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価格相場の安い石でも良いお墓はできる!

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価格相場の安い石でも良いお墓はできる!
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こんにちは。兵庫県神戸市兵庫区にある株式会社第一石材の能島です。

(一社)日本石材産業協会認定の「1級お墓ディレクター」です。

能島

 

お墓を建てるときに多くの方が気になるのは、何と言っても「価格」でしょう。

 

そして、「できる限り予算内で良い石で建てたい!」と思われても不思議じゃありません。

しかし、「良い石」と言われる石は、国産でも外国産でも、そこそこの値段になってしまいます。

 

結果的には予算オーバー!

 

・・で、良いお墓になったのかどうかは疑問が残るところです。

 

実は、そんなことをしなくても、良いお墓はつくれるのです。

 

たとえ、価格相場の安い石でつくったお墓であってもです。

 

1.お墓に使う「良い石」とは?

お墓に使う「良い石」とは?

お墓に使用する石は天然素材です。

 

マグマが地中深くで、何千万年~何億年という気の遠くなるような時を経て出来上がったものです。

 

それらは、総じて「みかげ石」と呼ばれています。

 

そんな自然界の産物であるみかげ石ですが、何をもって「良い石」「良くない石」に区別されるのでしょう。

 

  • 国産だから良いのでしょうか?
  • 中国産だから良くないのでしょうか?

 

なんか日本の石の方が良さそうな感じはしますけど・・・

 

たしかに、日本では良い石が数多く採れることに間違いはありません。

しかし、中国をはじめとする外国産の石がすべて悪いわけではありません。

 

一般的に良い石とされる条件としては、

 

  • 見た目がきれい
  • 硬くて変色・変質しにくい
  • 艶持ちが良い

 

などが挙げられます。

 

つまり、良い石としての最大の条件は「見た目」なのです。

 

見た目にカッコいいクルマの値段が高いのと同じです。

 

2.お墓に使う「良くない石」とは?

お墓に使う「良くない石」とは?

なんか、「良くない石」という表現は語弊があります。

 

「価格の安い石」と言った方が適切かもしれません。

 

では、価格の安い石とは、どのような石なのでしょうか?

 

  • 産出量が多い
  • 歩留まりが良い
  • 変色しやすい
  • 水を吸いやすい

 

などが挙げられます。

 

たくさん採れて、使える部分が多いというのは良いことですよね。

 

あとは、「変色しやすい」「水を吸いやすい」をどう捉えるかです。

 

どんな石でも年月が経てば、それなりに変色もします。

それが早いか遅いかの違いです。

 

また、

 

  • 「変色」と捉えるのか?
  • 「わびさび」や「味がある」と捉えるのか?

 

でも違ってきます。

 

人間でも、年相応の格好良さというものがあるのと同じです。

 

上手く使えば、安価な石でも良い雰囲気のお墓につくり上げることは可能です。

 

3.良い石のお墓なら「良いお墓」になるのか?

良い石のお墓なら「良いお墓」になるのか?

では、国産の高級石材でお墓をつくれば、「良いお墓」になるのでしょうか?

 

答えは「NO!」です。

 

良い石を使ったからといって、必ずしも「良いお墓」にはなりません。

ただ単に、見た目に美しいだけの「石の塊」にしかすぎません。

 

本当に良いお墓にするためには、見た目の石の良し悪しだけではなく、お墓の見えないところこそが重要なのです。

 

それは、「墓地での施工」と「墓石の構造」です。

 

  • 頑強な基礎工事
  • 大地震に耐えられる耐震施工

 

墓地での施工に関しては、この二つです。

 

そして、最も重要なのが「墓石の構造」です。

 

具体的には、お墓のカロート(納骨室)の中に水が入らない構造であることです。

つまり、大切な人のお骨を納めるところに水がたまったりしないお墓であるかどうかです。

 

たとえ、良い石を使って建てたお墓であっても、これらの条件が揃っていなければ「良いお墓」とは言えないでしょう。

 

4.「お墓の中に水が入る」ってどういうこと?

「お墓の中に水が入る」ってどういうこと?

お墓の基礎工事や地震対策が重要なことは、なんとなく理解ができるかと思いますが、「お墓の中に水が入るってどういうこと?」って思われた方も多いかと思います。

 

実は、日本全国のほとんどの地域のお墓は、カロート(納骨室)の中に水が入ってしまう構造なのです。

 

カロートの中で水没した骨壺

カロートの中で水没した骨壺

 

ひどい場合には、お墓の中に水がたまり、お骨がプカプカと浮いていることも珍しくありません。

 

それでも、良い石で建てたお墓なら満足できるのでしょうか?

 

大切な人のお骨が水びたしになっているとしたら、あなたは耐えられますか?

 

そんな悩みを解決したのが、当社第一石材が開発した特許・実用新案登録の新構造墓石“カロートに水が入らないお墓”「信頼棺®」です。

 

「信頼棺®」なら、常にきれいな環境の中で、大切な人のお骨をお守りいたします。

 

5.価格相場の安い石でつくる良いお墓とは?

価格相場の安い石でつくる良いお墓

価格相場の安い石には様々な理由があります。

 

ただ単に、大量に石が採れるからという理由だけで、価格相場の安い良質の石もあります。

また、当社では使いませんが、パッと見は高級そうに見えるが、経年劣化が極めてひどい石もあります。

 

極端に経年劣化がひどい石はともかくとして、良質廉価の石を使った「良いお墓」で考えてみるのは有りだと思います。

 

ただし、価格の安い石を使ったお墓であっても、墓地での基礎工事や耐震施工は万全に仕上げないといけません。

そして、墓石の構造は、もちろんのこと、カロートに水が入らない仕様です。

 

  • 高級みかげ石でつくった「耐久性に乏しい水の入るお墓」
  • 良質廉価のみかげ石でつくった「耐久性に優れた水の入らないお墓」

 

あなたなら、どちらを選びますか?

 

6.まとめ

「人は見た目が9割!」と言われるように、お墓もついつい見た目だけで選んでしまいがちです。

 

しかし、お墓は装飾品でもモニュメントでもないのです。

お墓は、大切な人のお骨を納め、供養するところなのです。

 

そう考えると、最高級の国産みかげ石を使ったお墓であっても、肝心かなめのカロート(納骨室)の中に水がたまるようでは何の意味もありません。

 

また、お墓は長くあり続けるものだけに、耐久性も重要な要素です。

 

「良い石」でつくったからといって、必ずしも「良いお墓」ではないのです。

 

今一度、お墓を建てる目的を考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

【実録映像】第一石材のご紹介とお客様の声(00:04:40)

 

私たちに30分の時間をください!

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