墓石のプロ集団なら本当に良いお墓ができるのか?
こんにちは。兵庫県神戸市兵庫区にある株式会社第一石材の能島です。
(一社)日本石材産業協会認定の「1級お墓ディレクター」です。
のじま
石材店という仕事を長く続けていると、ついつい自分目線での商売になってしまいがちです。
- 良い石
- 良い加工
- 良い施工
たしかに、どれも大切なことばかりです。
でも、それだけで本当にお客様にとって満足のいくお墓づくりができるのかどうかといえば、必ずしもそうとは言えません。
消費者が、お墓に何を求めて、何を望んでいるかを真摯に受け止めていくことも重要なことなのです。
目次
1.お墓のプロ集団というだけで本当に良いのか?
「餅は餅屋」ということわざがあります。
何事においても、それぞれの専門家に任せるのが一番良いということのたとえです。
また、上手とはいえ、しょせん素人では専門家にかなわないという意味でも使われます。
それならば・・・、
・石材店の経営者である社長は、石の加工ができる生粋の職人さん。
・営業マンも、施工工事の経験者や設計ができる者が揃っており、インダストリアル系デザイナーとのコラボも実践している。
・そして、事務方に至っては行政書士資格を持ち、あらゆる申請書類に精通しているスタッフがいる。
もし、こんな石材店でお墓を購入すれば、消費者にとって100点満点の、満足のいくお墓づくりが出来るのでしょうか?
たしかに、お墓をつくって販売する側からみれば、 野球のオールスターチームのようなメンバー構成ですね。
でも、これで必ずお客様が満足されるお墓づくりが出来るかどうかです・・・
一流のシェフや板前さんがよく口にします。
「料理をつくるのは我々プロであっても、それを食べるのは一般の人たち、その人たちが”おいしい!”と言ってくれてはじめて『本当のプロ』と言える」のだと…
お墓づくりに関しても、同じことが言えるのではないでしょうか?
実際にそのお墓にお参りし、墓守をしていくのは一般の人たちです。
長年に渡り、お墓づくりに携わっている「プロの立場で考える良いお墓づくり」と、「一般の消費者側からみる良いお墓づくり」とが必ずしも一致するとは限りません。
長い年月「石材店」という、同じ仕事に従事していると、逆に世間が見えなくなってしまっている部分があるかも知れません。
「消費者目線」で見てこそ、初めて気付くことも多々あります。
良い意味で、違った観点から「お墓づくり」を考えることができる、異業種経験者のスタッフが内部にいる方が良いのかもわかりませんね。
2.こんな考え方の石材店経営者も実際にいるのです
ずいぶん以前に聞いた話ですが、とある石材店の社長は、スタッフを採用する際には「石材業界経験者」しか採用しないそうです。
特に、百貨店、スーパー、ホテル等の営業や、サービス部門で働いていた人はご法度のようです。
その理由はというと、「異業種の営業やサービス業経験者は、お客様の言うことを何でも聞いてしまうから」とのことです。
それに対して、石材店に勤めていた経験がある者なら、「お客様からの言い分やクレームに対しても、適当にごまかすテクニックを持っている」という、信じられないような話を聞いたことがあります。
これは、良い意味での石材業の奥深くまでを知っている人を求めているのではなく、過去の経験を利用して、悪知恵を上手くはたらかせてくれるスタッフの方が何かと都合がいいということなのです。
こんな考えのもとで働いている営業マンからお墓を買うくらいなら、お墓についての知識は少々乏しくても、常にお客様目線で一緒にお墓づくりを考えてくれる営業マンの方が、消費者側からすると、まだ少しはましなのではないでしょうか・・・
3.顧客が石材店に求める「当たり前のこと」
ずいぶん前の記事になりますが、石材関連業界紙の「日本石材工業新聞」に、同社社長の山口康二氏が興味深い記事を書かれていました。
以下、原文のまま紹介させていただきます。
以前、石材店としての「当たり前のこと」について触れたが、今回は顧客が石材店に求める「当たり前のこと」について考えてみたい。
読者の皆様も商売をしているので、普段買い物をする時なども、店舗の雰囲気や担当スタッフの対応・態度、人間性、商品に対する説明力、 費用対効果など、細かい部分まで厳しい目でチェックしていることだろう。
そして、自分たちが思う「商売の上の当たり前」ができていないところでは、絶対に購入したくないはずだ。
今や、エンドユーザーも、あらゆるところでサービスを受けることに慣れており、中には、商売をしている人以上に厳しい目で石材店を見ていることもあるのではないだろうか。
例えば、展示場に並べられている高価な墓石は清潔に管理されているかどうか?
石やお墓の知識、宗教的な知識がしっかりと備わっているか?
会社の雰囲気が良く、スタッフが信頼のおけるところかどうかなど、細かい部分までできていて当たり前。
そう考えていると思って間違いはないだろう。
以前、創業100年以上という歴史を持ち、今も堅調な業績を見せている老舗石材店の店主が、「その歴史に見合うだけの勉強をしていなければ、顧客の信用は得られない」と、業界の様々な勉強会に参加している姿勢を見て、大変納得させられたことを覚えている。
石材店も、何か新しいことにチャレンジすることももちろん大事だが、まずはこの「当たり前のこと」を徹底していく姿勢が大事だと思うが、いかがだろう。(山口康二)
※出典元:「日本石材工業新聞」(日本石材工業新聞社発行)第1948号『記者雑感』より引用
まったくその通りですね!
私たち、お墓づくりに携わる石材店は、 今一度、自社が消費者の立場に立った経営方針かどうかを、あらためて検証してみる必要があるのではないでしょうか。
4.まとめ
ほとんどの消費者は、お墓のことをまったく知りません。
そりゃあ、人生初めての買い物だけに知らなくて当然です。
それゆえに、石材店の営業マンのが言うことを信用するしかないのです。
そして、お墓が完成した後になってから、様々な問題が生じてくることもあります。
- たいして大きな地震じゃないのに、うちのお墓だけ倒れた。
- 車イスでもお参りできる設計にしてもらっていればよかった。
- カロート(納骨室)に水が入るなんて聞かされていない。
など、いろんなことがわかってくるのです。
そんな嫌な思いをしないためには「石材店選び」しかないのです。
「良い石」「良い加工」「良い施工」などのハード面ももちろん大切ですが、それに加え、いかに消費者目線でのお墓づくりに取り組んでいるかも、石材店選びの重要な要素です。
『 お墓・墓石の善し悪しは石材店の考え方次第で決まるという怖い話』
『【実録】神戸市でお墓を建てる際の墓地・墓石・値段・石材店選び/お客様の声・口コミ 』
『私たち素人はお墓の中に水が入るなんて知りません!【お客様の声・口コミ】 』
【実録映像】第一石材のご紹介とお客様の声(00:04:40)
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