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お墓には当たり外れがある?(4)短納期による当たり外れ/「雨の日のお墓の工事は絶対ダメ!」(神戸・兵庫の墓石編)

お墓には当たり外れがある?(4)短納期による当たり外れ/「雨の日のお墓の工事は絶対ダメ!」(神戸・兵庫の墓石編)
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お墓はすぐ出来ると思っている消費者が多い

遺骨はなく生前に建てるお墓、「寿陵(じゅりょう)」の場合は、
完成引き渡しの納期はそんなに急がない場合がほとんどです。

しかし、亡き家族のご遺骨がある場合は、墓石を注文する以前に、
あらかたの納骨日を事前に決めておられる場合が結構あります。

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「四十九日法要を終えたら納骨したい」「春の彼岸に納骨したい」
「初盆に納骨したい」「一周忌法要時に納骨したい」などのケースです。

消費者の方々は、これらの納骨希望時期に合わせて、
石材店に墓石建立の相談や見積り依頼に行かれるのですが、
「墓石はすぐ出来る!」と思っている人は意外と多いのです。

「1カ月あれば出来る!」と思っている人も少なくありません。

まあ確かに、やって出来ないことはありませんが、
当社ではやりたくありませんし、お断りしております。

やはり、最低でも2カ月、出来れば3カ月以上は頂きたいですね!

それも、オーソドックスな伝統的な和型墓石ならの話です。

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ご希望に沿いながらデザインを起こして設計図を作成し、
デザインの修正や変更が生じる「デザイン墓石」などは絶対無理です!

墓石は注文生産品です

ほとんどの場合、墓石はご注文を頂いてからつくり始めます。

工業製品の様に、あらかじめ一定量を生産しておき、
消費者の注文に応じて出荷するという様な商品ではありません。

また、ファーストフードのように、注文を頂いてから、
数分で出来上がるといったたぐいの商品でもありません。

二つとして同じものがない、自然の産物である天然石を、
石職人の目と手で、慎重に吟味しながらつくり上げていくのです。

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石は自然のものだけに「良い石」「悪い石」があります。

しかし、納期に時間がなければ、つくり直す時間がありません。

そのため、製品精度に対して、妥協を許さない石職人は、
短い納期の仕事を引き受けることを極端に嫌うのです。

これは、国内加工だけではなく、中国においても同様です。

むしろ中国の方が、船便、通関などに要する時間を考えると、
国内で加工するよりも、余分に時間をみておく必要があります。

通常、中国加工の墓石製品は、石材商社を通じて発注します。

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そのため、発注した墓石製品の良し悪しが分かるのは、
出来上がった製品が日本に到着してから後のことです。

もし、納骨日の1週間前に墓石製品が中国から届き、
製品の一部に不具合があったとしたらどうなるでしょう?

日本でつくり直すにしても、同じ石がなかったらどうするのでしょう?

(1)事情を話して納骨日を遅らせてもらう。

(2)事情を話し、不具合はあるが、その状態で取り急ぎ納骨し、
    納骨終了後に、後日不具合のある個所の部材を取り換える。

(3)どうせ分からないだろうから、そのままにしておき、
    バレたらバレたで、その時になって対処を考える。

(4)納骨終了後にこっそりと部材を取り替える。

お墓の業界は意外と(3)とか(4)が多いのですよ…

当社では、こういった事態を防ぐため、必要以上の納期を頂き、
石材商社を通さず、直接中国の石材加工工場に発注し、
私自身が中国に出向き、製品検品をするようにしております。

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墓所での突貫工事もNGです!

石を切って加工するだけがお墓づくりではありません。

墓所内での工事もお墓づくりの重要な行程です。

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余裕のある納期があれば、耐久性に優れた基礎工事を行い、
十分に硬化させるための養生期間を確保することができます。

また、工事工程においても、天候の状態を見極めながら、
段階を踏んだ日程を組み、丁寧な施工をができるのです。

しかし、納期がなければそうはいきません。

時々、かなりの雨が降っているにもかかわらず、
テントを張って工事をしている風景を見かけます。

この工事、安心できますか?

納骨法要までの納期がなければ、このような悪天候の状況下でも、
無理をして工事をしなければならない様な事態になるのです。

墓所での突貫工事は絶対NGです!

このように、納期がなければ、いたるところに、
「ハズレ!」が当たる危険性をはらんでいるのです。

お墓づくりには時間があるにこしたことはありません。

ありすぎる位の日程を組んで石材店に依頼することが、
「短納期による当たり外れ」を防ぐ秘訣でもあるのです。

           ~つづく~

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