価格よりも“安心”で選ぶ時代へ|中国産墓石の真実と見極め方

※本記事は、2013年5月31日に公開した内容を、2025年10月に全面リライト・再構成したものです。
最新の為替状況や石材業界の動向を反映し、内容をアップデートしています。
NHKやテレビ朝日「マツコ&有吉の怒り新党」など、多くのメディアで紹介された、神戸市兵庫区の株式会社第一石材です。
「お客様にとって、正直で信頼できる石材店であること」を信条に、(一社)日本石材産業協会認定「1級お墓ディレクター」能島孝志が、あなたのお墓づくりを心を込めてお手伝いします。
のじま
定年を迎えるのを機に、自分たちの“終の棲家(ついのすみか)”を考えはじめる方が増えています。
また、郷里にあるお墓を今の住まいの近くへ移す「改葬(かいそう)」を検討する方も多いでしょう。
近年は「国産・外国産にはこだわらない」「品質と価格のバランスで選びたい」という考えの方も少なくありません。
そうなると、やはり注目されるのが「中国産墓石」です。
しかし、中国産墓石も“安ければいい”という時代は終わり。
これからは、“安心して長く守れるお墓”をどう選ぶかが大切です。
目次
1.中国産墓石のコスト構造を知る
外国産墓石の加工地の主流は、今もなお中国。
その背景には、価格競争力の理由を理解すると、なぜ「安い」だけで判断してはいけないのかが見えてきます。
1-1.取引は「円:ドル 」で行われる
墓石の輸入は、直接「円:人民元」で決済されることはほとんどなく、米ドル(USD)を介した取引が主流です。
そのため、輸入価格は円/ドルの為替レートに大きく左右されます。
たとえば、
- 2013年当時:1ドル=約98円前後
- 2025年現在:1ドル=約147円前後
この約10年で円は40~50円も値下がり。
つまり、同じ墓石を同じ価格でドル建て仕入れたとしても、円換算では約1.5倍のコスト増になるということです。
「安いと思っていたのに、いつの間にか高くなっていた」
──それは、石が値上がりしたのではなく、為替が変わっただけというケースも珍しくありません。
1-2.加工技術と現地事情の壁
墓石の製作は、見た目以上に職人の経験と感覚が必要な仕事です。
石を切ってみなければ内部のキズや模様はわからず、地域ごとの墓石形状(神戸型・京都型など)にも違いがあります。
また、本格的にインドやベトナムなどに生産拠点を移そうとしても、工場建設や人材育成には莫大なコストと時間がかかります。
結果的に、現在でも「墓石を安定して加工できる国」は中国以外にほとんど存在しないのが実情です。
余談ですが、私もこれまで200回以上、中国各地の石材工場を訪れました。
どの工場に行っても、社長さんが昼食をご馳走してくださるのが恒例で、いつも豪華すぎて恐縮します。
しかも、日中にもかかわらず必ずビールが出てくるのが中国流。
「このあともまだ3軒まわるんですが…」と言いながら、断りきれず完食&乾杯してしまうのが悩みです(笑)
2.品質を支えるのは“検査(検品)体制”
外国産墓石を選ぶうえで、最も大切なのが品質管理です。
同じ中国産であっても、検査(検品)体制の違いによって仕上がりはまったく異なります。
チェックすべきポイント
- 加工前の原石確認(色目・石目など)
- 各工程(切断・研磨・仕上げ)での中間検査
- 出荷前の最終検査(寸法・仕様・加工精度など)
- 写真による検査(検品)報告の実施
「中国加工=不安」という印象を持たれる方も多いですが、信頼できる工場と連携し、きちんと検査(検品)を重ねれば、国内加工と同じというわけにはいきませんが、一定以上の品質を確保することは可能です。
3.為替がもたらす実際のコスト差を考える
墓石の価格は、石の種類に加え、為替レートの変動に左右されることがあります。
たとえば、2013年に1ドル=約98円だった頃、80万円で仕入れられた中国加工の墓石が、2025年(1ドル=約147円)では約120万円前後になる計算です。
つまり、「外国産=安い」という時代は終わりを迎えつつあります。
むしろ、国産との価格差は縮まり、品質差で選ぶ時代に変わってきているのです。
4.国産墓石と中国産墓石の比較
外国産墓石を検討するうえで、「何を重視するか」を整理してみましょう。
以下の比較表が、その考え方のヒントになります。
項目 | 国産(国内加工)墓石 | 中国産墓石 |
加工品質 | 熟練職人による高精度仕上げ | 上位工場では安定品質を実現 |
検査体制 | 国内で直接確認が可能 | 現地に出向くか写真報告で管理 |
為替の影響 | ほぼなし | ドル円レートに左右されやすい |
納期 | 契約通り | 船便輸送につき天候や国際情勢に左右 |
コスト感 | 中~高価格帯 | 中~やや低価格帯 |
総合評価 | 高品質を求める方向け | コストと品質の両立を重視する方向け |
5.まとめ|価格よりも「安心」で選ぶ時代へ
墓石選びは、一生に一度の大きな買い物。
だからこそ、「誰から、どんな想いで買うか」が何より大切です。
忘れてはいけない4つの視点
- 墓石の輸入は「円:ドル」で、為替が価格を左右する
- 生産国を変えるのは容易ではない(技術・設備の壁)
- 品質のカギは“検査(検品)体制”にある
- 「安いから」より「信頼できる」から選ぶ時代へ
当社第一石材では、中国の提携工場と連携し、全工程の詳細検査(検品)・報告を徹底しています。
「価格」よりも「安心」でお墓を選びたい──そんな方の思いに、これからも誠実に応えてまいります。
※本記事の内容は2025年10月時点の情報をもとに再編集しています。
今後の為替や業界状況により内容が変わる場合があります。
最新のご相談はお気軽にお問い合わせください。
私たちに30分の時間をください!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
しかし、この記事だけでは、あなたのお墓への疑問を解決するにはまだまだ情報量が足りません。
もし、あなたが、
- 満足のいくお墓を建てたい
- お墓づくりで絶対失敗したくない
と思われているのなら、私たちに30分だけ時間をください。
方法は簡単です。
当社にお電話をしていただき、「お墓無料相談」の予約をしていただくだけです。
└フリーダイヤル:0120-756-148(ナゴム・イシヤ)
スマホなら、下記の電話番号をプッシュしていただくだけです。
ご対応は、一般社団法人日本石材産業協会認定の「1級・お墓ディレクター」資格者である、私、能島孝志が承ります。
もちろん、相談は一切無料です。
私たちに30分のお時間をいただければ、あなたがお墓づくりで失敗する確率はかなり少なくなるはずです。
また、当社にご来店いただければ、あなたのお墓づくりの半分は成功へと近づくでしょう。
そして、あなたのお墓づくりを当社にお任せいただけるのなら、満足を超えた感動をご提供できると自負しております。
しかし、問い合わせをすれば、
- 「売り込まれるんじゃないか?」
- 「後からしつこく電話が掛かってくるんじゃないの?」
なんて、心配をされているのならご安心ください。
当社では、
●しつこい営業は絶対にいたしません。
●売り込み電話は絶対にいたしません。
●自宅への押しかけ営業は絶対にいたしません。
安心してご相談ください。
「お墓無料相談」のご予約は、以下のフォームから、お電話・メールにてお申し込みください。
【実録映像】お客様インタビュー動画(00:03:33)
メタディスクリプション(270文字)
国産・外国産にこだわらず、安心できるお墓を建てたい方へ。中国産墓石は「安い」だけではなく、為替や検査体制によって品質や価格が大きく変わります。この記事では、定年を迎える世代に向けて、輸入の仕組みや品質の見極め方をわかりやすく解説。価格より“安心”で選ぶ時代の新常識をお伝えします。
Facebook投稿誘導文+ハッシュタグ
「外国産は安いけど心配…」
そんなイメージを持っていませんか?
実は、今の中国産墓石は“安さ”よりも“品質管理”が鍵。
この記事では、価格の裏にある為替の仕組みや検査体制の違いをわかりやすく紹介しています。
安心して選びたい方、ぜひご覧ください。
#中国産墓石 #外国産墓石 #お墓選び #定年後の暮らし #お墓の引っ越し #改葬 #墓石選びのポイント #第一石材 #信頼できる石材店 #お墓の新常識