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中国産墓石の品質に潜む「ごまかし加工」の実態とは?

中国産墓石の品質に潜む「ごまかし加工」の実態とは?
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NHKやテレビ朝日「マツコ&有吉の怒り新党」など、多くのメディアで紹介された、神戸市兵庫区の株式会社第一石材です。
「お客様にとって、正直で信頼できる石材店であること」を信条に、(一社)日本石材産業協会認定「1級お墓ディレクター」能島孝志が、あなたのお墓づくりを心を込めてお手伝いします。

のじま

すでに墓地は持っておられ、墓石を建てようと考えておられる清水さん(仮称)が当社に来社されました。

 

お墓を建てようと考えているけど、国産は高くて手が出ないし・・

かといって、中国産は何かと不安!

清水さん

清水さんのように考えている人は少なくないはず。

 

しかし、今や日本の市場に流通しているお墓の80%以上が中国の石材加工工場でつくられている以上、中国抜きで考えるのは難しいでしょう。

 

でも、中国製って、何かにつけてウソやごまかしがあるイメージなんですけど・・

清水さん

たしかに、それはないとは言えませんね。

のじま

 

現に、薬品や熱処理などで「ごまかし加工」を行っている工場があるのは事実です。

 

そこで、今回の記事は、中国の石材加工工場でつくられる墓石に「ごまかし加工」が起こる原因について解説いたします。

 

1.天然素材であるがゆえに避けられない問題

天然素材であるがゆえに避けられない問題

お墓に使用される石は天然素材です。

 

それゆえ、採石丁場から切り出された石は、すべて均一な色目や石目ではないのです。

 

キズやナデ(帯状の色ムラ)、タマ(斑点)等があったりもします。

木にも、木目や節があるのと同じですね。

 

お墓をつくる際には、可能な限りそれらを避けながら加工していくのです。

 

しかし、運良く加工の初期段階に見つかることもあれば、最終段階に突然「タマ」が現れることがあります。

 

お墓をつくる工員さんとしては、これが一番ショックが大きいのです。

のじま

 

「工員さん」って?

職人さんじゃないんですか?

清水さん

なぜか?中国の石材加工工場では職人さんのことを「工員」と呼ぶのです。

のじま

原石から製品に仕上げるには、何トンもある大きな石を切断し、指定された形に整えながら磨きの工程に入ります。

機械で磨ける部分もあれば、手磨きでしかできない部分もあります。

 

お墓の各部材の製作は、様々な工程を順に経ながら手間隙かけてつくられています。

形状によっては、一つの部材をつくるのに何日もの日数を要するものもあるのです。

 

そんなときに、、、

 

墓石の製作段階で現れた「黒タマ」

お墓のある部材の製作に取り掛かって3日目の段階で、上の写真のような黒い大きな「黒タマ(黒い斑点)」が出たとしましょう。

 

あら!

「黒タマ」とは関係ないんだけど、能島さんってタバコ吸ってらっしゃったっけ?

清水さん

私は、タバコはずいぶん前に止めました。

このタバコは、中国の工場のスタッフにお土産に持って行ったものです(笑)

のじま

少し話がそれましたが、いくら製作に3日間費やしたからといって、こんな大きな「黒タマ」があるような墓石は製品として出荷できません。

 

つまり、中国の石材加工工場の工員さんの立場からすれば「無駄な3日間を過ごした」ということになります。

 

ただ、単なる「無駄な3日間」で済まないところに問題が潜んでいるのです。

 

2.日本と異なる中国の石材加工工場の賃金システム

日本と異なる中国の石材加工工場の賃金システム

墓石の製作過程でキズや大きな「黒タマ」が出るのは、石が天然素材である以上、ある意味仕方のないことです。

 

つまり、工員さんのせいではなく、原石自体の問題なのです。

 

そんなとき、日本の石材加工工場で働いている職人さんなら、ほとんどの工場できちんと賃金は支払われるでしょう。

 

しかし、中国の場合はちょっと事情が違います。

 

中国の石材加工工場の多くは、日本のような固定給制度を取り入れていません。

工員さんがつくった墓石部材が完成し、製品検査に合格して初めて賃金となるのです。

 

そうすると、前述のような大きな「黒タマ」が加工の最終段階で現れるといったアクシデントが起こった場合にはどうなるのでしょう?

 

もしかして・・・

賃金が減額されるとか?

清水さん

いえいえ!そんなあまいものじゃありません。

その工員さんは、3日間タダ働きということになるのです。

のじま

でも、工員さんの立場からすると、

 

  • 加工から3日目に突然“黒タマ”が出てきたのは自分のせいじゃない!
  • 地方から出稼ぎに来ているのに賃金をもらえないなんて納得できない!

 

と、なるわけです。

 

中国の石材加工工場が、そんなひどい賃金システムとは驚きだわ!

清水さん

そこで、工員さんは考えるわけです。

「完成検査さえ合格すれば賃金になる」と・・・

 

そして、行われるのが墓石の「ごまかし加工」なのです。

 

要は「黒タマ」を目立たなくするのです。

 

それで、完全に消えるの?

清水さん

完全に消えるわけではありません。

あくまでも、目立たないようになるだけです。

ちょうどお化粧をするような感じですね。

のじま

私も化粧でごまかしているということ!?

清水さん

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(絶句)

のじま

 

工員さんの目的は、とにかく「製品検品」を無事通過するだけです。

 

特に、石材加工工場の多くはなぜか暗いんで、よく見ないとわからないんです・・

また、暗いのに加え、ホコリが充満しているので、よけいに見にくいのです。

 

結果として、無事製品検品を終え、日本へと出荷されるわけです。

 

3.日本からの厳しい短納期も「ごまかし加工」の要因

日本からの厳しい短納期も「ごまかし加工」の要因

お墓って、簡単につくれるものだと思っている消費者は意外と多いのです。

 

「四十九日に間に合わせてほしい!」って言われても、ひと月ちょっとしか日にちがありません。

しかし、石材店としても、お客様の要望を無下に断るわけにはいきません。

 

そのしわ寄せは、中国の石材加工工場に及ぶのです。

 

そんな急ぎの仕事のときに限って出てくるのが「黒タマ」や「キズ」

新しい石で一からつくり直すとなると、納期遅れによる違約金問題に発展してしまう恐れもあります。

 

なんとかいい方法はないものか・・・

 

こんなときにも行われるのが、墓石の「ごまかし加工」です。

 

「黒タマ」や「キズ」をうまくごまかし、パッと見ではわからないようにします。

そして、何事もなかったかのように船積みされ、日本へと送られ消費者の元に届くのです。

 

これで、中国の石材加工工場側も納期遅れのトラブルに発展することもありません。

出稼ぎ労働者の工員さんも、無事賃金をもらえることになります。

 

つまり、万々歳なのです。

 

いったい、どこが万々歳なの?

清水さん

ホントに!

どこが万々歳やねん?ですよね!

のじま

中国の石材加工工場と工員さんはそれで万々歳かもわかりません。

石材店に製品を卸している日本の石材商社も、石材店からお金をもらえるから、万々歳ではなくとも利益にはつながっているはずです。

石材店にしてもお客様からはお金を頂く訳ですから、商売にはなっているでしょう。

 

じゃあ、消費者はどうなるのか?

 

「ごまかし加工」に気がつかない方もいるし、気付いたときには既に納骨も終わっているというケースもめずらしくありません。

 

短い納期でお墓づくりを依頼するのはリスクを伴うということです。

 

4.まとめ

今回の記事は、中国の石材加工工場による墓石の「ごまかし加工」の実態についてお伝えいたしました。

 

ごまかし加工は、「タマ」や「キズ」を隠すためだけではありません。

赤茶けたきたない色の石を薬品を用いてきれいな色にしたりもします。

 

「ごまかし」や「だまし」は、ある意味、中国の文化みたいなものかもしれません。

 

ただ、中国のすべての石材加工工場が「ごまかし加工」を行っているわけではありません。

きちんと、真面目に墓石づくりを行っている工場もたくさんあります。

 

残念ながら、現在これらを規制する法律はありません。

 

しかし、法的には問題なくとも、モラルとしてはどうかと思います。

 

「ごまかし加工」のない中国産墓石を選ぶには、先ずは日本での石材店選びが最も重要だということです。

 

 

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