石材店が解決できないダントツ1位のお墓相談とは?
こんにちは。兵庫県神戸市兵庫区にある株式会社第一石材の能島です。
(一社)日本石材産業協会認定の「1級お墓ディレクター」です。
のじま
当社は、墓石を販売しているだけの石材店ではないつもりです。
お墓に関するお客様の悩みや疑問などを解決して、より高い満足を長年にわたり継続していただくことを目標にして、30年ほど石材店を続けております。
お客様の高い満足に対して代金をお支払いいただくことを念頭に置いているので、よく言われる「モノ」を売るのではなく「コト」を売るということを知らない間にやっていたのかもしれません。
近年は、ありがたいことに他府県の様々な地域からもご相談をいただけます。
お墓には地域の風習などもあるので新しい発見もありますし、様々な内容のご相談もあり、お陰様でより幅広い問題解決が可能になったと感じています。
ところが、どうしても解決できない問題があるのです・・
当社へご連絡をいただき、お電話やメールなどの段階で「残念ながら当社としてご協力はほとんど何もできません・・」とお伝えする問題があります。
しかも、その問題は長年の間にも変わることなく、ずっと解決できない問題の不動の一位なのです。
それは当社だけでなく、他の石材店様も、業界団体であってもきっと同じです。
事実、私もご相談に対応しております、日本最大の石材関連業界団体である(一社)日本石材産業協会の「お墓の相談窓口」であっても解決できませんし、私が代表理事を務める神戸市石材企業協同組合の「お墓・墓石の無料相談」であっても、やはり解決できないと断言できます。
そこまで解決できないお墓の問題とは、いったいどういったことなのでしょうか?
目次
1.お墓を建てる石材店を選びたくても選べない?
当社のブログを読んでいただくと、いくつかの大切なテーマがあります。
その中でも、「良いお墓を建てるには石材店選びが重要!」という内容については、何度も何度も書かせていただいております。
そんな当社のブログを読んでいただき、期待を込めてお問い合わせてをいただいても、「残念ながらご期待にお応えできません」としかお伝えできないのが、“お墓を建てる石材店を自由に選べない”ことなのです。
これが当社が解決できない問題で、ダントツで長年の不動の1位です。
今あるお墓を建て替えたい、あるいは改修したいとお問い合わせをいただいても、そのお客様の墓地によって対応ができるかどうかが決まってしまうのです。
例えば、あなたのお墓が、あるお寺の中の墓地にあったとします。
ご先祖様の建てたお墓が古く倒れてしまう可能性があるとか、昔の習慣で一人ずつお墓を建てていたので数が多く、一つのお墓にまとめたいとか・・
そして、石材店を色々と調べて、気に入ったお店にお願いしよう!
一般常識としては何も問題ないのですが、お墓の場合はできないケースがあるのです。
それは「指定石材店制度」という決まりがあり、ほとんどのお寺は石材店が指定されているからなのです。
この決まりがある以上は、当社に限らず指定されている石材店以外は、そのお寺の墓地に関わることができません。
これは、お寺の墓地に限った話ではありません。
テレビや広告などで見かける霊園などでも同じことが言えます。
その墓地を運営している会社の決まりによって、石材店が指定されていると、他の石材店は一切何もできないのです。
その霊園で墓地を契約をして、お墓を建てる上で選択肢が少なかったり、担当の営業マンと上手くいかないとかの理由で、「何とかならないか?」とご相談をいただくことも多いのですが、ほとんどの場合が何も協力させていただくことはできません。
「相談してるのに対応が冷たいな…」とか、「もう少し何とかしてくれると思ったのに…」と感じる方もおられるかもしれませんが、こればかりはどうしようもないのです。
当社は、その墓地では部外者以外の何者でもないのですから・・
2.石材店を選べない墓地と選べる墓地とは?
お墓というのは、ほぼすべての方が初めての経験ですし、二度目の購入もありませんので、本当に特殊な商品です。
その特殊な商品に加え、さらに特殊な決まりがあっても、ほとんどの方は知ることはできませんし、その決まりに直面しても、なかなか理解が難しいのです。
しかし、その特殊な決まりも、こんな例えだと理解していただきやすいのではないでしょうか?
あなたのお住まいの近くに、良い雰囲気のレストランがあったとします。
ここは美味しそうだし食べてみようか?と入店します。
そして、メニューを見ると、どうも食べたいと思えるものがない・・
思っていたのと全然違うメニューしかない。
どうも価格も高く感じる。
店員さんに、「このメニュー以外に何かないですか?」と尋ねることぐらいまでは、あるかもしれません。
でも、「このお店に食べたいものがないので、別のお店の料理を持ってきて食べても良いですか?」と尋ねる人はいませんよね?
それは、ほとんどの方が外食の経験があり、一般常識として判断ができているからです。
しかし、お墓となると、経験がなく判断基準もないので、「何故できないのだろう?そんな決まりは間違っている」と感じてしまうわけです。
また、霊園やお寺の決まりによって、複数の石材店を比較して選べる場合がありますが、その場合でも指定されている石材店以外は基本的には選べません。
これは近年になり増えている、大型ショッピングモールの中にある、「フードコート」と言われる色んな店が並んでいるところをイメージしてみてください。
ラーメン屋さん、洋食屋さん、ハンバーガー屋さん、スイーツ店などバラエティに富んだお店が並び、好きなお店で購入し同じ場所で食べるスタイルです。
しかし、「そのお店以外のものを、そこで食べても良いのか?」と言われると、「持ち込んでの食事は基本的にダメ!」という場合が多いと思うのです。
このように、墓地ではなくフードコートに例えると、納得していただけると思います。
外食で食べたいものを食べるには、その店や場所のルールに従うしかありませんし、ほとんど無意識で常識として定着していますよね。
ルールを守れば、どの店の注文でも何を持ってきて食べても良い店なんて、ほとんどないはずです。
ところが墓地の場合はあるのです。
ルールさえ守れば日本全国どこの石材店でお墓を建てても問題がない墓地があるのです。
つまり、石材店が指定されている墓地と、石材店が指定されていない墓地の2種類があるというわけですね。
当社にお問い合わせをいただいて、様々なご相談をさせていただき、ご対応できるのは、ほとんどが後者の石材店が指定されていない墓地のお客様なのです。
3.一般消費者が墓地選びで感じたこと
「お墓参り以外で、あちらこちらの墓地や霊園に行ったことがある」なんて人は、そう多くはいないはず。
クルマで走っているときに、墓地や霊園の案内看板を見かけたことはあっても、中に入ってみようと思った人も少ないはずです。
こんなふうに、「お墓を建てよう」と思わない限り、一般消費者が墓地や霊園に行くことはまずありません。
ある意味、未知の世界なのです。
そこで、当社のお客様であるKさんから伺った、実際の墓地選びの体験談をご紹介させていただきます。
3-1.お墓を建てる石材店を選べない霊園
Kさんは何の予備知識もなく、下調べもせずに近所の「○○霊園」に行かれたそうです。
比較的新しくできた霊園で交通の便も良く、きちんと整備されており、きれいで環境も素晴らしく好感を持たれました。
ところが、霊園内を見学すると、都市部のせいか墓地がとても狭くて、お墓もほとんどが同じ様な形で、小さめの墓石がズラッと並んでいる光景は、「どうも自分の知っている墓地と何か違う」と違和感があったとのことです。
その霊園に常駐している営業マンから説明を受けて、いろいろと質問をすると、疑問に感じることがいくつかあり、さらに違和感は大きくなりました。
営業マンから様々な資料をもらい、大体の価格も書かれていました。
お墓は高価な買い物だと知っていても、価格の基準がわからないので、高いとも安いとも思わなかったそうですが、いくつか質問をした中で一番疑問に感じたのは、次の質問をしたときでした。
ここ以外に書いてある石材店は選べるのですか?
Kさん
いいえ!ここだけです。
この資料にある中から選んでいただきます。
営業マン
それはどうしてですか?
Kさん
そういう決まりになってまして・・
営業マン
その決まりは絶対なのですか?
Kさん
申し訳ありませんが、絶対なんです・・
営業マン
なんか購入する側に選択の余地がなく、悪く言えば言いなりになっている感じで、あまり良い印象を持てなかったそうです。
この時にKさんが感じた疑問は次の3つです。
- 他の霊園でも、この霊園と同じような決まりがあるのだろうか?
- それでは、あちこちで見かける石材店は何のためにあるのだろう?
- そもそも、お墓の価格は何を基準に決められているのだろう?
高額で大切な買い物となるので、疑問を抱えたまま契約はできないと感じ、営業マンから話を聞くだけで霊園を後にしました。
3-2.お墓を建てる石材店を自由に選ぶことができる霊園
次にKさんは、地元の別の「□□霊園」を覚えていたので、行ってみることにしました。
そこは比較的古くからある、地元では有名な霊園で、Kさんも名前は知っていたのですが、入ったことはありませんでした。
しかし、中に入ってみると先ほど見た○○霊園より一つひとつの墓地も広々としていて、お墓も大きく色々な形の墓石がありました。
こちらの方が、Kさんのイメージする墓地に近い印象だったそうですが、「具体的にさっきの墓地とが違うのだろう?」と疑問に感じたKさんは、その霊園の管理事務所に話を聞きに入ることにします。
担当者が出てきて、「お墓を検討しているので、この霊園のことを教えてほしい」と伝えます。
最初に、「お住まいはどちらですか?」と質問されて、そんなこと関係あるのか?と思いながら「〇〇市ですけど・・」と答えると、
それでは該当している市民なので資料をお渡ししますと言った後に、一通りの説明をしてくださいました。
「該当している市民?」どういうことかな?と思いながら資料に目を通します。
まず、お客様が最初に驚いたのは価格です。
先ほどの霊園で見た価格の半額以下なのです。
何故こんなに安いのですか?○○霊園の半額以下なんですけど?
Kさん
これは墓地のみの価格なんです。
○○霊園は墓地と墓石のセット価格になっているからですね。
担当者
墓地のみ?じゃあ墓石はどうすれば良いのですか?
Kさん
お客様が選ばれた石材店なら、日本全国どこで購入されても構いません。
担当者
さっきは自分の会社以外はダメと言われたのですが、どうしてですか?
Kさん
○○霊園は、民間の会社が経営してるからですね。
ここは公共の霊園なんです。
先ほど最初にお住まいを伺ったのは、△△市民でないと基本的に墓地を購入できないのです。
担当者
学校とかと同じ公共施設ということですか?
それでは、あなたは公務員?
Kさん
はい。
皆さん墓地に公務員がいると思わないみたいですね(笑)
担当者
Kさんは、まず墓地に公共の施設があることに驚き、墓地による決まりの違いにも驚き、これはよく調べてから決めないと大変なことになると直感したそうです。
もちろん、その場で結論を急いで出す必要もなかったので、「色々と検討させてもらいます」と、一旦は帰ることにしました。
何を優先するか?は、様々な事情や理由もあるので人それぞれです。
最初に見た○○霊園は、家からも近く都市部にありますので交通の便も良いですし、きれいに整備もされており、価格と内容に納得できれば決して悪い選択ではありません。
しかし、Kさんは、ご先祖様や今後のためにも、より良いお墓を建てたいという希望が強くあり、家から少し離れていても石材店を自由に選べる方が良い選択になると判断されたのです。
また、公共の施設ということにも将来的な不安がないと判断して、少し遠い方の公共の霊園を選択することにしたそうです。
Kさんは何も知らない状態から、とても大切なことを偶然に知り得たわけですね。
ご自身でも幸運だったと話しておられました。
学校にも公立や私立がある様に、霊園や墓地にも公共と民営があります。
そして、それぞれメリットとデメリットがあるので、消費者の選択肢として様々な墓地や霊園があり続けるわけです。
4.石材店を自由選べるということが大切な理由
ここでは、墓地の違いという面ではなく、最大の違いと言ってもいいポイントに絞り、解説したいと思います。
その最大のポイントとは、お墓を建てる際の石材店を自由に選べるか?選べないか?です。
石材店を選べることが、なぜそんなに大切なのでしょうか?
選ぶということは、言い換えると比較ということになります。
つまり、石材店を選べるというのは、石材店の様々な比較ができるということなのです。
では、石材店の比較によって何ができるのか?を説明させていただきます。
大きく分けると、次の3つを比較できると考えてください。
- 価格を比較することができる。
- 営業マンの対応やあなたとの相性などを比較することができる。
- 墓石、基礎工事、その他の構造や仕様の違いを確認することができる。
これらの比較ができないまま、お墓のような高額な商品を購入しなければならないと想像すれると、比較検討できるのはいかに大切な条件かと思います。
まず、多くの方が一番に気になるのは価格でしょう。
同じ条件で見積もりを依頼することにより、ある程度の価格の相場や適正な価格を知ることができますので、不当な価格での購入を防ぐことができます。
言葉は悪いですが、いわゆるボッタクリ防止になるわけです。
しかし、ここには落とし穴もあります。
家電製品のように、同じ商品が同じ品質でつくられているものなら、より低価格で買える店で購入しても問題はないのですが、お墓は石材店によって中身がまったく違うのです。
墓石にも様々な違いはあります。
同じ種類の石でも石材店によって、使用しているランクに違いがあり、価格の安い方が良質ということはほとんどありません。
そして、お墓の見えない部分にコストをしっかり掛けて念入りな仕様にしているかどうか?も、価格の違いとして出るのです。
石材店は相見積もりになると、低価格を求める消費者が多いことを知っていますので、パッと見ではわからない範囲で石のランクを落としたり、仕様を変更したりして利益を確保しようとします。
価格の比較をやり過ぎて低価格を求めすぎると、お墓の品質として返ってくると覚えておいてください。
また、石材店の比較として、対応してくれた担当者や営業マンも大事な要素です。
「とても親切だった!・・・」
そんなことは当然です。
本当の意味で、あなたのために親切だったかどうか?が大切なのです。
石材店に限らずビジネスは早く効率よく済ませるのが、より多くの利益につながるというのが鉄則です。
しかし、それは会社の都合であって、消費者側の都合ではありません。
お墓という商品は、ほとんどの方が最初で最後の買い物となります。
少し厳しい言い方をさせていただくと、初心者ばかりでリピート購入がないということなので、早く契約してお墓を建てたら、それで終わりと考える石材店もいまだにあるのです。
ノルマに追われている営業マンが、早く契約して終わらせる目的の親切なのか?
より多くの利益を得るために、あなたにニコニコ愛想良くしているのか?
その他にも、あなたではなく、「あなたの財布」を見ている場合もありますね。
あなたの立場になり、ずっと寄り添い続ける親切と思える石材店に巡り合うためにも、そういったことも比較するのも忘れないでください。
そして、墓石、基礎工事、その他の仕様や構造の違いの比較です。
同じ石で様々な石材店に見積もりを依頼すれば、同じような内容になり、同じような価格になるでしょうか?
もちろん、見積もりを依頼した石材店によって結果は違いますが、傾向としては、低価格重視の石材店では高品質は望めませんし、品質重視の石材店では低価格は望めないと覚えておいて下さい。
つまり、お墓といえど、一般的な商品と同じなのです。
5.多くの相見積もりを取ったお客様の経験談
では、実際に数多くの石材店から相見積もりを取られた、Mさんの経験談をご紹介させていただきます。
Mさんによりますと、石材店によるタイプの違いは、ハッキリと傾向が出たそうです。
まず、低価格で勝負の石材店は、ほとんど同じ様な価格が見事にそろったそうです。
お墓についての特徴や説明は少なく、とにかく価格の安さを売りにしている印象で、とても他店の価格を気にしており、相手が下げれば、こちらも下げるというような話ばかりになるそうです。
お互いに手の内を知っているのでしょうね。
そして、話をしていると、販売したいがための明らかなウソも石材店によってはあり、「低価格勝負の石材店は自分の求めるものと違うな・・」と感じたそうです。
中でも一番安い石材店は、近年になり増えている地震の対策について質問すると、「倒れたら元に戻してあげますから大丈夫!」と笑っていたそうで、「何か倒れない対策をしているのか?」という質問の意味すら通じておらず、安かろう悪かろうの典型だったそうです。
Mさんは、続いて低価格帯の石材店より、少し高い価格の石材店からも何軒か見積もりを取りました。
それぞれの見積もり内容を確認すると、低価格帯の石材店との大きな違いは、基礎工事の違いと、使用している石材のランクが良かったそうです。
お墓の下にある基礎工事が、しっかりと墓地の全面に鉄筋コンクリートが敷かれている「べた基礎工事」により、長年の耐久性と大きな地震が起こっても大丈夫な耐震性が得られると説明を受けて、基礎工事の違いを知ることができました。
低価格の石材店の工事は、すべて「布基礎工事」と呼ばれる、墓石本体の下には基礎がない状態だったのです。
つまり、墓地を平らにして墓石を置いているだけですね。
そして、別の石材店の見積もりには、国産墓石の横に(国内加工)と書かれていることに気づきます。
「これはどういうことですか?」と確認すると、国産墓石といえど、日本国内と中国でつくられているモノがあり、品質と価格が変わってくると説明をしてもらったそうです。
中でも有名な国産墓石の最高級品となると、まったくの別の価格帯となることに驚いたそうです。
価格が少し高価な傾向にある石材店の説明を聞くと、価格には根拠があり、本当に良いお墓を建てたいのであれば、価格だけの比較ではなく内容を理解しないといけないと感じたそうです。
その中で、とびっきり高価な石材店があり、一番安い石材店の2倍以上の価格が見積書に書かれているのです。
価格と内容が比例するのであれば、素晴らしい可能性もありますが・・
その高価な石材店の営業マンに、すでに墓石のことや基礎工事を違いについて一定の知識を得ていたMさんが、いろいろと価格の理由について質問をすると、「信頼できる業者が加工した墓石で、しっかりと工事をすると、この価格になる」との説明を受けました。
しかし、その価格の根拠となるほどの具体的な説明ではないので、さらに質問をすると、墓石は国内でつくられたものを使うようですが、基礎工事は低価格勝負の石材店と大差ないレベルと判明したとのことです。
「この価格は内容の割に高すぎないですか?」とMさんが質問すると、「これ以上どうすれば安くできるのか?というレベルの価格です!」と自信満々に堂々と答えたそうです。
Mさんは価格を見た段階で大体は気づいていましたが、いわゆるボッタクリ価格を提示されていると確信したそうです。
もちろん、そんな石材店でお墓を建てるわけにはいきません。
営業マンの対応は丁寧だったそうですが、品質が伴わないにもかかわらず、わざわざ他の石材店の2倍以上の高い価格で買う理由はありませんし、「価格が不当に高い!」とMさんが質問しても、納得のいく回答が得られないわけですから、不信感を抱かれても当然だと思います。
Mさんは、ボッタクリを仕掛けられたり、低価格の石材店の営業マンからの販売したいがための多くのウソがわかったり、断っても何度もしつこく食い下がる石材店もいたりして、「まともな業界ではない・・」と感じてしまうようになりました。
丁寧な良い対応をしてくれた石材店ですら、何か信用できないようになってしまい、当社に相談に来られたのです。
私に対しても最初は強く警戒されていたのを覚えています。
Mさんは、石材店に不信感を持っておられる典型的なお客様でしたが、何度か商談を重ねて、結果的に当社でご契約をいただきました。
実は、このMさんのように墓石業界に怒っている方々が当社には時々来られます。
「石材店の比較なんて大変そう・・」と感じられるかもしれませんが、Mさんほどいろんな経験をされている方は少ないですので、大きな心配は不要です。
石材店の比較ができると、適正な価格を知ることができますし、石材店ごとの違いも知ることもでき、あなたの要望が叶えられる相性の良い石材店を選ぶことができるのです。
ちなみに、先ほどのMさんから伺ったのですが、「石材店は断った時に本性が出る」と話されていました。
「大変申し訳ないですが、他の石材店にお願いすることにしました」と、連絡すると、不機嫌な対応になって電話を切ったり、メールの返信すらしてこないなど、「買わないとわかると手の平を返すような石材店にお願いしなくて良かった」と・・
断った後でも丁寧な対応だった石材店は、たった1社のみだったそうです。
同業者として、残念な話だと感じます・・
6.まとめ
お墓を建てるには、墓地選びが大きく左右することはご理解いただけましたでしょうか。
今は墓地がない方で、これからお墓を建てることを検討されている場合は、墓地を選ぶことからスタートするわけですが、その選んだ墓地が、石材店が自由に選べるかどうか?で、その後の展開はまったく違うものになるのです。
「そんな決まりはおかしい!」と感じた場合は、最初の方に例えさせていただいたレストランの話を思い出して下さい。
その店のメニュー以外のものを食べられないのは当然ですよね。
逆に、自由に何でも食べても良い場所もあります。
自宅は当然ですし、きれいな公園でお弁当を食べたり、仲間が集まりキャンプやバーベキューなども、そこのルールやマナーを守っていれば、何を食べても構いません。
墓地を選ぶ理由や何を優先するか?は人それぞれです。
その中に、石材店を自由に選べるかどうか?を検討材料として加えていただきたいと思います。
そして、石材店を比較して、じっくりと検討をされると、あなたが求めていることが明確になり、本当に納得できる良い結果になる可能性がグッと高くなるのです。
【実録映像】お客様インタビュー動画(00:04:40)
私たちに30分の時間をください!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
しかし、この記事だけでは、あなたのお墓への疑問を解決するにはまだまだ情報量が足りません。
もし、あなたが、
- 満足のいくお墓を建てたい
- お墓づくりで絶対失敗したくない
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└フリーダイヤル:0120-756-148(ナゴム・イシヤ)
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ご対応は、一般社団法人日本石材産業協会認定の「1級・お墓ディレクター」資格者である、私、能島孝志が承ります。
もちろん、相談は一切無料です。
私たちに30分のお時間をいただければ、あなたがお墓づくりで失敗する確率はかなり少なくなるはずです。
また、当社にご来店いただければ、あなたのお墓づくりの半分は成功へと近づくでしょう。
そして、あなたのお墓づくりを当社にお任せいただけるのなら、満足を超えた感動をご提供できると自負しております。
しかし、問い合わせをすれば、
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