電話受付時間 平日10:00~17:30 第2・4木曜日定休
【近畿地方限定】失敗しないお墓づくりに役立つ小冊子プレゼント!

3. 消費者も石材店も中国の工場を選べない?

3. 消費者も石材店も中国の工場を選べない?
この記事を書いている人 - WRITER -

現在、日本の市場に流通しているお墓の8割以上が中国の石材加工工場でつくられていますが、
消費者が自ら選んだ石材店等の業者に注文したお墓は、一体どこの工場でつくられるのでしょうか?

これまでにもお話ししてきたように、中国には数多くの石材加工工場があります。

値段も高いが製品のレベルも高い工場、値段は安いが品質の悪い工場と様々です。

 

 

3-1s.JPG

 

 

消費者がお墓を買うに至るまでには、色々なケースがあります。

 

1. 知人やお寺の住職からの紹介
2. 地元で長年営んでいる老舗の石材店
3. チラシや広告
4. テレビCMを流している大手石材店
5. 民営霊園等の指定石材店
6. 墓石も扱っている葬儀社・仏壇店等
7. インターネットによる情報

 

 

…などなど、色々ありますが、最近の消費者の動向は、ほとんどの場合1社だけでは決めず、
複数の業者から見積りを取り、十分に検討をしてから契約をするというケースが大半です。

ただし、民営霊園の多くは「指定石材店制度」というものがあるので業者は選べませんが…。

※詳しくは下記にリンクして“知らない人が損をする「指定石材店制度」とは?”をご覧ください。
https://daiichisekizai.com/story/cat_cat2/

そこで、複数の見積もりを手にした消費者が一番気になるのは、やはり値段です。

「そりゃ、高いより安い方が良いに決まっています!」

ここで問題なのは「お墓はどこで買っても同じ、違うのは値段だけ」と思っている人が意外と多いのです。

そうなると、他店よりも出来る限り安く販売しなければと考える業者も数多く存在します。

ましてや、ノルマを抱えた営業マンならなおのことです。

 

 

 

3-2s.jpg

 

 

そして、安くお墓を販売するためには、何をさて置いても原価コストを下げることが第一となるのです。

これが、お墓でなくて飲食業界なら、少しでも安い食材を店主自ら探すのでしょうが、
お墓の場合、中国の石材加工工場に直接製作を依頼している石材店は100件に1件あるでしょうか?

ほとんどの石材店が、国産・中国産の墓石から、あらゆる石材加工製品を取り扱う、
「石材商社」と呼ばれる卸問屋を通じて製品を発注しているのが一般的な流通経路なのです。

※詳しくは下記にリンクして“あまり知られていないお墓の流通経路”をご覧ください。
https://daiichisekizai.com/story/cat_cat3/

そこで石材店は、消費者から見積り依頼を受けているお墓の案件を、
今度は、その石材店が取り引きのある石材商社に見積もりを出させるわけです。

石材店は、何とかして消費者から契約が欲しい!

そのため、石材商社を相手に値段交渉をします。
(複数の石材商社に相見積もりをさせることも珍しくありません)

石材商社も何とかして石材店から注文が欲しい!

そのため、数ある中国の石材加工工場の中から、安価で製作をしてくれる工場を選ばざるを得ません。

弊社は石材商社を通さずに、中国での墓石製作を開始して約10年が経ちます。

私自身が実際に中国へ行き、この目でこれまで見てきた経験からお答えしますと、
ここ最近の中国の石材加工工場で、安い値段で良い製品をつくってくれる工場はありません。

やはり、技術レベルの高い工場は、最新の設備を誇り、技術力に優れた行員が数多くいます。

したがって、製品の精度も高いが、必然的に値段も高くなります。

 

 

 

3-3s.jpg

 

 

また、同じ工場でつくられる墓石あっても、製品精度に差があるのです。

これは、お寿司の「特上にぎり」「上にぎり」「並にぎり」、
宴会コースの「松」「竹」「梅」のランク分けのようなもので、
工場に支払う値段によって、原石の選定・加工基準・検品基準などが異なってくるのです。

だが、良い工場を選び、「松」のコースで製作を依頼をしても、いくつかに一つは、
手直しや部材の取り換えなど、製品に問題が生じる場合が必ずといっていいくらいあります。

ここが、日本での加工・製作とは大きく異なるところです。

消費者が石材店等と契約を交わす前に、よく耳にするのが、「当社にお任せください!」
「どこよりも良いものをおつくりいたします!」「ご安心ください!」などの言葉です。

しかし、現在のお墓の流通経路では、石材店も仏壇店も葬儀社も含む99%の墓石取扱い業者は、
お客様からご注文のお墓を、中国のどの工場で、どのランクでつくらせるかを選ぶことはできません。

みなさまが選んだ業者が、大手の石材店であろうが、老舗の石材店であろうが、
中国のどこの工場で製品をつくらせるのかを決めるのは、その石材店ではなく「石材商社」なのです。

 

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください