お墓に水が入る!水が溜まる!を解決できます

平成27年(2015年)の調査によると、一般消費者から国民生活センターへの墓石関係の相談は1,192件という数字が出ております。
ちなみに、類似業界の仏壇関係は608件、葬儀関係は617件なので、墓石に関してはこれらの約2倍の相談件数が寄せられていることになります。
同じ石材店を営む者としては、少々耳の痛い数字です。
もちろん、常々お客様にきちんとした対応をしている石材店なら、このようなクレーム相談とはほぼ関係ないでしょうが、このような消費者の本音の部分をきちんと把握しておくことはとても重要です。
さて、日本最大の石材関連業界団体である(一社)日本石材産業協会が国民生活センターに対して行った「墓地、墓石・石材に関するクレームアンケート」では、以下の表のような内容が確認されています。
その中で、最も多い「加工・施工不良」についての詳細内容がコチラです。
なんと、この中の2つにお墓の水に関するクレームが含まれています。
- 納骨室に水が溜まり、納骨できない。契約を解除して手付金を返してほしい。
- 水はけが悪いので修理してもらったが改善しない。苦情を申し出たが新しい墓を購入するように言われた。
- 墓の改修工事をしたが全体的に仕上がりが雑で不満。諦めるしかないのか。
- 地震で石灯篭が倒れた。工事がずさんだったのではないか。
今回のブログでは、その「お墓の中に水が入る(溜まる)」「骨壺の中に水が溜まる」といった、お墓の水問題についてお伝えしていきます。
大切な家族のお骨が水浸しなんて耐えらえれないですものね!
目次
1.お墓の中の状態は墓石業界の公然の秘密!?
実は・・・
全国のほとんどの地域のお墓は水が入ってしまう構造なのです!
また、水だけではなく、クモやムカデなどの虫のすみかにもなっています。
時には、スズメバチが納骨室の中に巣を作ることもあります。
・・・と言っても、一般消費者の大半はご存じないでしょうし、中には、「そんなはずはない!」と言う人もいるでしょう。
お墓の中に水が入ることを消費者が知らないのは、私たち墓石業界の長年にわたる公然の秘密だからなのです。
「公然の秘密」と言うと、なんか悪意があるように感じられるかも分かりませんが決してそんなことはないのです。
言い訳がましいですが、長く墓石業界にいる者としては、お墓に水が入ることはごく当たり前のことですし、根本的な解決方法もなく、ある意味仕方がないことだと思っているため、わざわざ伝えることをしてきませんでした。
実際に私自身も、お墓を購入いただいたお客様に対して、「お墓に水が入ります」なんて、こちらから言うことはしませんでしたし、お客様からもめったに聞かれることもありませんでした。
今から思えば、多くの消費者がお墓の中に水が入ることを知らないのですから、お客様の方から聞かれることがないのも当然なのですが・・・
石材店としては悪意はないのですが、このような経緯から、前述の2つのお墓の水に関するクレーム相談という結果につながっているのかもしれませんね。
2.“カロート(納骨室)に水が入らないお墓”『信頼棺®』の開発
平成25年(2013年)秋のことです。
とあるお客様から突然のお問い合わせがありました。
「親戚のお墓の納骨式に立ち会った際に、納骨室の中が泥水で溢れていて、お骨がプカプカと浮いているのを見たので、自分が亡き父のお墓を建てるにあたり絶対に水の入らないお墓を建てたい」
当時の私にとっては、極めて無理難題とも言えるような相談内容でした。
お墓に水が入ってしまうことは、長きにわたり墓石業界があえて触れずにきた話ですから、一般の方が知らなくて当然のことです。
もちろん、このお客様もご存知ではなかったようで、大切なご先祖様のお骨が泥水の中に浮いている状態を目の当たりにされて大変衝撃を受けておられました。
しかし、そうは言っても当社も解決方法がないので、「多少の水が入るのは仕方ありませんね」なんて、ありきたりの回答をするしか仕方ありません。
けれども、お客様も納得されません。
「どの石材店に尋ねても同じ回答しか返ってこない!」と少々お怒り気味の口調で言われたことを覚えています。
あまりにも何度も、「絶対水が入らないお墓でなければダメだ!」とおっしゃられるので、余程、ご不快な思いをされたのだと思います。
私自身も長い間この業界に携わってきた影響からか、「お墓に水が入るのは仕方がない」とごく当然のように思っていましたが、このお客様との出会いにより、消費者の観点としては当然のことではないことにようやく気付いたのです。
そして、このようなお客様がいるのであれば、「決して見て見ぬふりはできない、この問題に真正面から取り組もう」と決心いたしました。
そんな流れを経て、平成27年(2016年)2月に、カロート(納骨室)水が入らない新構造の墓石を開発し、特許出願(特願2016-025944)をいたしました。
同時に、その新構造の墓石を『信頼棺®』と名付け、平成27年(2016年)12月に商標登録(第5905643)を済ませました。
それに加え、課題となっていた狭小墓地用の防水構造が、平成30年(2018年)4月に実用新案登録(第3215973号)となりました。
その後、特許出願から丸4年近く経った平成31年(2019年)1月18日に、ようやく特許取得(特許第6465491号)となり、これまでにはない新構造の“カロート(納骨室)に水が入らないお墓”『信頼棺®』を全国的に販売する運びとなりました。
なお、『信頼棺®』は独自構造につき、全国の正規加盟店だけしか取り扱いができません旨ご了承ください。
3.内部に水が溜まらない骨壺で結露からお骨を守ります
水が入らない新構造の墓石『信頼棺®』の開発により、上からの水の侵入に関しては万全となりましたが、次なる新たなお墓の水問題が発生したのです。
私ども、兵庫県神戸市を含む関西方面の多くの納骨方法は骨壺にて納骨するのではなく、綿や麻で作った袋にお骨を移し替え、「自然に還す」という考え方のもと、カロート(納骨室)内の土の部分に納めます。
この納骨方法は、親から子、子から孫へと未来永劫に渡り、お墓がその場所にあり続けることを前提としたものであります。
現代社会では、転居等によるお墓の引っ越しや、「子供がいない」「娘だけ」など、お墓を継ぐ者がなく、止むを得ずお骨を他の施設に移すケースも少なくありません。
そうなると、これまでの「お土に還す」という納骨方法ではなく、関東や他の地域にように、骨壺のままお骨を納めておく必要があります。
そこで、厄介なのが骨壺内の「結露」なのです。
お墓の中は夏は熱く冬は寒い。
そのような環境下で長年に渡り置かれている骨壺の中は、内部に結露が発生し、お骨が水に浸かり溺れてしまっている状態なのです。
普段は開けることがない、お墓の中の納骨室は、湿度の高い条件下にあることが多く風通しも良くありません。
また骨壺の材質は、一般的には陶磁器や合成樹脂といった、通気性に優れていない素材が使われています。
これらの環境と材質が原因となり結露を生じさせ、その水滴が「水」として骨壺に溜まる結果となるのです。
この、骨壺の結露問題を解決すべく発売されたのが、愛媛県今治市菊間地方に750年以上前から伝わる、堅牢かつ排水の良い「菊間瓦(いぶし瓦)」素材の骨壺です。
新進気鋭の鬼師(鬼瓦職人)・菊池晴香氏が制作し、終活カウンセラーでもある黒石さとみ氏がプロデュースする、“relationship悠(リレーションシップはるか)”さんが開発した、伝統工芸菊間瓦の骨壺「悠」は結露しにくく、通気性にも優れています。
4.最強のコラボ!『信頼棺®』×『菊間瓦骨壺“悠”(はるか)』
当社では、外部からの水の侵入を防ぐ新構造の墓石『信頼棺®』に加え、遺骨を結露から守る、伝統工芸菊間瓦の骨壺『菊間瓦骨壺“悠”(はるか)』を推奨しております。
菊間瓦の骨壺“悠”は、お骨を結露から守るというだけではなく、伝統技術に現代女性ならではの感性を加えたデザイン性にも優れた骨壺です。
後ろ側には「悠」の刻印が押されています。
骨壺の表面には、防カビに有効な「いぶし銀」を使用しているため、フラッシュを当てて撮影すると美しく銀色に輝きます。
ホントにきれいですね!
また、この骨壺に添えられた黒石さまからのご丁寧な直筆のお手紙が、単に「優れた骨壺」というモノとしてだけ捉えるのではなく、故人に対する優しさや想いまでが伝わってきました。
納骨室に水が入らない新構造の墓石『信頼棺®』に、『菊間瓦骨壺“悠”(はるか)』を使用していただくことにより、外からの水の侵入と、骨壺の中に発生する結露の、両方の水問題を解決させていただくことが可能となりました。
これで、ご先祖様もきっと快適に眠っていただけると思います。
5.まとめ
長くその業界の中で仕事をしていると、あたかもそれが世の中の常識であるかのように思い込んでしまうことが多々あります。
お墓の水に関する問題もその一例でしょう。
業界側の人間としては、ごく当然のことであっても、消費者には耐えられないこともあるのです。
私も、あるお客様との貴重な出会いによって、お墓の水問題を解決できました。
『信頼棺®』は、新しく建てるお墓だけに限らず、今あるお墓にもリフォームすることができます。
また、和型墓石だけに限らず、洋型墓石・デザイン墓石など、あらゆる形の墓石に対応可能です。
私たち、『信頼棺®』正規加盟店は、お墓の水問題を解決できます。
どうぞ、お気軽にご相談ください。
私たちに30分の時間をください!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
しかし、この記事だけでは、あなたのお墓への疑問を解決するにはまだまだ情報量が足りません。
もし、あなたが、
- 満足のいくお墓を建てたい
- お墓づくりで失敗したくない
と思われているのなら、私たちに30分だけ時間をください。
方法は簡単です。
当社にお電話をしていただくだけです。
フリーダイヤル:0120-756-148(ナゴム・イシヤ)
対応は、すべて(一社)日本石材産業協会認定の「1級お墓ディレクター」資格者の当社代表・能島孝志が承ります。
もちろん、相談は一切無料です。
私たちに30分のお時間をいただければ、あなたがお墓づくりで失敗する確率はかなり少なくなるはずです。
また、当社にご来店いただけるのなら、あなたのお墓づくりの半分は成功へと近づくでしょう。
そして、あなたのお墓づくりを当社にお任せいただけるのなら、満足を超えた感動をご提供できると自負しております。
しかし、問い合わせをすれば、
売り込まれるんじゃないか?
後からしつこく電話が掛かってくるんじゃないの?
なんて心配をされているのならご安心ください。
当社では、
●しつこい営業は絶対にいたしません。
●売り込み電話は絶対にいたしません。
●自宅への押しかけ営業は絶対にいたしません。
安心してお問い合わせください。
お問い合わせはコチラ!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://daiichisekizai.com/inquiry/