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当社第一石材がお客様に墓地での墓石工事見学をすすめる理由

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当社第一石材がお客様に墓地での墓石工事見学をすすめる理由
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こんにちは。兵庫県神戸市兵庫区にある株式会社第一石材の能島です。

(一社)日本石材産業協会認定の「1級お墓ディレクター」です。

能島

当社では、お墓の契約をしていただいたお客様に、おすすめしていることがあります。

 

それは、お客様の墓地の基礎工事から墓石を建てるまでの工事を、無理のない範囲で見ていただくようにおすすめしていることです。

 

ご契約を頂くまでに、様々な資料でお客様に説明はさせていただいてはいるものの、「百聞は一見に如かず」という言葉があります。

 

実際に工事や作業の現場をご覧になられたお客様からは、

 

  • 想像と違っていた
  • 色々と納得した

 

など、良い意味での感想やご意見を頂戴します。

 

お墓は建ってしまうと見えない部分もあるのと、私たち石材店にとって墓地での工事は日常のことであっても、多くのお客様にとっては、たった一度の経験です。

そして、墓地での工事風景をご覧になられたお客様は、良いお墓が建ったことを、より強く実感される傾向があります。

 

それゆえに、お忙しいとは思いますが、無理のない範囲で見学をおすすめしております。

 

もちろん、当社では、お客様に説明した内容と異なる工事や作業を行うことは一切ありません。

むしろ、お客様に説明したとおりのことをしているのを見ていただき、安心していただくことが目的なのです。

 

今回の記事は、これからお墓づくりを考えている方のために、当社がどんな工事をしているのかをご紹介させていただきます。

 

1.第一石材のお墓の工事

第一石材のお墓の工事

土・日・祝日は墓参者が多いため、基本的には墓地での工事や作業は行っていませんので、見学は平日となります。

 

そのため、まったく時間の都合がつかないお客様もおられます。

その場合は、当社の現場監督が工事工程のすべての写真撮影をしており、後日お客様にお渡しいたしますので、ご安心ください。

 

朝から夕方まで終日ご覧になる必要はございませんが、どういう人が現場で作業しているのか?

そして、どれだけ丁寧に気遣いながら作業しているのか?なども見ていただきたいと思います。

 

当社に限っては、すべての工事が1日で終わるようなことはありません。

 

通常は、3回ほどに分けて墓地の工事を行います。

 

  • 1回目は基礎工事
  • 2回目は「外柵」と呼ばれるお墓の周囲の石とカロート(納骨室)の設置
  • 3回目は墓石本体の設置

 

一般的には、このような工程で進めていくのですが、お墓の仕様や墓地の立地条件等で異なる場合もございます。

 

ただし、石の種類や国産墓石や外国産墓石といった違いで、工事の仕様が変わることはありません。

 

2.工事1回目/墓地での基礎工事

工事1回目・墓地での基礎工事

当社は、墓石本体を支える部分に基礎がなく、墓地を囲む外柵の下にだけ基礎工事をする「布基礎」は絶対にあり得ないと考えております。

 

したがって、カロート内部の大地の自然につながる土の部分以外は、墓地全体に鉄筋コンクリートの基礎工事をする「ベタ基礎」仕様です。

 

実は、関西方面は、全国的に見ると元々お墓の基礎工事を重要視していない地域だと言われています。

1955年(平成7年)の「阪神・淡路大震災」が起こる前までは、多くの人が「関西では大きな地震は起こらない」なんて思っていましたからね・・・

 

もちろん、お墓の大きさや気候によって、基礎工事に求められる強度に違いはあるのですが、それを差し引いても「そんな工事でお墓は倒れないの?」という仕様がまだまだ多いのが関西の現状なのです。

 

まずは、墓地を全体的に掘削しますが、同じベタ基礎工事でも石材店によって考え方は違いますので、どの程度の深さを掘るかは様々です。

 

墓地での掘削作業

墓地の掘削

当社では、少なくとも30センチは掘削します。

傾斜地の場合は、浅い方で30センチとしますので、深い方は50センチ以上の深さになるケースもございます。

また、墓地が広く大きな墓石の場合も変わってきます。

 

実際にお客様が見ると、数字以上に深く掘られているように感じるそうです。

 

そこから出る土は膨大な量です。

これは、産業廃棄物処理場に運び、処分してもらいます。

 

墓地の地固め作業

墓地の地固

墓地を掘り下げたところに「割栗石」と呼ばれる大きめの石を全体に入れ、さらに細かい砕石を加えて全面を敷き詰めます。

そして、機械によって圧を掛けて締め固めていきます。

 

鉄筋配筋

鉄筋配筋

その後に、直径10~13㎜の鉄筋を10~20㎝ほどの細かい間隔で組み上げていきます。

 

土間用コンクリートの補強として用いられる、鉄筋を縦横に組んで溶接した「ワイヤーメッシュ」と呼ばれる焼き網のような形をした溶接金網を鉄筋の代わりとして使用する石材店もありますが、強度が劣るため当社では一切使用しておりません。

これは、当社の場合は、カロート(納骨室)に水が入らない、特許・実用新案登録の独自構造である「信頼棺®️」仕様につき、従来の構造に比べて重くなるので、より強固な基礎工事にするためです。

 

鉄筋を組み終えると、ここで一旦作業が止まります。

 

多くの石材店は、現場で砂とセメントと砂利を混ぜ合わせて、コンクリートを練り始めるのですが、当社の場合は余程の事情がない限りは、指定強度に配合された上質な生コンをミキサー車が運んできますので、到着するまで作業が少しだけ止まることが多く、職人さんが一休みできる時間になります。

 

生コン打設

生コン打設

墓地まで大型のミキサー車がやってきて、生コンを流し込む時は、「ここまでやるのか・・」と多くのお客様は驚かれるようです。

当社としては、日常のことなのですが・・。

 

流し込まれた生コンの空気を抜きながら、墓地全体に広げて平らに仕上げていきます。

 

当社が使用する生コンは、長期優良住宅と同レベルのものを使用しております。

その証として、お客様にはコンクリートの配合表をお渡ししております。

 

墓地でよく見かける、モルタルを使用した気休め程度の基礎工事とは、強度は天と地ほど違います。

 

基礎工事は、お墓が建ってしまうと住宅と同様でまったく見えません。

しかし、見えない部分こそ、しっかりコストを掛けた工事をしないと、文字通り「台無し」になるのです。

 

お客様に自分のお墓の基礎工事を見ていただくことにより、長年の耐久性があり、強い地震にも耐えられるお墓になると実感していただけると思います。

 

コンクリートは、最低でも1カ月程度は養生期間として固まるのを待ちます。

お客様への納期が十分にある場合や、石の手配状況によっては数ヶ月以上置いておく場合もありますが、より強くなっていますので、まったく心配はありません。

 

3.工事2回目/周囲の石と納骨室の設置

工事2回目・周囲の石と納骨室の設置

十分な強度を発現させるために養生期間を経た基礎コンクリートはガチガチに固まっています。

 

お骨を納めるカロート(納骨室)の中の大地の自然と通じる土の部分と、水抜き穴だけを開けてあります。

 

そして、外柵(巻石)と呼ばれる墓地の囲いとなる石を設置していきます。

ここでも当社は、他社にはない対策を施してあります。

 

外柵設置工事

外柵設置工事

それはエフロレッセンス(白華現象)と呼ばれる、コンクリートの灰汁(あく)みたいなものがありまして、その対策として、フロアや階段部分の下にみかげ石を用いたエフロ防止工事を施しています。

 

これは、ひと手間を最初に工事の段階でしておくと、後で悩まされなくて済むからです。

 

「なぜここまで念入りにするのか?」と言われることもあるのですが、私に言わせれば逆です。

出てしまったエフロを除去したり、後から対策する方がはるかに厄介なので、最初から出ないように対策しているのです。

 

ここでも職人さんの丁寧な作業を見ていただけるでしょう。

 

カロートの素材も安価なコンクリートブロックやモルタルを使用したものではなく、耐久性に優れたみかげ石を用いた、内部に水の侵入を許さない、特許・実用新案登録済みの「信頼棺®」構造です。

 

想像されているよりかなり大きなモノになりますので、従来の構造と「信頼棺®️」の構造の違いを最初に感じる部分になるのかもしれません。

 

4.工事3回目/墓石本体の設置

工事3回目・墓石本体の設置

そして、いよいよ墓石本体の設置となります。

 

まずは、お墓の土台となる「芝台」という墓石最下段の石の設置です。

 

実は、この部分が当社の「信頼棺®️」のキモといえる部分です。

 

関西の芝台は、ほとんどの場合、四つの石を合わせた仕様です。

文字どおり、芝台を別名「四ツ石」と言います。

 

四ツ石の各接合部分を金具で固定していればまだ良い方ですが、それすらもやっていない石材店もあります。

 

年月の経過とともに合わせた石の間が広がって離れてしまったりすると、お墓が不安定になりますし、そこから大切なお骨が収められているカロートに水が入るだけでなく、虫の侵入なども許すことになります。

 

墓石設置工事

墓石設置工事

当社の芝台は、大きな一枚石を使用しております。

最初から一枚の石ですから、余程のことがない限りは何も起きようがありません。

耐久性も耐震性も四ツ石構造の芝台と比べると格段の差です。

 

それに、お骨を収める納骨口も、従来とはまったく違う方法を採用しておりますので、水だけでなく虫も入りません。

こちらも、特許・実用新案登録構造です。

 

信じられないかもしれませんが、お墓の中が水びたしになっているだけでなく、ハチが巣を作っていたとか、ヘビが出てきたなどのケースもあるのです。

 

では、なぜ石材店は「四ツ石」をやめないのでしょうか?

 

はっきり言いますと、お客様にメリットはまったくありません。

石材店が作業をしやすいように、4つに石を分割しているだけなのです。

 

墓石の最下段の石は大きいので、分割しないと墓地での運搬が困難なため、かつて部材を4分割にしたことが、いつの間にか便利で楽なので定着してしまっているのです。

 

当社も、かつては四ツ石構造の芝台を採用していましたが、お客様の要望を受けて仕様を一枚石にして、構造を全面的に変更してみると別次元の完成度を実感しました。

 

そして何より、お客様には大きなメリットしかないと確信しましたので、それ以降は徐々に案内を増やして実績を重ねていき、今では当社の標準仕様となっております。

 

「信頼棺®️」の大きな一枚石の芝台を見ると、多くのお客様が想像より大きいと驚かれます。

 

「そりゃあ、少し価格が上がるはず」と納得される方も多いですね。

 

そして、“震度7”に対応した墓石用免震ゲル「安震はかもり®️」を装着しながら、丁寧に一段ずつ墓石を積み上げます。

免震ゲルの使用量も従来の構造より当然増えます。

 

お客様にとっては、従来との構造の違いを目の当たりにされる時です。

 

設計図やミニチュアの墓石模型で説明させていただいていても、実際に自分のお墓として見るのでは違う感想となるそうです。

 

 

5.石材店ごとに異なるお墓の工事

石材店ごとに異なるお墓の工事

お墓の工事には、建築基準法のような規定法律がありません。

 

どの程度の工事をするかは、それぞれの石材店の考え方次第ということになります。

 

たとえば、基礎工事に関しても、

 

  • 鉄筋配筋+生コン
  • 鉄筋配筋+現場で練ったコンクリート
  • ワイヤーメッシュ+モルタル
  • まったく基礎工事をしない(実際にあるのです)

 

など、石材店ごとに様々です。

 

また、今回ご紹介した当社が3回に分けて行った墓地での工事を、たった1日で済ませてしまうような工事でお墓を建てる石材店もあります。

 

いわゆる、突貫工事というやつです。

 

当社も関西では最高レベルの墓石工事を行っていると自負しておりますが、全国にはもっとすごい工事でお墓を建ている石材店があります。

 

これらの工事と突貫工事とでは、内容はまったく違いますが、時間だけの比較をすると倍以上の差があるわけですね。

お墓一つの工事に掛かる人件費も、単純計算だと半分以下で済むわけです。

 

もちろん、人件費だけでなく、基礎工事のコストも当社の半分以下どころではありません。

 

ところが、見積書には、「墓石工事一式○○円」「工事費一式を含む」などとしか書かれていないケースが多いので、消費者からすれば、ついつい価格だけの比較をしてしまいがちなのです。

 

6.まとめ

どんなものでも、やはり価格には理由があります。

 

お墓は、ただの石と言ってしまえば、その通りです。

石に違いなんてないんだから、どこの石材店でお墓を建てても同じという考えのお客様が一定数いることも理解できます。

 

しかし、まったく何の経験もない人がお墓を建てられるわけはなく、ただの石に様々な人が関わって、その方たちの持つ技術や経験を活かすための人件費も必要です。

 

また、そこに至るまでに、

 

  • 石の採掘
  • 石を切って磨く墓石加工
  • 文字の彫刻

 

など、様々なコストが必要となります。

 

本当に良いお墓にするには、本当に仕事に厳しく、良いものをつくる意識が強い人たちに依頼しないと無理なのです。

もちろん、そういう方々は人件費も高いですし、良い仕事のための機械設備や道具にも投資を惜しみません。

 

どのような人が、どんな形で関わって、良いお墓となるのか?をお客様が見ていただくことによって、ご契約時には高額と感じられたお墓も、お客さまに納得していただけると思うのです。

 

その納得は、お客様の安心に繋がり、長年に渡って継続します。

当社が、できるだけ工事の見学をおすすめしているのは、この様な理由からなのです。

 

 

【実録映像】第一石材のご紹介とお客様の声(00:04:40)

 

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