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1.墓地の種類と場所で選ぶ【その1】公営墓地(神戸市立鵯越墓園など)

1.墓地の種類と場所で選ぶ【その1】公営墓地(神戸市立鵯越墓園など)
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分かりにくいお墓選び

お墓の選び方とひと口に言っても、一般の消費者方々からすれば、
極めて分かりにくく、そしてほとんどの方が未経験のはずです。

しかも、日用品のように決して安い品物ではなく、
また、一生に一度あるかないかの大きな買い物となります。

家電製品や自動車のように、普段の生活に密着し、
過去に買ったり使ったりした経緯があるものなら、
自分自身にとって、どこの製品が良いかなどが分かるのですが、
お墓を過去にいくつも建てられた経験のある方は極めて少ないでしょう。

また、お墓の場合は、住宅や自動車、食品など、
国が定めた規定法律に基づきつくられているわけではないので、
ある意味では、我々石材店のモラルにゆだねられている商品だと言えます。

それだけに、「墓地・墓石セット」○○万円!という様な広告に飛びつき、
見学に行って、すぐに契約を決めたりするのはちょっ無謀なような気がします。

例えば、男性が洋服を選ぶ場合なら、まず最初にスーツを選び、
次に、ワイシャツやネクタイを選んでいくというのが一般的ですよね!

では、お墓の場合はやはり墓地から選ぶということになるのでしょうが、
この墓地選びにも、さまざまな条件や業界独自のカラクリがあります。

もちろん、墓地だけではなく、墓石選びに関しても数多くの注意点や、
消費者が知らない流通経路や、製作段階におけるゴマカシなど様々な問題があります。

私、能島孝志が「お墓のプロ」として登録させていただいております、
神戸新聞社が運営する、地域の専門家・プロを探せるwebガイド、
『マイベストプロ神戸』にも、お墓に関するコラムを数多く掲載してまいりました。

それは、少しでも多くの情報を消費者の方々に知っていただきたいのと、
お墓選びで後悔してほしくないという思いからです。

※神戸新聞社が運営する、地域の専門家・プロを探せるwebガイド、
『マイベストプロ神戸』について、詳しくはコチラまで

墓地の種類

それでは、先ずは、墓地選びについてからお話しさせていただきます。

お墓は買い替えたり引っ越ししたりすることが少ないものだけに、
墓地選びは、お墓選びの中でも大切な問題ですので慎重を期すことが重要です。

墓地や霊園は、誰でもが経営できるものではありません。

ましてや、私たち石材店のような営利法人には経営できません。

現在の日本の法律で、墓地の運営・経営ができるのは、県や市・町などの自治体、
お寺などの宗教法人、そして、財団法人などの公益法人に限られます。

そして、これらは「公営墓地」「寺院墓地」「民営墓地」に分類され、
墓地の値段も、規定も、それぞれ大きく異なります。

また、墓地の値段だけではなく、墓石の値段までが、
選択する墓地・霊園によって大きく変わってくるのです。

最初の段階である、墓地選びで失敗すると、思ったカタチのお墓が建てられない、
石材店を自由に選べない、べらぼうに高い値段提示をされた、などなど、
さまざまな理由で「お墓づくり」に影響をおよぼしますので注意が必要です。

これから、それぞれの墓地の特徴についてご説明させていただきますが、
実際には、それぞれ各墓地・霊園ごとに規定・規約などが異なりますので、
事前に詳しく調べておくことがとても重要になります。

この「事前に…」とは、“墓地・霊園に見学する前に”という意味です。

これは、特に「民営墓地」を見学する際にはとても重要なことです。

その理由は、後のブログにて詳しくご説明いたします。

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その他には、これらを定めた「墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)」が制定された、
昭和23年5月31日以前から存在した墓地「みなし墓地」があります。

いわゆる、法律によって定められた墓地ではないが、
墓地としてみなしましょうということであります。

この「みなし墓地」は、日本中のいたる所に数多く点在し、
村墓地、集落墓地、共同墓地、自治会墓地などの名称でも呼ばれています。

公営墓地

公営墓地とは、読んで字のごとく「公営」、
いわゆる、県や市などの自治体が運営している墓地です。

宗教、宗旨・宗派を問わず、お墓のカタチにも極めて制限が少なく、
何よりも、お墓を購入する石材店を自由に選べるという点が最大の利点です。

さらに、墓地の価格(使用料)も安く設定されており、
年間の管理費も廉価に設定されているところがほとんどです。

ただ、例外もあり、大都市圏の一部や地代の高いところに位置する公営墓地は、
自治体の運営とは思えないような高額な墓地代のところもあります。

また、管理の問題についても、自治体がなくならない限り、
管理は永続的に続く、という点では安心度が高いと言えます。

それだけに、人気も高く、特に都市部の公営墓地では、
遺骨のある人しか申し込みができなかったり、抽選になったりと、
希望の場所がなかなか手に入りにくい場合もあります。

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神戸市立鵯越墓園より明石海峡大橋を望む

ちなみに、私の地元である神戸市営墓地を例に挙げますと、
現状では、毎年募集があり、新規墓地(未使用墓地)と、
再貸付墓地(お引越しの跡地など)とで、申し込み資格が異なります。

一親等内(親・配偶者・子)の遺骨がある方は、新規墓地の申し込みができ、
生前に墓地を希望という方は、再貸付墓地しか申し込みができません。

もちろん、ある一定期間、神戸市に住民票がある方に限られ、
場所によって申し込み倍率も変わり、人気の高い場所は抽選となります。

私の個人的な意見では、場所に問題がなければ、たとえ抽選であっても、
申し込み資格があるならば、先ずは公営墓地をおすすめいたします。

その最大の理由は、前にも述べましたがお墓選びで最も大切な、
「石材店選び」に関して制限がなく、自由に石材店を選べるからであります。

公営墓地は、すべてが良いことづくめのようですが、
何もかもすべてが完璧なわけではありません。

なにしろ、公営墓地は自治体の運営のため、
突き詰めれば、私たちの税金で運営されています。

したがって、最低必要不可欠の設備と、管理体制にて運営されています。

たとえば、霊園全体の美しさや、休憩室・法要施設の完備などは、
民営霊園の方がはるかに充実していますし、墓地・霊園内の清掃についても、
公営墓地の場合、多くは共用部分の清掃・管理にとどまります。

しかし、民営の霊園やお寺の墓地の場合は、枯れたお花の撤去など、
それぞれの墓所内までを管理の対象としているところもあります。

そのかわり、それなりの墓地代や管理費など、
トータル的には公営墓地より費用は多くかかってきますが…

【公営墓地の評価】総合評価:◎

価 格 例外を除き安価。
立 地 それぞれの自治体により異なる。
宗 教 宗旨・宗派、国籍不問。
墓 石 お墓のカタチも自由に選べ、石材店も自由に選べる。
設 備 必要最低限の設備は整っている。
管 理 管理費で管理の永続性が保証。個々の墓所内は自身で管理。
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