おしゃれな洋型のお墓を建てるにはデザイン墓石に精通した石材店を選ぶ

お墓の建立を考えているけれど、よく墓地で見かける四角い石を積み重ねた形の墓石はイヤ!
●将来、娘夫婦でも使えるようにしたいので、お墓の正面にも「○○家」と入れたくない。
●最近よく見る洋風のおしゃれなお墓にして、正面には「絆」や「和」など、好きな言葉を彫刻したい。
このようなお墓を希望される方が近年増えてまいりました。
でも、どこの石材店に頼めば、おしゃれなデザイン墓石がつくれるのか迷っておられるのではありませんか?
今回のブログは、そんなあなたのデザイン墓石に対する重要な点について解説していきます。
目次
1.なぜお墓の形はどれも同じなのか?
墓地へ行くと、ほぼ同じ形のお墓が数百と並んでいます。
「なぜお墓の形はどれも同じなの?」
これは、私が30数年前に初めて墓石業界に入ったときに感じた疑問です。
お家を建てたり、マンションを購入する際には設計や間取りを確認しますよね。
クルマの購入でもデザインや機能性、そして燃費も気になる要因です。
しかし、お墓に関してはなぜか「すべて業者まかせ」。
そのことが、不思議でたまりませんでした。
当時、私が勤めていた石材店の社長に尋ねてみたものの、「お墓は昔からこんな形だが…」と、逆に私の質問の方が不思議に思われてしまいました。
どんな商売でも、外から見ると疑問に思うことであっても、業界内に長くいると気が付かないことが多いですね。
それからわずか数年で、個性的で美しいデザインのお墓が市場に現れました。
ちょうど平成の時代に入ってしばらくのことです。
2.時代と共に変わってきた墓石の形
お墓の形に疑問を持っていた当時の私は、世の中に、まだ「デザイン墓石」という名前が登場する以前からオリジナルデザインの墓石製作に取り組みはじめました。
これまでの、和型三段墓と呼ばれる伝統的な形の墓石でもなく、キリスト教徒の墓石に多く使われていたオルガン型という洋墓でもない新しいスタイルの墓石です。
従来からの日本のお墓は、「家」や「一族」という考え方を中心にしていましたが、核家族化がすすんだ現代社会においては、親戚との付き合いも希薄になっています。
それは、特に都市部に強い傾向があるようです。
そして、「家」「一族」という考え方ではなく、親もしくは自分の代から始まる家族としてのお墓を考え、故人の趣味や嗜好を汲み入れたり、子や孫に至るまでの家族の想いを表現したお墓づくりを希望されるようになってきました。
ましてや、生前にお墓を建てるのなら、なおさら自分の想いや家族の考えを反映した形の墓石を希望される傾向が強いようです。
また、少子化の影響から一人っ子同士の男女が結婚し、それぞれの親が亡くなった場合にはその夫婦が両方の親を祀っていくことになります。
そんな場合には、一つのお墓を両家で使う「両家墓」と呼ばれる墓石も登場しました。
このように、宗教的なしきたりや慣例にこだわらず、自由な発想でお墓づくりを考える人も増え、墓石の形態は従来と大きく変わってきたのです。
3.どこの石材店に頼めばおしゃれなデザイン墓石がつくれるのか?
デザイン墓石を希望される人は、これまでの伝統的な形の墓石のように、「すべて石材店にお任せ」なんてことはしません。
きちんとご自分の考えを持っています。
たとえば、「やさしい丸みを帯びたデザインにしたい」とか「桜の花を彫刻したい」などです。
そこで問われるのが、石材店のデザイン的センスです。
最近では、プロのデザイナーが手掛けた「デザイナーズブランド墓石」や、独自のデザイン墓石を展開している石材商社もあります。
それらを利用すれば簡単におしゃれなデザイン墓石ができそうなのですが、なかなかそうは上手くいかないのです。
その理由は墓地のサイズや形状です。
デザイナーズブランド墓石や石材商社が提供しているデザイン墓石は、あくまでも基本デザインであって、すべての墓地にぴったり収まる形ではありません。
また、墓地のサイズの他にも、墓園・霊園の仕様規定があります。
そこには、墓石・付属品の高さだけではなく、外柵の高さに至るまで細かく定められています。
その他にも、墓石の設置位置や建ぺい率まで指定されている墓園・霊園もあります。
そうなると、元々のオリジナルデザインをリデザイン(再設計)する必要が生じてきます。
つまり、すでにデザインが完成したものを再度デザインし直して作り変えるスキルが必要となります。
おしゃれかどうかの問題はそれぞれの好みにもよりますのでなんとも言えませんが、全体のバランスが最も重要なデザイン的要素です。
そう考えると、やはりデザイン墓石に精通した石材店を選ぶことが秘訣です。
4.本当の意味でのデザインとは?
あなたと相性の良さそうな石材店も見つかった。
その石材店が提案してくれた墓石のデザインも気に入った。
これですべてが順調に進み、いいお墓ができるはずなのですが・・・
ここで今一度、本当の意味での「デザイン」を考えてみてください。
「デザイン」と聞くと、多くの人が思い浮かぶのが見た目のイメージですよね。
ただ、本来のデザインの意味とは、見た目だけの美しさを追求するだけではなく、機能性を充実させ問題を解決することもデザインに含まれるのです。
Design is not just what it looks like and feels like. Design is how it works.
デザインとは単に「どう見えるか」や「どう感じるか」というものではない。デザインとは、どう機能するかだ。
スティーブ・ジョブズ
これは、アップル社の創業者、スティーブ・ジョブズの名言です。
これをお墓に当てはめてみると、
●車イスでもお参りができるバリアフリー
●足の悪い母のために用意をしたベンチ
●カロート(納骨室)に水が入らない構造
などが挙げられます。
これらは、単に見た目のデザインではなく、お参りする側の立場や故人(お骨)のことを考えてのデザインです。
特に3つ目の「カロート(納骨室)に水が入らない構造」については、これまで見過ごされてきた構造です。
せっかく、おしゃれなデザイン墓石をつくるのですから、故人(お骨)のことも考えた設計でデザインしてあげてはいかがでしょう。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
デザイン墓石って、どこの石材店でもつくれそうなのですが、実は意外にうまくいかないケースが多いのです。
上の表は、2015年に(一社)日本石材産業協会が国民生活センターに対して行った「墓地、墓石・石材に関するクレームアンケート」です。
1位が「加工・施工不良」、3位が「材質・デザイン・サイズなどが違う」となっています。
今や日本国内に流通している80%以上の墓石が中国でつくられています。
和型の墓石と違い、デザイン墓石は特に加工が複雑です。
中国の石材加工事情は、簡単な加工も複雑な加工も値段はさほど変わりません。
過去にそういう取り決めを交わしているからです。
それだけに、日本の石材店もどんどん複雑な加工を要求するようになりました。
でも、そのような要求にきちんと応えることができるのは、中国の石材加工工場の中でもごくわずかです。
それに加えてカロート(納骨室)の構造です。
大切な人のお骨が水びたしになっているとしたら、あなたは耐えられますか?
いずれ、あなたも入る場所なのですよ。
そうなると、ますます石材店選びが重要な課題になってきます。
墓石のデザインを選ぶ前に石材店選びから始められることをお勧めいたします。
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