墓石に吸水率の低い石を選んでもお墓の中に水が入るのをご存知ですか?
お墓選びで多くの人が気にされるのが、墓石に使う石選びです。
国産高級石なら「庵治石」「大島石」「天山石」・・・
外国産なら、中国産、インド産のどの石を使用するか?石の色目・耐久性など、とにかく墓石の素材となる石は気になるところです。
こんにちは。(一社)日本石材産業協会認定「1級お墓ディレクター」資格の能島孝志です。
兵庫県神戸市で、“カロート(納骨室)に水が入らない特許構造墓石”『信頼棺®』を販売する、(株)第一石材の代表を務めさせていただいております。
のじま
お墓は一生に一度買うかどうかの大きな買い物だけに、どんな石を選べば良いのか悩んでも不思議ではありません。
そんな中でも、「吸水率」にこだわる人は少なくありません。
どうも、水を吸いやすい石かどうかが気になる人が多いようですね。
でも、なぜ水を吸いにくい石を選ぶのでしょうか?
何か特別な理由があるのでしょうか?
そこで、今回の記事は、お墓・墓石と水との関係についてお伝えしたいと思います。
目次
1.見た目に気になる墓石の水シミ
多くの消費者が気になるのは、なぜか石のことばかり?
その中でも多いのが「吸水率」です。
たしかに、吸水性や強度などは耐久性に影響がないと言えませんので、硬くて水を吸いにくい石を選ばれるのに越したことはありません。
インターネットなどでお墓のことを調べておられる消費者が、石を選ぶ際に気にされるのが吸水率なのです。
確かに、吸水率の高い石でお墓を建てれば、吸い込んだ水が石の中に溜り水シミになりやすいのは事実です。
つまり、見た目が良くないのです。
この見た目の悪さを考え、吸水率の低い石を選ばれる人が多いのです。
2.石と「吸水率」との関係
石が水を吸うことで、いったいどんな影響を及ぼすのかも気になるところですね。
冬場に石に吸い込んだ水は、石の中で凍結し氷となります。
水が氷になる際に、体積が約10%膨張します。
つまり、石の中で水がふくらみ大きくなるのです。
その繰り返しによって、石の組織が少しづつ破壊され風化に影響してきます。
そのため、吸水率の低い石は水を吸い込みにくいため、風化につながりにくいというわけで、お薦めとなるのです。
ただし、これも一概には言えません。
少々吸水率の高い石であっても、水を吐き出しやすい性質の石もあるのです。
そのあたりは、石材店に相談してみるといいでしょう。
3.なぜ「吸水率」の低い石が好まれるのか?
これまでの説明で、吸水率については、あらかたお分かりいただけましたかと思います。
吸水率の低い、いわゆる水を吸いにくい石を選ぶ理由は、
- 水シミが気になる=見た目
- 風化に関係する=耐久性
この2点です。
これは、決して間違った選択ではありません。
単なる「石選び」なら正しい選択だと思います。
けれども、「お墓選び」なら一概にそうとは言えません。
お墓は単なる石ではありません。
記念碑(モニュメント)でもありません。
いいお墓づくりのためには、これだけでは足りないのです。
4.知っていますか?お墓の中に水が入ることを…
国産の高級石材や吸水率の低い良い石を選んだとしても、カロート(納骨室)の中は水びたしなのをご存じですか?
おそらく、日本全国ほとんどの消費者は、お墓の中に水が入るということを知らないと思います。
…というよりむしろ「水なんか入らない」と思っていませんか?
納骨の際には、石材店にきちんと作業をしてもらっているので、カロート(納骨室)の中に水なんて入るわけがないと…
確かに、ご納骨が終わればモルタルなどで目地止めをします。
これも、地域や石材店によっては何もしないところもあるのです。
その理由は作業が面倒なのと、さほど効果がないからです。
しかし、お骨を納める部分は将来的にまた開ける箇所なので、二度と開けることができないような固定方法はいたしません。
どちらかというと、簡単に開けることができる程度の目地止めです。
そのため、目地が切れると隙間から水が入るのです。
これは、全国のごく一部の地域の墓石を除いて、ほとんどは水が入ってしまう構造なのです。
もちろん、当社、第一石材がある兵庫県を中心に一般的に使用されている、和型の「神戸型」と呼ばれる形の墓石も当然水が入ります。
お骨が水の中にプカプカと浮いていたという話も耳にしました。
また、水だけならまだしも、クモが巣を作ったり、ムカデやゲジゲジなどの害虫が居るのはごく当たりまえ。
ひどい場合には、スズメバチが巣を作っていたり、ヘビが住みついていたという話も聞いたことがあります。
5.お墓の主役はいったい誰?
ここで今一度考えてみましょう!
- お墓はいったい何のために建てるのでしょう?
- お墓は誰のために建てるのでしょう?
答えは簡単です。
お墓は、大切な方のご遺骨を納めお祀りをするためのものです。
そして、残された家族のためのものでもあります。
そのよりどころである、大切なご遺骨を納める場所であるカロート(納骨室)内に、水が入ったり、虫が住みついたりしても、あなたは平気ですか?
もし仮に、あなたの寝室が雨漏りしたり、クモやムカデ・ハチなどの虫が住みついていても、気持ちよく寝ることができますか?
実は、そんなところにご先祖様を納めているのですよ。
いくら吸水率の低い高価な石でお墓を建てたとしても、あなたの見えない所、知らない所は水浸しの状態なのです。
6.納骨室に水が入らないお墓「信頼棺®」
当社では、ある一人のお客様からのご相談を受けたことがきっかけで、納骨室に水が入らない特許構造のお墓づくりに成功しました。
その後、コンパクト墓地にも対応できるよう改良を重ね、2018年(平成30年)2月に実用新案登録、2019年(平成31年)1月に特許登録となりました。
納骨室に水が入らないお墓「信頼棺®」は当社、第一石材が商標登録済みの独自技術の墓石です。
「信頼棺®」は、カロート内に水が入らないというだけではなく、地震に対しても強い構造となっており、極めて優れた耐久性を誇ります。
良い石・良い施工はもちろん大切な要件ですが、お墓の主役である大切なご遺骨を納める場所(カロート)こそ、安心して安らかに眠って頂ける環境にしてあげるべきではないでしょうか。
ご先祖様にとって、残された家族にとって、本当に良いお墓とは、石のランクを一つ下げても、水が入らず、地震に強い、優れた構造の墓石を選ぶべきです。
そう考えると、「良い石」だけでは、「いいお墓」とは言えないのです。
7.まとめ
いかがでしたでしょうか。
いくら吸水率を気にしても、表面から見える部分だけであることをご理解いただけましたでしょうか。
良い石を使って、良い施工をしても、本当の意味での「いいお墓」と呼べるものではありません。
お墓に納められたご先祖様が気持ちよく休んでもらえる場所であり、残された家族が気持ちよくお参りできてこその「いいお墓」なのです。
お墓の周りをスズメバチが飛び回っているようでは、いくら吸水率の低い石を選んでも何の意味もありません。
お墓づくりは、石や施工内容も気になるでしょうが、構造にもちょっと関心を持ってみてください。
“カロート(納骨室)に水が入らないお墓「信頼棺®」”については、「信頼棺®」正規取扱店にご相談ください。
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