お骨を袋に入れて土に還すという納骨方法に違和感があった【お客様の声/神戸市・HY様】
こんにちは。兵庫県神戸市兵庫区にある株式会社第一石材の能島です。
(一社)日本石材産業協会認定の「1級お墓ディレクター」です。
のじま
お墓には想いが込められています。
そして、その「想い」は、人それぞれで異なります。
しかし、それを実現するのは簡単なことではありません。
お墓は地域ごとの風習が色濃く残っているのに加え、墓石を提供する石材店も従来からのやり方を変えようとしない業者が多いからです。
それゆえに、消費者の想いと大きく違っていることがあるのです。
今回ご紹介する、兵庫県神戸市在住のFY様の場合もそうでした。
若くして他界された奥様のために、「お墓づくりで妥協したくない。妻に喜んでもらえるお墓を贈りたい」との想いを抱いていたFY様が、まず最初に違和感を感じたのが、お骨を袋に入れて「お土に還す」という関西特有の納骨方法です。
いったい、どういうことなのでしょうか?
FY様からいただいた「お客様の声」と「アンケート」をもとに、お墓のことが大好きな新くんと京ちゃんと一緒に考えてみましょう。
目次
1.FY様からいただいた「お客様の声」
若くして他界された奥様のお骨をきれいな環境の下で納骨したいという想いで、当社が開発した特許構造墓石である“納骨室に水が入らないお墓”「信頼棺®」にてお墓をお建てになられたFY様から、とてもうれしい内容の「お客様の声」を頂戴いたしました。
イニシャル表記なら掲載可という許可を得て、以下テキストに書き起こし、原文のままご紹介させていただきます
最初に入るのが、若くして他界した亡き妻、そしていつの日か子供たちの誰かが私の建てた墓に入ることになるでしょう。
愛する者たちが入る家だから妥協したくない、喜んでもらえるお墓を贈りたい。
そんな想いから「信頼棺®」と第一石材様にたどり着きました。
こだわりを実現してもらえる存在でした。
墓づくりの過程で一番感動したことは、洋式デザイン墓に馴染みのない私の両親のために、事務所一面に施工例の写真を貼り出し(事務所を改装し)、最近の流行などを丁寧に説明いただき安心感を与えてくださったことです。
お陰様で、両親も私も(きっと妻も)満足できるお墓を建てることができました。
本当にありがとうございました。
ちなみに、偶然にも墓づくりの最中に祖母の納骨があり、泥で汚れた骨壺を目にすることができました。
他社の営業が当たり前のように言っていた通り、能島様のブログにあるように、納骨室の中には水が入るんだと実感しました。
水が入らない「信頼棺®」を選択して本当に良かったと思います。
素晴らしいお墓を開発していただきありがとうございました。
2.FY様からいただいた「お客様アンケート」
FY様からは、「お客様の声」以外にアンケートも頂戴いたしました。
お墓を建てるにあたり悩んでいたことや、当社をお選びいただいた決め手などを克明に書いてくださっています。
こちらもテキストに書き起こし、以下原文のままご紹介させていただきます。
Q1.お墓を購入される前に、どのようなことで悩まれましたか?
FYさま:関西特有のさらしの袋に入れて納骨するという風習。
それを前提としたお墓が多いということ。
他県からの移住ということもあり、とても違和感がありました。
Q2.第一石材をお知りになったきっかけは?
FYさま:インターネットで納骨室の構造を調べているときに、能島様のブログと出会いました。
Q3.第一石材を知ってすぐにお墓を購入されましたか?あるいは購入を悩まれた場合、その理由は?
FYさま:「信頼棺®」という存在を知り、是非とも欲しいと強く思いました。
しかし、特許構造だけに高額に違いないと想像し、すぐには決められませんでした。
相談会後には、能島様の人柄もあり、購入を決意していました。
Q4.数ある石材店の中で当社をお選びいただいた決め手は?
FYさま:「信頼棺®」という商品と、積極的に業界内の情報公開を行い、常に消費者の方を向いている能島様の姿勢。
Q5.第一石材でお墓を購入されていかがでしたか?
FYさま:大変満足しています。
お墓に故人への想い、私のこだわりを盛り込むことができました。
3.関西特有のお骨を袋に入れて納骨する方法
FY様がお墓選びの過程で疑問に感じたのは、関西特有のお墓への納骨方法でしたよね。
全国の多くの地域では、骨壺の状態でお墓に納骨するのが一般的ですが、関西ではちょっと違います。
関西では、綿や麻素材の布で作った袋にお骨を移し替えて、お墓の中に納めるのが一般的です。
中には、袋にも入れずに、直にお墓の中にまいたりする場合もあります。
ただ、これらの納骨方法は、そんなに古い風習ではありません。
事実、私どもの地元である神戸市でも、1970年(昭和40年代)あたりまでは骨壺の状態でお墓に納骨していました。
では、なぜこのような納骨方法が関西の風習となったのでしょうか?
諸説ありますが、大きくは次の2つです。
- カロート(納骨室)内の骨壺が満杯になったため、お骨を骨壺から出して納骨することにより、新たな納骨スペースを確保するという物理的な理由。
- お骨を「大地の自然である土に還す」という、土葬の風習を踏襲した考え方。
でも、新たにお墓を建てるわけだから、納骨スペースは十分あるし…
新くん
お骨を「土に還す」と言うが、将来お墓を引っ越しするときにはどうするの?
京ちゃん
たしかに、昔はお墓の引っ越しなんて考えてもなかったわけですが、現代社会ではめずらしいことではありません。
そう考えると、そこも重要なポイントかもしれませんね。
しかし、石材店としては、地域の風習や長年の慣習で、ついつい通り一遍の説明をしてしまいがちです。
じゃあ、そんな場合はどうすればいいんですか?
新くん
まずは、その地域の風習や石材店が提案するお墓について、きちんと精査する必要があります。
- きちんとした根拠に基づいているか?
- 本当にベストな方法なのか?
などについて、まずは考えてみましょう。
消費者にとっては、お墓づくりは初めてのことです。
そこに、疑問に思うことや納得できないことが生じてくるのです。
すべて石材店の言うがままに進めるのではなく、自分の想いをきちんと伝えることが大事です。
疑問に思ったことは、とりあえずネット等で調べてみましょう。
のじま
4.消費者が知らない!お骨と納骨室の実態
では、
- 骨壺で納骨する
- お骨を袋に移し替えて納骨する
いったい、どちらの納骨方法が正しいのでしょうか?
この答えを出すには、地域に根付くお墓の風習や石材店がすすめる方法が、はたして理にかなっているのかを考える必要があります。
ただ単に「関西では一般的にこうだから…」では、消費者は納得できないかもしれないですね。
当然だわ!
京ちゃん
それでは、ここからは、お墓への2つの納骨方法と、多くの消費者が知らないお墓のカロート(納骨室)の中に実態について考えていくことにいたしましょう。
4-1.お骨は土に還らない!
いきなり、否定的なタイトルですが、事実なんです。
土葬の場合は、肉体や骨が朽ちてバクテリアなどの作用で分解され、おおよそ100~150年程度で土に還ると言われています。
しかし、1000度を超える高温で焼かれた火葬のお骨は、お骨がセラミック化されて、そう簡単に土に還らないのです。
ちょうど、陶器のような感じですね。
おそらく、100年、200年といった単位では、土に還らないと言われています。
太古の古墳から、土器などが発見されたりするわけですから、実際にどのくらいの年月で土に還るかは未知数です。
つまり、袋に入れて納骨したお骨は、いずれ袋だけが朽ち果てて、お骨はバラバラの状態でカロート内にあり続けるというわけです。
それじゃあ、意味ないじゃん。
京ちゃん
たしかに、土に還すはずだったお骨が、土に還らないのでは意味がないかもしれませんね。
また、将来お墓を引っ越しすることになった場合に、どれが誰のお骨かがわからないという問題も出てきそうです。
4-2.お墓の中は水びたし!?
実は、お墓の中には水が入るのです。
それも、全国のほとんどの地域のお墓は、カロート(納骨室)の中に水が入ってしまう構造なのです。
大手石材店で建てたお墓であろうが、老舗の石材店で建てたお墓であろうが関係ありません。
ひどい場合には、お墓の中に水がたまり、お骨がプカプカ浮いていることも珍しくありません。
また、入るのは水だけではありません。
クモやムカデなどがすみ着いているのは、ごく当たり前。
時には、スズメバチが巣を作っていたりすることもあります。
どうして、そんなことになるわけ?
新くん
お墓の中に水が入る、大きな理由は次の2つです。
- お墓への納骨は1回限りじゃないので、カロートの入口を簡単に開け閉めできるようになっている。
- 墓石の最下段の石である「芝台」が、4つの部材に分けた「四ツ石」構造になっている。
お墓への納骨が1回限りじゃないのは理解できるけど、「芝台」をどうして4つに分けなきゃいけないの?
京ちゃん
墓石の芝台を「四ツ石」構造にするのは、大人の事情があるのです。
- 石の使用量を少なくしてコスト削減
- 4つに分けることで運搬しやすくする
というわけです。
それって、完全に石材店側の都合じゃない!
京ちゃん
そこが、大人の事情なんです。
しかし、石材店としても悪意があってやっているわけではありません。
これも、長年の慣習というわけです。
お骨を袋に入れて納骨した場合には、バラバラになったお骨が水びたしになる。
骨壺で納骨した場合には、骨壺が水没して中に水がたまる。
骨壺で納骨しようが、さらしの袋で納骨しようが、お墓の中に水が入ることに変わりはありません。
のじま
どちらの方法で納骨をするにしても、「お墓の中に水が入る」という問題を解決する必要がありそうですね。
5.“納骨室に水が入らないお墓”「信頼棺®」って何?
ここまで読まれて、FY様からいただいた「お客様の声」の中に頻繁に出てくる「信頼棺®」っていったい何?って思われた方もいることでしょう。
「信頼棺®」とは、当社第一石材が開発した、特許・実用新案登録の、納骨室に水が入らない独自構造墓石の名称なのです。
「信頼棺®」は、納骨時のカロート入口の開閉も比較的簡単にでき、なおかつ雨漏りしない構造になっています。
もちろん、クモやハチなどの虫もシャットアウト!
常にきれいな環境の下で、大切な人のお骨をお守りいたします。
また、「信頼棺®」は、和型墓石はもちろんのこと、洋型墓石やデザイン墓石など、様々な形のお墓に対応できます。
ただし、全国のどこの石材店でもが「信頼棺®」を取り扱えるわけではありません。
「信頼棺®」は当社第一石材が特許・実用新案登録の知的財産を有する独自構造墓石につき、全国から選ばれたごくわずかの石材店でしか取り扱いできません。
ご面倒でも、「信頼棺®」正規取扱店までお問い合わせください。
大切な人のお骨が水びたしになっているとしたら、あなたは耐えられますか?
6.まとめ
今回の記事は、若くして他界された奥様のお骨を「袋に入れて土に還すという納骨方法に違和感があった」という、神戸市在住のFY様の「お客様の声」をもとに、地域にまつわるお墓の風習について解説させていただきました。
お墓には地域特有の風習があるのと、石材店にもこれまでの長きにわたり行ってきた慣習があります。
- 地域の風習や石材店の営業マンが言うままにお墓を選ぶ方が良いのか?
- 自分の想いを反映したお墓づくりをするべきか?
あなたなら、どちらを選びますか?
私たちがおすすめするのは後者です。
なぜなら、あなたが建てるお墓は「あなたの家のお墓」だからです。
地域や石材店のために建てるものではありません。
住まいを選ぶ時には、自分の住みたい家やマンションを選ぶはず。
クルマを選ぶ際にしてもしかりです。
お墓も同じです。
大切な人のために建てるお墓であり、いずれはあなたもそこに入るかもしれないお墓なのです。
最後に今回の記事の重要ポイントをまとめます。
- 地域のお墓の風習通りにする必要はない
- 消費者の想いと墓石業界の常識とはズレがある
- 疑問点はネットで調べて複数の石材店の話を聞く
どうか、あなたの「こだわり」がいっぱい詰まったお墓を選んでください。
そのこだわりをカタチにするのが、私たち石材店のつとめなのです。
『 お墓のトラブルで多いカロートの中に水がたまる原因と解決方法』
『デザイン墓石を建てるために選んだ石材店の2つの条件とは?【お客様の声/兵庫県姫路市・MK様】』
『見た目の美しさだけでは良いデザイン墓石とは言えない理由 』
【実録映像】お客様インタビュー動画(00:04:40)
私たちに30分の時間をください!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
しかし、この記事だけでは、あなたのお墓への疑問を解決するにはまだまだ情報量が足りません。
もし、あなたが、
- 満足のいくお墓を建てたい
- お墓づくりで絶対失敗したくない
と思われているのなら、私たちに30分だけ時間をください。
方法は簡単です。
当社にお電話をしていただき、「お墓無料相談」の予約をしていただくだけです。
└フリーダイヤル:0120-756-148(ナゴム・イシヤ)
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