デザイン墓石で後悔しない!選ばれるお墓はシンプルだった

NHKやテレビ朝日「マツコ&有吉の怒り新党」など、多くのメディアで紹介された、神戸市兵庫区の株式会社第一石材です。
「お客様にとって、正直で信頼できる石材店であること」を信条に、(一社)日本石材産業協会認定「1級お墓ディレクター」能島孝志が、あなたのお墓づくりを心を込めてお手伝いします。
のじま
お墓の形といえば、その昔から四角い石を数段積み重ねたものが定番ですよね。
高さを抑えた「オルガン型」と呼ばれる横長の形をした洋風の墓石もありましたが、ほんのごく一部。
キリスト教の方や洋型墓石しか建てられない「芝生墓地」くらいです。
「どうして、お墓ってどれも同じ形なんだろう?」
私がお墓の業界に入った昭和の終わりに真っ先に疑問を持ったのもここ!
そんなお墓の形が大きく変わったのが、1900年頃(平成の初め頃)です。
自由な発想のもとに、様々な意匠を凝らした「デザイン墓石」と称するお墓が登場しました。
最初は、オルガン型の洋型墓石に少しアレンジを加えた程度でした。
しかし、中国での墓石加工が始まったのを機に、加工賃が安いという理由で、「これでもか!」というほどデザインは複雑多様化していきました。
当社もかつては、そのような傾向にあったことは事実です・・・
だけど、いくらデザイン墓石といえど、凝り過ぎは禁物です。
後々の後悔につながりかねません。
それは、「お墓」だからです。
結局はシンプルなデザインがベストなのです。
その理由を、霊園ガイド主催の「墓石大賞」5回の受賞歴を誇る、神戸の第一石材の“1級お墓ディレクター”能島孝志が、お墓大好きの京ちゃんと新くんを交え、4つのポイントに分けて解説していきます。
目次
1.お墓は“祈りの対象”である
京ちゃん、新くん!
いきなりですが、お墓は何のために建てるのでしょうか?
のじま
何!そのわかり切った質問・・
家族の誰かが亡くなったから建てるんに決まってるじゃないですか。
京ちゃん
その通りです。
大切な家族やご先祖様を供養するために建てるのがお墓です。
もしくは、将来の自分たちのために、生前に建てられる方もいますね。
のじま
つまり、お墓は「祈りの対象」なのです。
- モニュメント
- 記念碑
- 観賞用
ではない!ということです。
そう考えると、いくら自由な発想のもとにつくる「デザイン墓石」といえども、凝り過ぎは禁物です。
手を合わせる「祈り」の心を感じさせるカタチでなければならないのです。
僕が答える出番がなくなってしまいました・・・
新くん
心配しなくても、これからいっぱい答えていただきますから(笑)
のじま
じゃあ、具体的にどんなデザインが良いのかしら?
京ちゃん
では、次の項から詳しく解説していきますね。
2.数十年経っても色あせないデザイン
数十年前のクルマを見たときに、「デザイン古っ!」って感じたことはありませんか?
あります!あります!
その当時は「カッコいい!」と思ってあこがれていたんですけどね・・
新くん
新くんはクルマの話題になると、がぜん反応が早いですね(笑)
のじま
・・・・・・・
新くん
たしかに、クラシカルなクルマをこよなく愛する方もいらっしゃいます。
しかし、多くの場合、20年、30年と年数が経てば色あせて見えてしまう傾向にありますね。
でも、クルマの場合は買い替えがききます。
でも、お墓の場合はそういうわけにはいきません。
そして、少なくとも数十年。
もしかしたら100年以上使い続けるかもしれないのです。
他にも、誰もが「タンスの肥やし」になっている服の1枚や2枚は持っているかと思います。
ある!ある!
たぶん、数え切れないほどあるんじゃないかなぁ・・
京ちゃん
きっとそれらの服も、買った当時は「これ素敵!」と思って買ったはず。
ところが、年月と共に感じ方が変わってきたのですね。
お墓も同じです。
「デザイン墓石」といえども、年月を経ても色あせないシンプルなデザインにしておくのがベストなのです。
そして、実は、シンプルなデザインにしておく理由は、見た目以外にもあるのです。
3.加工コストと中国製墓石のリスク
石は木材のように、彫刻刀やノミで簡単に削ることは出来ません。
また、プラスチックのように、溶かして固めるわけにもいきません。
それ、わかります。
日曜大工でお墓つくるって話を聞いたことありませんからね!
新くん
そうなんです。
石って、一般の人々が想像する以上に扱いにくいものなのです。
のじま
それゆえに、複雑な加工になればなるほど加工賃が高くなります。
だから、お墓の形は「和形墓石」と呼ばれる、四角い石を積み重ねたものが主流だったのです。
しかし、その常識を大きく変えたのが中国での墓石製作です。
1900年頃から始まった中国でのお墓づくり。
安価で墓石を提供することが最大の目的です。
その当時の中国は、現在のような経済大国ではありませんでした。
出稼ぎ労働者を中心とした安い労働力を武器に、安価での墓石製作が始まりました。
事実、日本で加工すればかなりの加工賃が必要な複雑な加工であっても、中国ならタダで出来ました。
中国の方が加工賃が安いではなく・・・
「タダ!」なんです。
「タダ!」って、どういうことですか?
京ちゃん
真四角の加工も、手間の掛かる複雑な細工を施した加工も、石の使用量が同じなら価格は同じということです。
それをいいことに、日本の石材店も「タダならば・・」と、デザインがどんどん複雑化していったのです。
当社 第一石材もかつてはそうでした。
まさに「やりすぎ」でした・・・
のじま
ところが、時代は変わって、今や中国は世界第二位の経済大国。
2010年に、中国は日本のGDPを上回ったのです。
そんな状況でも、日本と中国との石材加工に関する取り決めは大きくは変わっておりません。
さすがに、かつてのように複雑な加工が「タダ」というわけにはいきません。
それでも、日本と比べるとかなり安価です。
それに加え、複雑な加工をしても、工員の給料には大して反映されません。
そうなると、中国の石材加工工場の工員たちも、「バカバカしくてやってられへん!」となり、墓石の品質に影響が出てくるようになったのです。
いくら頑張っても給料が上がらないのなら、やる気がなくなっても仕方ありませんね。
新くん
日本人の場合、たとえ給料が上がらなくても「仕方がない…」って辛抱して、一生懸命やる人はたくさんいます。
私の父がそうでした・・・
京ちゃん
中国人にそんな奇特な人はいません。
代価につながらないサービスはしないということです。
のじま
つまり、中国でつくる墓石においては、複雑なデザインにすればするほどリスクが生じるのです。
ここの部分は、日本人と中国人の国民性の違いを理解しておく必要がありますね。
どうしても、複雑な加工を施したデザイン墓石を望まれるのならば、国内加工を選ぶことです。
ただし、少々予算をアップしていただく必要がありますが、とびきり素晴らしい加工に仕上がりますよ!
4.「見た目」だけがデザインではない
デザインと言えば、多くの場合「見た目のデザイン」ばかりにとらわれがちです。
しかし、デザインは見た目だけではないのです。
『○○をデザインする』という言葉を聞いたことありますよね!
のじま
- 暮らしをデザインする
- 人生をデザインする
- 空間をデザインする
などです。
これらは、日常生活の中でなんとなく口にしたり見聞きする言葉ですが、いざ説明するとなると、なかなか難しいのでは?
テレビのCMとかでよく聞くけど、深く考えたことはなかったですねぇ・・
京ちゃん
そこで、疑問を解消するために、インターネットで「デザインの語源」から調べてみました。
デザインの語源はデッサン(dessin)と同じく、“計画を記号に表す”という意味のラテン語「designare」である。つまりデザインとは、ある問題を解決するために思考・概念の組み立てを行い、それを様々な媒体に応じて表現することと解される。
デザイン – Wikipedia
この文章の内容を紐解くと、
- 「ある問題を解決するため」=「問題解決」
- 「思考・概念の組み立て」=「設計」
- 「様々な媒体に応じて表現」=「見た目」
というふうに解釈できます。
つまり、「デザイン」には、3つの要素(問題解決・設計・見た目)が含まれているというわけです。
- 雑草が生えないお墓
- カロート(納骨室)に水が入らないお墓
- 車イスでもお参りできるお墓
これらもすべて、お墓の「デザイン」なのです。
見た目だけではなく、お墓の中で眠るご先祖様や墓参者のことも考えたお墓こそが「デザイン墓石」というわけですね!
新くん
新くん、完璧な答えです!
まさにその通りなのです。
のじま
アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏も、デザインに関して次のように述べています。
Design is not just what it looks like and feels like. Design is how it works.
デザインとは単に「どう見えるか」や「どう感じるか」というものではない。デザインとは、どう機能するかだ。
スティーブ・ジョブズ
決して、見た目だけを華美にすることが「デザイン」ではありません。
シンプルなデザインの中にも、きちんと問題解決の要素を織り込んだ設計になっているお墓こそが、真の「デザイン墓石」ということです。
5.まとめ/長く使うお墓だからこそ、飽きのこない「機能美」を
デザイン墓石というと、突出して先鋭的な形を思い浮かべがちですが、本質はそうではありません。
- お墓の中で眠る大切な人
- お墓にお参りする人
- 個人や家としての考え方
など、人の気持ちをすくい取ってカタチにするのが「デザインする」ということです。
まさに、企画・立案し、設計・意匠することこそが「デザイン」というわけですね。
また、デザイン墓石の大半が中国で加工されている現状を考えないといけません。
経済大国となった現在の中国の石材加工工場に、昔のような勤勉さを期待するのはかなり無理があります。
複雑な加工になればなるほどリスクが高まるということ。
そのあたりを考えると、お墓のデザインはシンプルにしておくべきです。
お墓はクルマのように買い替えたりするものではありません。
何十年、あるいは百年以上も使い続けるものです。
その時は良いと思って建てたお墓であっても、年月を経て色あせて見えるようでは悲しいですよね。
単に「ド派手」なだけのデザイン墓石はくれぐれも禁物ですよ。
『失敗しない!良いお墓の選び方5つのポイント|クルマに例えて解説【神戸の1級お墓ディレクターが教える】』
『ネットや墓地で見つけたよそのお墓のデザインを真似したらダメなの!?』
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ここまで読んでいただきありがとうございます。
しかし、この記事だけでは、あなたのお墓への疑問を解決するにはまだまだ情報量が足りません。
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