消費者が知らないうちに失敗する「デザイン墓石」4つの注意点
私たちの身の回り多くのモノはデザイン性が要求されます。
- クルマ
- 高級腕時計
- 有名ブランド品
など、高級品になればなおさらのことです。
こんにちは。(一社)日本石材産業協会認定「1級お墓ディレクター」の能島孝志です。
兵庫県神戸市で、“カロート(納骨室)に水が入らない特許構造墓石”『信頼棺®』を販売する、(株)第一石材の代表を務めさせていただいております。
能島
お墓も近年では、これまでの和型墓石とは違った自由な発想のもとでデザインされた「デザイン墓石」と呼ばれるお墓が数多く建てられています。
そして、お墓も高級品ですよね。
けれども、デザイン墓石と他の高級品とは大きく違うところがあります。
それは、
“デザイン”という部分に、どこまで重要視しているかという点です。
それゆえに、
- 加工が悪い
- 思っていたものと違う
- こんなお墓にしなければよかった
などの、トラブルに巻き込まれたり、後になって後悔してしまうことも少なくありません。
できれば、そんな思いはしたくありませんよね。
そこで今回の記事は、デザイン墓石を建てる際に、多くの消費者が知らないうちに失敗しやすい「4つの注意点」についてお伝えしたいと思います。
目次
1.お墓のデザインは素人がする
「デザイン」というと、デザイナーがするものだと普通は思いますよね。
たしかに、世の中の多くのモノのデザインに関してはそうでしょう。
しかし、お墓の場合は少し違います。
もちろん、プロのデザイナーが手掛けたデザイン墓石もありますが、多くはそうではありません。
- 石材店の営業マン
- 石材店の店主自ら
- 日本や中国の石材商社
など、デザインとは無縁の、言葉は悪いが「素人」がデザインしているのです。
その最も大きな理由は、お墓はデザイン料をもらえないからです。
- 見積もり
- 設計
- デザイン
は、タダで当たり前の業界なのです。
昭和の終わりごろまでは、お墓の形は決まっていたので設計も必要ありませんでした。
また、口頭での契約が一般的なので見積書もありません。
その当時の慣習がいまだに残っているのです。
それだけに、あなたが選ぶ石材店が、どのようにしてお墓のデザインをしているのかをよく確かめておく必要があるのです。
2.デザイン墓石の大半は中国でつくられる
今や、日本国内に流通している80%以上のお墓は中国でつくられています。
もちろん、デザイン墓石も大半が中国の石材加工工場でつくられます。
単に、四角い石を積み重ねただけの和型墓石とデザイン墓石とでは、デザイン墓石の方が圧倒的に加工が難しく手間も掛かります。
それなのに、中国でつくる理由は、いったいどこにあるのでしょうか?
日本国内でつくるより、中国でつくった方が良い製品ができるからでしょうか?
決して、そんなことはありません!
日本の一流加工工場でつくるデザイン墓石と比べるとかなりの技術力の差があります。
中国でつくる理由は単に「値段・価格」です。
複雑な加工を必要とするデザイン墓石を日本でつくるとなると高額になるため、中国でつくっているだけなのです。
それに加え、中国の石材加工工場も、工場ごとに値段も技術力も違います。
そうなると、数多くある中国の石材加工工場の中から、どこの工場でつくるかが問題です。
でも、あなたが中国の石材加工工場を選ぶことはできませんよね。
これもまた「石材店選び」となるのです。
3.ど派手なだけがデザイン墓石ではない
人によっては、極めて派手なデザインのお墓を希望される方もいらっしゃいます。
また、ど派手なデザインのお墓を提案する石材店もあります。
過去に、ガンダムのようなお墓を霊園で見たことがあります。
でも、お墓はモニュメントではありません。
お墓は、大切な家族のお骨を納めて供養する、祈りの対象物なのです。
石材店側とすれば、お客様が要求されるままにデザインしておけば、ことは丸く収まります。
しかし、お墓はクルマのように買い替えるものではありません。
良いと思って建てたお墓が、30年後、50年後に見たときに、はたして良いと思えるかどうかです。
4.見た目のデザインだけが「デザイン」ではない!
「デザイン」というと、見た目のデザインだけに捉われがちですが、デザインの定義から考えると“機能性”もデザインに含まれるのです。
近年よく耳にする「ユニバーサルデザイン」という言葉も見た目だけを指しているのではありません。
「すべての人のためのデザイン」「みんなにやさしいデザイン」という意味になります。
ユニバーサルデザインは、年齢、性別、文化、身体の状況など、人々が持つさまざまな個性や違いにかかわらず、誰もが利用しやすいモノやサービスなどを提供していこうとする考え方のことです。
そう考えると、お墓のデザインも見た目だけではなく、
- バリアフリー設計でお参りがしやすくした
- ゆっくりとお参りしていただくためにベンチを付けた
- 大切な家族のお骨を守るために“納骨室に水が入らないお墓”にした
これらもデザインなのです。
…というよりも、これらこそが本当のデザインなのかもしれません。
今一度、何のためにデザイン墓石にするのか考えてみてはいかがでしょうか。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事を読んでいただきたい、少しはデザイン墓石に対する考え方が変わりましたでしょうか。
あなたのお墓の良し悪しは、あなたの知らないところで決まってしまうのです。
とにかく、奇をてらったデザイン墓石はお薦めできません。
やはり、祈りの対象物にふさわしいデザインであるべきです。
シンプルなデザインなら、日本国内で加工してもそれほど高額にはなりませんよ。
そして、何よりも大切なのは、見た目のデザインよりも「構造」や「設計」などをいかにデザインするかです。
後悔しないデザイン墓石を建てるためには、あなたのお墓づくりの最良のパートナーとなる石材店を見つけることが必要不可欠なのです。
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