佐賀県は高級墓石材「天山石」以外にも良いものが生まれる土壌がある
こんにちは。兵庫県神戸市兵庫区にある株式会社第一石材の能島です。
(一社)日本石材産業協会認定の「1級お墓ディレクター」です。
のじま
国産の墓石材で有名なのは、なんと言っても天下の銘石「庵治石(あじいし)」でしょう。
その中でも、最高峰は「庵治石細目(あじいしこまめ)」です。
しかし、最高級の庵治石でお墓をつくると高級車一台分くらいの値段なので、なかなか手が出ないのも実情です。
そんな庵治石に負けずとも劣らない品質を誇るのが、佐賀県産の「天山石」です。
天山石は、「硬い」「水を吸わない」「変色しない」という、墓石の材料としては理想的な墓石材なのです。
たしかに、見た目の華やかさや豪華さは庵治石に劣るかもわかりませんが、品質だけなら天山石の方が上かも?と思うくらいです。
そして、佐賀県には天山石以外にも素晴らしいものが数多くあります。
その一つが日本酒です。
では、早速ご紹介いたしましょう。
目次
1.フランスで行われた日本酒コンクール
ちょうど、天山石のを書いている最中にふと目にとまったのが、かなり前の2017年10月9日のNHKのネットニュースです。
お墓の石とは全く関係ありません。
日本酒の話題です。
それも、日本国内ではなく、フランスでのニュースです。
フランスでは、近年、日本酒が野菜などを多く使った健康志向の料理に合うと、人気が高まっています。
ワインのソムリエたちが日本酒を飲み比べ味や香りを審査する、初めてのコンクールが開催されました。
このコンクールは、2017年6月にフランスで行われたもので、一流のソムリエたちが、550もの銘柄の審査をしました。
2.最優秀賞に佐賀県の天山酒造の「七田純米吟醸雄町50」が選出
その結果が2017年10月8日、パリ市内で開かれた日本酒の見本市で発表されました。
そして、最優秀賞に選ばれたのが、佐賀県の天山酒造の「七田純米吟醸雄町50」。
審査員特別賞には熊本県の花の香酒造の「花の香桜花」が選ばれたのです。
審査委員長を務めたソムリエのグザビエ・チュイザさんは、「最優秀の日本酒は上質な白ワインと似ていて、フランス料理との相性のよさや可能性を感じた」と話していました。
最優秀賞に選ばれた天山酒造の七田謙介社長は、「フランスで高い評価を受けたことは大きな自信になるし、今後、ヨーロッパに向けて日本酒を輸出する際の力になると思う」と感想を述べていました。
※引用元:NHKニュース
3.まとめ
佐賀県、熊本県と、偶然にも2つの賞に選ばれたのは、いずれも九州のお酒です。
墓石材の中でも最高の品質を誇る「天山石」をはじめ、今回、最優秀賞を受賞した佐賀県の天山酒造の「七田純米吟醸雄町50」。
その他にも、近年では国産和牛のメジャー級ともなった「佐賀牛」など、佐賀県には良いものが生まれる土壌があるのかもわかりませんね。
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