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高品質で良心価格の中国産墓石を提供するために石材店が下した決断

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高品質で良心価格の中国産墓石を提供するために石材店が下した決断
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こんにちは。兵庫県神戸市兵庫区にある株式会社第一石材の能島です。

(一社)日本石材産業協会認定の「1級お墓ディレクター」です。

能島

今や、日本国内で建てられるお墓の80%以上が海外でつくられています。

 

その中でも、大多数を占めるのが中国の石材加工工場でつくられる墓石です。

 

これは、お墓だけに限らず、私たちの身の回りのあらゆるものが、中国でつくられているわけですから、特に不思議なことではないかもしれませんね。

 

ただ、衣料や日用品などは工業製品なので、良し悪しはともかくとして、ライン化されたシステムで一定の品質のものが出来上がってきます。

 

けれども、お墓は、天然素材である石をすべて人の手でつくり上げていくものだけに、二つとして同じものはありません。

 

  • 石の良し悪し
  • 加工技術の違い
  • 工場ごとの経営方針

 

などによって、品質が大きく違ってきます。

 

しかし、日本でつくられる墓石ならまだしも、異国である中国でつくられているものだけに品質管理が極めて難しいのです。

 

これが、中国でつくられる墓石に品質のバラツキが多い理由です。

 

でも、それでは済まされません。

 

なぜならば、お客様のお墓の品質に直結する問題だからです。

 

そこで、今回の記事は、当社第一石材が20年以上にわたり実践してきた、中国産墓石の品質管理についてご紹介させていただきます。

 

高品質の中国産墓石を良心価格で提供するために、当社が下した結論です。

 

1.お客様との契約締結の瞬間

お客様との契約締結の瞬間

お客様と無事にお墓の契約が済みますと、「ホッとしました」という言葉を聞くことがあります。

 

様々な問題を時間をかけてクリアできたという安堵感からかもしれませんし、これでようやく故人のお墓ができるという想いからかもしれません。

 

いずれにしても、多くのお客様がホッとされている気持ちはよくわかります。

 

もちろん、私ども石材店の立場としても契約を頂けることは大変うれしいことですし、お客様にとっても当社にとっても、一種のクライマックスのような瞬間であることは間違いありません。

 

しかし、契約を頂いた以上、今度はお客様に喜んでいただくために全力を尽くすことに切り替える時でもあるのです。

 

つまり、契約は別の緊張が始まる瞬間でもあり、決してゴールではないのです。

 

2.わざわざ中国で墓石加工をする理由?

わざわざ中国で墓石加工をする理由?

かつて、お墓はすべて日本国内でつくられていました。

 

それが、今では大半が中国でつくられています。

 

お墓だけに限らず、外国でものをつくる理由は、主に次の二つです。

 

  • 日本でつくるより品質が良い
  • 日本でつくるよりコストが安い

 

お墓の場合は後者です。

 

日本国内にもたくさんの墓石加工工場がありますし、技術力も日本の方がはるかに上です。

 

つまり、安い価格でつくることだけを目的に、1990年頃から中国での墓石加工が始まったのです。

 

しかし、お客様から注文を受けた石材店が、自ら中国の石材加工工場に墓石加工を依頼するわけではありません。

ほとんどの場合、石材商社と呼ばれる卸売業者を介して墓石を注文するのです。

 

ただ、墓石は衣料品や日用品のように、あらかじめ大量に生産された商品を仕入れるわけではありません。

 

石の種類、墓石の形やデザイン、サイズなど、すべてがお客様ごとに異なります。

 

いわゆる、オーダーメイド品なのです。

 

それを、すべて中国でつくるとなると、様々な問題点が生じてくるのです。

 

3.中国加工墓石の品質管理の問題点

中国加工墓石の品質管理の問題点

お墓の材料となる石は天然のものだけに、同じ名前の石であっても見た目や品質が異なりますし、加工を手掛ける石材加工工場の技術レベルによっても、墓石の出来栄えが大きく異なります。

 

それゆえに、ある程度は運任せと割り切っておられる石材店さんもあるかと思います。

 

しかし、それができないのが私の性分なのです。

 

お客様からご注文を頂いたお墓は、一般的には石材商社を通じて中国の石材加工工場でつくられることは前にお話しいたしました。

 

そこから先は、石材商社が取引のある、中国のいくつかの石材加工工場に発注されるか、もしくは、日本の石材商社から、一旦中国の石材商社を経由して中国の石材加工工場に発注されるかのいずれかです。

 

いずれにしても、お墓を注文したお客様も、注文を受けた石材店も、中国のどこの石材加工工場でつくられるのかは、まったくわからないのです。

 

つまり、お客様との契約後は「すべて石材商社任せ」というのが、中国加工墓石の品質管理の現状です。

 

かといって、石材商社としても、石材店から注文を受けた墓石の品質管理を事細かく行っているわけではありません。

安価で販売することが最大の目的なので、そこまでするとなると価格に影響してきますので、ある意味では、中国の石材加工工場任せという部分も出てまいります。

 

かつては、当社もそのようにして中国加工の墓石を仕入れていました。

 

当然ですが、品質にバラツキがありました。

 

4.石材加工工場を厳選した中国産墓石

石材加工工場を厳選した中国産墓石

お客様には、そう見えないみたいなのですが、実は、私はかなりの心配性なのです。

 

ご契約を頂くまでにも神経を使っていますが、お墓の完成までにも色々と神経を使っています。

 

契約を頂いた後に、丸投げで他の人に作業を指示して、「はい!次のお客様!」なんてあり得ません。

お墓が完成して、納骨や開眼法要が終わって、お客様の安堵の声を耳にするまで、本当に緊張が途切れることはありません。

 

当然ながら、中国で加工される墓石の品質のバラツキにも頭を悩ませていました。

 

何はともあれ、先ずは中国の墓石加工の現状を自分の目で確かめる必要があるのではと考え、2000年頃に初めて中国に行きました。

 

そして、数多くの石材加工工場を視察していくと、いろんなことがわかってきました。

 

  • 工場ごとに取り扱う石種や石材のランクが違う
  • 工場ごとに加工技術レベルが異なる
  • 工場の経営方針によって品質が大きく異なる

 

など、石材加工工場ごとに、ピンからキリまであります。

また、そのピンキリの差が大きいのです。

 

もちろん、価格も大きく違います。

 

お寿司屋さんが、店ごとに扱うネタや値段が違うのと同じです。

当たり前のことですが、味も違います。

 

石材加工工場によって、こんなに差があるのなら、出来上がってくる墓石の品質が違っても当然です。

 

問題なのは、それらのどこの工場でつくられるのかを石材店が知らないということです。

 

その後も毎月のように中国に出向き、私自らが「ココなら安心!」と思える工場を厳選して加工を依頼する方向にシフトしたのです。

 

5.当社の中国加工墓石の品質管理

当社の中国加工墓石の品質管理

当社が扱う中国加工の墓石は、私自らが中国に出向き、石材の品質から加工状態までのすべて検品を行うようにいたしました。

 

そこで問題になってくるのが言葉の壁です。

中国語なんて、「你好(ニイハオ)」と「謝謝(シエシエ)」くらいしか知らないわけですから・・・

 

現地の通訳に同行してもらっていますが、必然的に仕事上の伝達事項が中心となるため、コミュニケーションが取れるというわけではありません。

 

でも、人間関係を構築するにはコミュニケーションは不可欠です。

 

これは、日本でも中国でも同じですが、ここの部分に関しては、特に中国の方が強いように感じます。

 

それは、お墓の品質にまで影響してくるほどです。

 

お墓に使う石は天然素材であるだけに、きれいな部分とそうでない部分があります。

どちらも、誰かのお墓になるわけですが、できることならきれいな石が欲しいと誰しもが思いますよね。

 

工場側としても、きれいな石は上得意様のお墓に提供したいのです。

 

お寿司屋さんで、良いネタは常連さんに出されるのとよく似ています。

 

そうなると、とにかく中国語の習得は必須です。

早速、中国語教室に通い始めました。

 

学生時代に、このくらい英語を勉強していたら、きっとペラペラになっているだろうと思えるくらい猛勉強しました。

 

その甲斐あってか、簡単な日常会話ができるまでに、そう時間は掛かりませんでした。

 

こうして、中国の石材加工工場の関係者と密なコミュニケーションを取れるようになりました。

 

特に、工場のオーナーや幹部社員との食事の時間が大事なのです。

酒を酌み交わすことで、より親密な関係が生まれることは、日本も中国も同じです。

 

これが、当社第一石材が20年以上にわたり実践してきた、中国加工墓石の品質管理です。

 

6.コロナ禍での中国産墓石の品質管理

コロナ禍での中国産墓石の品質管理

当社がこれまで実践してきた、中国での品質管理方法に大きく立ちはだかったのが、「新型コロナウイルス感染症」です。

 

新型コロナは、2019年12月初旬に、中国の武漢市で第1例目の感染者が報告されてから、わずか数カ月ほどの間にパンデミックと言われる世界的な流行となりました。

わが国においても、 2020年1月15日に最初の感染者が確認された後に、爆発的な感染拡大となりました。

 

当然ですが、中国には行けません。

 

そうなってくると、心配なのが墓石製品の品質管理です。

これまで行ってきた、石の品質や加工精度の検品ができないのです。

 

さてどうするか・・・厄介な問題です。

 

そこでも活きてくるのが、これまでの人間関係です。

 

6-1.墓石に使用する石材の品質管理

石については、実際に墓石に使用する石のサンプルを送ってもらいます。

 

たとえば、インドの石「アーバングレー」でお客様から墓石の契約を頂いたとしましょう。

 

当社では、使用する石種ごとに、加工を依頼する工場を決めています。

それぞれ得意分野があるからです。

 

  • 「黒龍石」ならA工場
  • 「アーバングレー」ならB社
  • 「AG98」ならC社

 

といった感じです。

 

今回は、アーバングレーなので、B社から石材サンプルを送ってもらというわけです。

その際に、サンプルの1枚は必ず中国の担当者側で「○○様用」として保管してもらっています。

 

これは、双方が完成した墓石と確認するためです。

 

日本に送られてきた石材サンプルを見て、OKなら加工開始です。

ダメならば、再度、当社の要望に沿った色目や石目の石材サンプルを送ってもらいます。

 

このようにすることで、「思っていたものと違う」という、お墓が完成した後によくあるトラブルを防ぐことができるのです。

 

6-2.墓石加工の品質管理

石の品質より厄介なのが、加工に関する品質管理です。

 

「とりあえず送って!」なんてわけにはいきませんからね。

 

とにかく、中国には行けないわけですから、できる限りリスクは少なくしておく必要があります。

 

まず第一に考えるべきことは、不必要な華美な装飾やデザインは避けるということです。

 

中国でのお墓づくりの利点は、何と言っても加工賃の安さです。

それゆえ、ついつい複雑な加工を要求しがちです。

 

しかし、自分の目で細部を確認できないとなると、少々危険です。

 

ここは、シンプルなデザインにしておく方が賢明です。

 

というわけで、コロナ禍における当社の中国加工墓石は、極めてシンプルなカタチを推奨しております。

 

6-3.リモートによる製品検品

今や便利な時代になったものです。

 

現地スタッフの協力のもと、こちらが要求する箇所のサイズ確認や、画像や映像を送ってもらうことで、中国に行くことができなくても、ある程度までならリモートによる製品検品が可能になりました。

 

コロナ禍においては、当社はこれらの方法で品質管理を行っています。

おかげさまで、これまで特に大きな問題も発生しておりません。

 

ここもやはり、これまでの付き合いが関係してくるのだと、あらためて痛感しました。

 

7.細かい「こだわり」への対応

細かい「こだわり」への対応

お客様は、お墓に対する自分の「こだわり」を石材店の担当者に伝えます。

 

そのこだわりは、お客様ごとに異なります。

 

石なら、「色目」にこだわる方、「石目」を重視する方など、人それぞれです。

それによって、墓石に使用する石材サンプルの手配も違ってきます。

 

その他にも、お墓の形やデザインへのこだわりもあります。

 

いすれにしても、お客様の「こだわり」を事細かく知っているのは、お墓の注文を受けた石材店の担当者だけです。

石材商社には、石材店から漠然とした内容を伝えるにしかすぎません。

 

なのに、その後の品質管理をすべて石材商社に丸投げするのは、かなり無理があります。

 

例え話ですが、最近ではラーメンの注文の仕方も多種多様です。

ネギ抜きやネギ多めは当たり前、麺の茹で加減や、焼豚を「バラ」にするか?「モモ」にするか?など、かなり幅広い注文に対応しているラーメン店も少なくありません。

 

でも、この注文内容をわかっているのは、ラーメン店のスタッフだけです。

 

ラーメン店に麺や豚肉を卸している業者に、それをわかれと言うの無理な話です。

 

お墓も同じなんです。

 

お客様の微妙なこだわりの部分は、石材店の担当者でしかわからないのです。

 

また、当社の場合ですと、特許・実用新案登録の独自構造墓石である“カロート(納骨室)に水が入らないお墓”「信頼棺®」仕様の関係上、特に精度の高い念入りな加工を必要とする箇所があります。

 

これも、石材店としての「こだわり」です。

 

これらのこだわりを、実現するには、石材店自身が前面に出てこそ成し得ることができるのです。

 

しかし、すべてが良いことばかりではありません。

 

ここまでするには、通常より余分に納期が掛かるのと、高品質の石を使い精度の高い加工を要するため、優良石材加工工場に依頼する必要があります。

 

そうなると、多少なりとも価格に影響してまいります。

 

言葉は悪いですが、当社は決してボッタクリ石材店ではありませんが、激安価格での提供はできません。

 

  • 「こだわり」を取るか?
  • 中国産墓石ならではの「価格」ありきか?

 

それは、お客様ごとに考え方が異なるかと思います。

 

ただし、中国という国では「値段が安くて良いもの」は存在しないことだけは知っておいてください。

 

8.まとめ

異国でモノをつくるというのは、想像以上に難しいことなのです。

 

その最も大きな理由が「国民性」です。

 

モノづくりに対する、日本人と中国人の考え方の違いです。

 

  • 「ここまでするか」と言われるほどの、日本人ならではの職人気質。
  • 「これで何が悪いのか」という考え方の中国人。

 

これほど考え方の異なる中国にお墓づくりを託す以上、すべてを石材商社任せでは十分な品質管理ができなくて当然のことです。

 

お客様は契約が終われば、すべてを石材店に託すしかありません。

 

では、託された石材店は、どうすればいいのでしょうか?

「あとは石材商社に丸投げ」で、いいのでしょうか?

 

私どもでは、たとえ時間と労力が必要になろうとも、そこは石材店自らが、できる限りの品質管理をすべきであると考えております。

 

それは、たとえ中国でつくられるお墓であっても、可能な限り高品質のものを提供したいという思いからです。

 

 

【実録映像】第一石材のご紹介とお客様の声(00:04:40)

 

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