テレビ番組と石材店に求められるお墓づくりとは真逆?
こんにちは。兵庫県神戸市兵庫区にある株式会社第一石材の能島です。
(一社)日本石材産業協会認定の「1級お墓ディレクター」です。
のじま
最近、テレビ番組を観ていると、同じような内容の番組が多い気がします。
そして、あまり私には面白いと感じる番組が残念ながら少ないのです。
グルメ番組とかで、とても美味しいとは思えない超大盛りや激辛の料理を見ると、話題性や視聴率を優先している感じがして、ついチャンネルを変えてしまいがちになります。
本当に美味しい丁寧に作られた料理を紹介して欲しいと私なら思いますが、それでは視聴率が取れない時代なのでしょう。
テレビが面白くないのか?こちらが歳をとって着いていけないのか?・・・。
そんな時に、テレビの視聴率で重要視することが、今の時代は変化をしているという記事を読みました。
以前であれば、年末の紅白歌合戦に代表されるように、何パーセント!と話題になることも多かった視聴率ですが、最近は「コア視聴率」と呼ばれる数字が重要視されているそうなのです。
コアとは、物の中心や中核を意味する言葉ですが、コア視聴率の場合の「コア」とは、49歳以下の年齢層を指して、それらの人をコアターゲットと呼ぶそうです。
民放のテレビ局は、スポンサーからの広告料を収入源としていて、様々な番組が作られるわけですが、スポンサーとしては自社の商品を買ってくれる可能性が高い人に、多くのCMを番組の間に見てもらいたいわけですね。
購買意欲が50歳を境にして落ちるというデータがあるそうで、幅広い年齢層をターゲットにした番組ではなく、49歳以下のコアターゲットに絞った番組の方が、CMが効果的になるので、より多くのスポンサーや広告料を獲得できるそうなのです。
つまり、多くのテレビ番組は50歳以上の人に向けて作られていないのですね。
その傾向は近年に益々強くなっているそうで、面白く感じないことに色々と納得ができました。
グルメ番組だと、流行や話題性があって、SNSなどで見栄えが良いものを、味よりも重要視する傾向が強いのも、こういう事情があると理解できます。
コアターゲットに絞った番組を制作して、より利益を追求するために、民放のテレビ局とスポンサー企業が時代に合わせて変化するのは、ビジネスとして正解なのだと思います。
しかし、石材店に求められるお墓づくりとは真逆だと思うのです・・・
目次
1.お墓を建てようとするお客様は?・・・
当社に来ていただけるお客様や、過去にお墓を建てていただいたお客様のことを考えると、テレビ番組がターゲットにしている年齢層とは、真逆と言えるほど違うように感じます。
お墓を建てようと考えるお客様の年齢は、30歳代ぐらいから徐々に増え始めて、70歳代のお客様も多いですし、ご家族と一緒に来られる80歳代のお客様もおられます。
もちろん、年齢だけで判断はできないこともありますが、テレビ番組がターゲットにしている年齢層と真逆であれば、どんなことを求めておられる傾向があるでしょうか?
先ほど例えに出したグルメ番組のように、超大盛りの料理や激辛料理や、味より話題性や見栄えを重視したものより、何度でも飽きずに食べられる、本当に美味しい料理を紹介するグルメ番組を見たいと感じるお客様が多いのではないか?と思うのです。
そう考えると、テレビ局が視聴率を追い求める姿勢ではなく、ある意味で反対の姿勢が石材店には求められる気がするのです。
お墓は、テレビ番組や料理とは違い、記憶だけでなく現存し続けますので、建てた時だけでなく、より長く満足を続けていただけるような仕様やデザインが求められます。
当社は、デザイン墓石も得意としており、お客様からのリクエストが、今までの経験のない場合も出てきますが、決してインパクトや見栄えのみを優先するような仕上がりにならないように注意しています。
そのためには、流行や話題性を追うのでなく、お客様と正面から向き合って、「何を求めておられるか?」をじっくりと聞き出して、お客様が長く満足していただける方向性に持っていくのも石材店の仕事です。
それは、お墓が建ってから、お客様が後悔しても遅いからです。
お客様の求めることを、販売する側が理解していないのは、すべての悪循環の始まりです。
時間を掛けて、しっかりとお客様の希望を聞き出して、お墓に形となって残れば、お客様はより満足していただけて、より長く大切にできるお墓となるのは間違いありません。
目先の数字だけを追いかけて、効率のみを重視するような経営姿勢は、長年に渡り現存し続けるお墓を販売する石材店という仕事には、向いていない気さえ最近はします。
お墓は大変な高額商品で、一生に一度の買い物です。
それゆえ、会社の都合ではなく、お客様とじっくりとつくり上げていくものと当社は考えております。
けれども、残念ながら、日本全国のすべての石材店がそのような考えではありません。
まだまだ、多くの石材店が、販売したお客様を大切にしない傾向がある気がします。
目先の数字を追いかけるのに必死だと、既に販売したお客様のことを考えてる余裕などないのでしょう。
お墓を二度三度とリピートして建ててくれるお客様はいないわけですから、そういう販売だけ一生懸命という傾向は余計に強く出るのです。
しかし、そんな会社の事情とは関係なく、お客様のお墓は長い年月に渡り現存し続けるわけですから、「この石材店にお願いして良かった!」と常々感じていただくためには、お墓を建てていただいたお客様も販売するときと同様に大切にすべきと当社は考えております。
お墓を販売したお客様は、もう次に建てることがありませんので、ある意味では、こちらを警戒していたりすることはありません。
継続してお付き合いさせていただくと、意外な意見や感想を頂戴したりして、それが思わぬ商品開発や改善のヒントになったりすることもありますし、信頼できる石材店としてご評価を頂けたり、別のお客様をご紹介頂けることも時々ございます。
目先の数字を見るのでなく、目の前におられるお客様のことを本気で考えて、何を望んでおられるのか?を時間を掛けて聞き出して、最大限の技術や品質でお応えする。
お墓を建てていただいたお客様も、高い満足が継続するように、不安を抱いたり心配をされることがないようにする。
時代の流れと共に、お墓に対する考え方も随分と変化をして、納骨堂や合葬墓のような形態を選択をされる方も増えましたが、当社としては、お客様に満足していただけるお墓を建て続けることに対して、ブレることはありません。
どんな時代でも、石材店に求められることはシンプルで変わらないと思うのです。
2.しかし、当社の建てるお墓はシンプルではないのです・・。
先ほどは、極端な大盛りや激辛料理を取り上げるグルメ番組などは、あまり面白いと私には感じないと申し上げました。
テレビ番組などで紹介されるラーメンを見ると、目を疑うような量の具が乗っている超大盛りのラーメンが紹介されていたりします。
個人的には美味しそうとも食べたいとも思えないですし、麺とスープで勝負!というシンプルなものを食べたいと思います。
お墓に例えるなら、良い原石を高度な技術で加工された墓石といったところでしょうか?
しかし、現代のお墓は、良い墓石を用意するだけでは全く不充分でして、本当に良いお墓を建てるには様々な要素を積み上げていかなくてはなりません。
石材店としても、「このやり方で昔からやってます」という現状維持を選択していると、知らない間に時代に取り残されるだけでなく、品質の低下にも飲み込まれてしまいます。
当社は、お客様のためになることであれば、コストが掛かっても、より良い方法を迷わずに選択してきました。
本当に多くの項目があるのですが、ここでは7つのみ簡単に紹介させていただきます。
- 国産墓石は、中国加工製品を扱わずに、国内の厳選した職人が加工した墓石だけを扱います。
- 中国加工の外国産墓石も、当社が厳選した工場でつくられた墓石だけを扱います。
- お墓を建てるときの基礎工事は、すべて鉄筋コンクリートを墓地全面に施工しております。
- 墓石の接着には、モルタルではなく必ず石材専用ボンド(接着剤)を使用しております。
- 地震対策として、“震度7”に対応した免震ゲル「安震はかもり®️」を使用しております。
- お墓の文字は、専門の書家に依頼をした上で、文字彫り専門の職人に依頼しています。
- お墓の中に水が入らない構造で特許・実用新案登録済みの「信頼棺®️」を開発し、提供しております。
本当は、まだ書き切れないぐらいの項目があるのですが、この7つだけでもすべて揃えられる石材店は、本当に数少ないはずです。
ここまで読まれて、お気づきになっている方もおられると思いますが、当社の建てるお墓は、ラーメンに例えると、様々な具材がこれでもか!と盛り込まれた全部乗せのラーメンのように、てんこ盛りになっているのです。
しかし、ラーメンと違い、お客様に見える部分ではなく、お客様に見えない部分になりますので、見た目に違いはほとんどありませんが・・・。
3.てんこ盛りになってしまう理由とは?
お墓の良し悪しは、一般的には見分けるのはとても難しく、プロなら見分けられることもありますが、建ってしまうとプロでも見分けられない部分が多いです。
しかし、この見えない部分にしっかりとコストを掛けることが、お墓の良し悪しを決めると言っても過言ではありません。
長年の間に、変色したり錆びたりしない良い原石を、高度で丁寧な技術でつくられた墓石は、数十年経っても、あまり変わることなく現存し続けます。ごまかしの技術だと、早ければ数年で艶がなくなってしまったりするのです。
お墓の土台となる基礎工事も、大変な重量のある墓石を長年の間に置き続けるわけですから、傾いたり沈んだりすることのないようにしなければなりません。
近年になり増加傾向が強い大きな地震に耐えるためにも、しっかりした基礎工事は必ず必要です。
以前であれば、墓石はモルタルで接着していましたが、1995年の“震度7”を記録した「阪神・淡路大震災」では、多くのお墓が倒壊しました。
それ以来、石材専用ボンド(接着剤)が普及し始めて、改善が重ねられ続けており、長年に渡り安心していただける強力な接着剤を使用しております。
しかし、それだけでは、“震度7”クラスの大地震には耐えることは難しいので、墓石の間に免震機能を持った特殊ゲル素材を当社は採用しております。
お墓の文字に関してですが、近年は年賀状の宛名印刷のように、墓石専用の文字のソフトが開発されて、その文字を墓石に貼ってから石材店が彫るケースが多いと思います。
それを悪いと言う気はありませんが、当社は書家の先生に文字を依頼しており、文字を彫るのも専門の職人に依頼しております。
お墓を見慣れた関係者の方から、文字の素晴らしさと読み易さを褒めていただくことが多いですし、お墓を建てたお客様も、長年の間に文字の良さを感じ続けていただけているようです。
そして、当社のお墓の最大の特徴である独自構造の「信頼棺®️」ですが、大切なお骨を納めるお墓の内部に雨水が入らないだけでなく、虫などの侵入も許しません。
従来の構造だと、水や虫の侵入は防ぐことができなかったのですが、新しい構造を開発いたしました。
特許を取得しておりますので、この構造で、お墓を建てられる石材店は、正式に当社と契約している正規加盟店様のみです。
お墓を建てる上で、大変な手間とコストが掛かる仕様なのですが、お墓の中に水が入らないだけでなく、より地震にも強くなり、修理する可能性のある箇所もありませんので、お客様には大きな安心を提供できる強力なメリットがございます。
この様に、お客様に安心と満足を長い期間していただくお墓を建てるために、当社にとっての当たり前を積み上げた結果として、てんこ盛りになっているのです。
ラーメンに例えると、てんこ盛りと言うよりは、徹底した良い材料を吟味して、手間ひま惜しまずに丁寧に作られた、麺とスープにこだわったシンプルな何度も食べられる飽きのこない一品という感じでしょうか?
これで見えない部分に力を入れて、しっかりとコストと手間を掛ける必要があるのかが、ご理解いただけたかと思います。
石材店としての経営の姿勢はシンプルで変わらずに、建てるお墓は常に変化を重ねた技術のてんこ盛りで、お客様に長く安心と満足をお届けする信頼される会社でありたいと思います。
当社には、さらに分かりやすく説明するために様々なサンプルや資料を用意しております。
決して強引な売り込みをしたり、後からしつこい連絡をしたりすることは絶対にありませんので、ご予約をしていただいて安心して来社されることを心待ちにしております。
【実録映像】第一石材のご紹介とお客様の声(00:04:40)
私たちに30分の時間をください!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
しかし、この記事だけでは、あなたのお墓への疑問を解決するにはまだまだ情報量が足りません。
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