見た目の美しさだけでは良いデザイン墓石とは言えない理由

その昔のお墓の形といえば、四角い石を数段積み上げただけのものが一般的でしたが、近年では自分の好みや故人の生きざまをカタチに表した「デザイン墓石」を望まれる方が多くなりました。
地域によっては、従来型の墓石よりデザイン墓石の需要の方が多いところもあるようです。
こんにちは。(一社)日本石材産業協会認定「1級お墓ディレクター」の能島孝志です。
兵庫県神戸市で、“カロート(納骨室)に水が入らない特許構造墓石”『信頼棺®』を販売する、(株)第一石材の代表を務めさせていただいております。
能島
デザイン墓石を選ぶときには、ついつい見た目のイメージばかりが優先されがちなのですが、はたしてそれで良いデザイン墓石と言えるのでしょうか?
そこで、今回の記事は、デザイン墓石を選ぶ際のポイントと注意点についてお伝えさせていただきます。
1.「デザイン」とは?
デザイン墓石を選ぶポイントをお伝えする前に「デザイン」とは何かについて考えてみたいと思います。
「デザイン」についてウィキペディアで調べてみると、以下のように書かれています。
デザインの語源はデッサン(dessin)と同じく、“計画を記号に表す”という意味のラテン語designareである。
また、デザインとは、ある問題を解決するために思考・概念の組み立てを行い、それを様々な媒体に応じて表現することと解される。
出典元: 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「デザイン(design)」という言葉は、元々はラテン語の「designare」から来ているようです。
そして、その言葉の解釈は、「ある問題を解決するために思考・概念の組み立てを行い、それを様々な媒体に応じて表現すること」と書かれてあります。
では、この文章をお墓(特にデザイン墓石)に当てはめて考えてみましょう。
1.ある問題を解決するため=○○を解決
2.思考・概念の組み立て=構造・設計・施工
3.様々な媒体に応じて表現=見た目のデザイン
おおまか、このようになりますが、これをご覧になられて何か感じませんか?
実は・・・
デザイン墓石を選ぶ際に、多くの方が真っ先に考えられるはずの「見た目のデザイン」が一番最後の3番目になっていますよね。
つまり、「デザイン」の中で、「見た目」は最優先ではないということなのです。
2.見た目の美しさだけでは「デザイン」と言えない
車、服、バッグなど、世の中のあらゆるものに「デザイン」があります。
近年では、お墓も「デザイン墓石」と称するものが現れ、まざまな形のお墓が建てられるようになりました。
そして、デザイン墓石を希望される人の大半は、どのような形のデザインにしたら良いのかを悩まれます。
しかし、「美しさ」や「格好よさ」を追求しただけでは、決して「良いデザイン」のお墓になりません。
美しさに加え、“使いやすさ”“機能性”“構造”など、「何かの問題が解決できる」ことができてこそ「デザイン」と言えるのです。
3.本当の意味での「デザイン墓石」とは?
これまでの説明で、見た目の美しさだけがデザインではないことはご理解いただけたかと思います。
では、具体的にどのようなでデサインなら良いデザイン墓石と言えるのでしょうか?
墓地の形状や地域性、お客様のご要望等もありますので一概には言えませんが、一例を挙げてみましょう。
たとえば、眼に見える使い安さや機能性としては、
■階段式の外柵の墓所をバリアフリーにすることによって、車イスの方でも楽にお墓参りをすることができるようになった。
■そのバリアフリー部分に滑り止め加工を施し、墓所で転ばないよう安全性を確保した。
■バリアフリー部分に桜などの花柄彫刻を施すことによって、滑り止め効果に加え美しさを追求した。
などがあります。
また、外部からは見えませんが、
■納骨室の中に水が入ったり、水が溜まったりしない構造の墓石を選んだ。
■クモなどの虫の侵入を防ぎ、ハチが巣を作ったりしない構造にした。
なども、お墓をデザインするということになります。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
このように、「使いやすさ」や「構造」を追求することにより、「誰かが喜び」「誰かが幸せになり」「なおかつ美しいこと」がデザインなのです。
この他にも、構造や設計内容に工夫を凝らすことにより、墓石の機能が格段に変わってきます。
しかし、デザイン墓石というと、見た目だけで選ばれる方が大半です。
また、石材店が「デザイン」を提案できるかどうかということも重要な問題です。
私が敬愛する、アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏は次のように述べています。
Design is not just what it looks like and feels like. Design is how it works.
デザインとは、単にどのように見えるか、どのように感じるかということではない。どう機能するかだ。
スティーブ・ジョブズ
「機能性」と「美しさ」の両方を兼ね備えてこそ、本当の「デザイン」なのです。
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