストなのかを考えて進めていくことが最も重要ではないでしょうか。
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