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お墓は子供に負担で迷惑でしかないのか?

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お墓は子供に負担で迷惑でしかないのか?
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こんにちは。兵庫県神戸市兵庫区にある株式会社第一石材の能島です。

(一社)日本石材産業協会認定の「1級お墓ディレクター」です。

のじま

近年では、あちらこちらで「墓じまい」という言葉を耳にします。

 

マスコミがこぞって報道するのも、昔からあるお墓のことより「墓じまい」です。

墓じまいをして、合同墓や合葬墓に納骨することが供養のあたかも本筋なのか?という印象すら感じます。

 

はたして、本当にお墓は必要ないのでしょうか?

 

子どもに負担を掛けるだけの、時代遅れの供養の仕方なのでしょうか?

何もかもが新しいものがもてはやされる現代社会においては、供養も合理的に行うのがベストなのでしょうか?

 

私は、決してそうは思いません。

 

亡くなった人をずっと想い続け、手を合わせるのは、他の動物にはない人類だけが持ち合わせる感情だからです。

 

大切な人が亡くなれば、二度と一緒に過ごすことはできません。

新しい想い出をつくることもできません。

 

あるのは過去の想い出とだけです。

 

しかし、想い出にはカタチがありません。

でも、どうにかして留めておきたい。

 

それも、長きにわたってです・・・

 

大切な人が生きた証を残し、自分の心の穴を埋め、記憶や想い出を忘れず持ち続けていきたいという気持ちの表れが、人々がお墓をつくり続けてきた理由ではないかと思うのです。

 

わざわざお参りに行かないといけない。

お墓へ行けば掃除もしないといけない。

 

お墓は決して合理的な供養方法じゃないかもしれません。

 

しかし、たとえ非合理的であっても、その方が良いものもあるはずです。

 

1.意外と若い世代はお墓を負担と思っていないかも!?

意外と若い世代はお墓を負担と思っていないかも!?

最近になり、昭和のレトロブームと言われています。

 

阿部サダヲさん主演の、昭和のダメおやじが令和にタイムスリップし、人々との絆を描くヒューマンコメディドラマ『不適切にもほどがある!』が話題を呼んでいます。

平成の後半以降に生まれた若い人にとっては、近年にない物だけでなく、文化も違う昭和は新鮮に映るようですね。

 

そんな中で、消費者側から生まれた現象として、2014年頃からレコードが徐々に注目を集めています。

 

昭和に生まれて育った世代であれば、音楽と言えばレコードを思い出す方も多いかと思います。

 

私もレコードに馴染みがある世代です。

 

1877年(明治10年)にエジソンによって蓄音器が発明されたことは有名ですが、円盤型のレコードがアメリカで発売されたのは1902年(明治35年)頃のことで、日本にも翌年には輸入されていたようです。

 

そこから時代の変化に併せて、LPレコードという長い時間を記録できるものが登場して、ラジオやテレビの普及にあわせて1978年(昭和53年)頃に生産のピークを迎えます。

 

ところが、80年代に入り、CD(コンパクト・ディスク)が発明されて普及すると、レコードは一気に衰退の一途をたどります。

生産量においては、1986年にはCDがレコードを追い抜き、90年代を迎える頃には新たなレコードの発売がなくなり、レコードの時代は昭和とともに一旦は終わりを迎えるのです。

 

そして平成になり、何百万枚ものCDが売れる「メガヒット」と呼ばれる作品が連発します。

 

ミリオンセラーという言葉があるように、レコードの時代は100万枚売れると大変な売り上げでした。

けれども、CDは200万枚300万枚はザラで、最大の売り上げは現在も活躍されている宇多田ヒカルさんの760万枚以上だったそうです。

 

しかし、そんな時代も長くは続きません。

 

急速なインターネットの普及や、誰もが携帯電話を持つ時代になると、娯楽の中心が変わり、音楽産業自体も一気に衰退を始めます。

レコードからCDに移り変わる際には問題がなかったレコード店も、2010年頃には書店や文房具店と同じように街中から姿を消すようになっていきます。

 

音楽の聴き方も、時代の流れとともに変化しました。

 

何といっても大きく変わったのは、1970年代の終わりにソニーから発売されたウォークマンでしょう。

家やクルマだけでなく、どこででも好きな音楽が聴ける時代になったわけです。

 

そのウォークマンも、カセットテープからCDなどに移り変わり、2001年になるとApple社からiPodが登場して、音楽はデータで聴く時代になっていきます。

 

音楽はインターネットを利用して曲の中身だけをデータとして購入するのが当たり前になり、近年ではサブスクと呼ばれる定額制で、音楽は月に1,000円ほどで聴き放題というビジネスが登場しました。

 

レコード全盛期から30年前後で、販売する方法や聴き方までが別物になってしまいました。

 

しかしながら、そんな時代が常識で生まれ育った若者にとっては、昭和が終わるのと並行して終わったレコードが、とても新鮮で魅力あるものに見えて、モノとして形があることがウケています。

 

スマートフォンの中の曲を指一本でイヤホンで聴くのでなく、わざわざ30センチ四方のレコードジャケットの中から、直径30センチの黒いビニール盤を取り出して、レコードプレイヤーに乗せて、レコード針を落として聴くことを手間ではなく楽しみと感じて、デジタルにはないアナログな音に魅了される人が増え続けているというのです。

 

このような動きは、日本だけではありません。

欧米などでも同様の傾向です。

 

2022年にはアメリカにおいて1988年以来35年ぶりにレコードの売り上げ枚数がCDを上回ったのです。

もちろん、売上枚数自体は数十年前より遥かに小さい規模で主流ではないのですが、徐々に変化をしており、人気のある昔のレコード盤が信じられないような高値がつくようなことが、世界でも日本でも起こっています。

 

日本でも、レコードの販売枚数が2009年から2019年までの10年間で12倍に増えています。

ソニーグループが2018年に29年ぶりにアナログレコードを自社による一貫製作を復活させていたり、更なる工場の増設まで検討しているそうです。

 

石材店の立場としては、レコードの復活のように、お墓という文化が見直されてほしいと思うばかりです。

 

それは当社の売り上げという話ではありません・・・

 

2.時代とともに変化してきたお墓の歴史

時代とともに変化してきたお墓の歴史

エジプトのピラミッドは紀元前2500年前後からあると言われています。

 

日本の古墳も3世紀半ばごろから7世紀の終わり頃までにわたりつくられ続けてきました。

それは、亡くなった人の権力の象徴という面があると言われており、少し現代のお墓とは目的が違いますね。

 

故人への想いや供養という面からお墓の歴史を考えると、縄文時代には埋葬などが行われていたことがわかっています。

亡き骸が埋葬された場所の目印として、土の山から始まり、石などを置き始め、江戸時代に檀家制度が設けられ、お寺にお墓を建てるようになりました。

 

そして、明治維新により徳川幕府から政権が明治政府に移ると、お寺にしかなかった墓地が様々なところに身分や宗教などが関係ない公共の墓地がつくられます。

つまり、明治時代以降は、誰もが故人への供養やご先祖様への感謝などを、墓石としてカタチを残せる時代になったわけです。

 

昭和になり戦後の高度経済成長期とともに一気にお墓は文化として広まり、人口の増加や墓地の不足などから、一人ずつの個人から家族の単位のお墓と変化を迎えていきます。

 

そして、平成の終わり頃から、少子高齢化が顕著になると、「永代供養」という名のもとに家族単位ではない集合墓や納骨堂などに注目が集まるようになります。

 

ご先祖様や家族など故人への想いは、どんな時代でもおそらく変わらないと思いますが、時代とともにお墓も変化を重ねてきているということをご理解いただけたのではないでしょうか。

 

近年はマスコミの影響も大きく、「墓じまい」がテレビ番組で特集されて放送されているのを見たことがある方も多いかと思います。

視聴率のためのインパクトの大きいものが必要なのか、海への散骨や宇宙へ散骨するようなサービスまで紹介していたりもします。

 

しかし、墓じまいや海への散骨などをしてしまい「取り返しがつかないことをした」と後悔している人や、「手を合わせる場所や将来の終の住処がなくなった」と困惑している家族の話などは放送されたりすることはありませんね。

 

少子化による将来的な不安に加え、時代の変化に伴い働き方も変わり、都市部への人口の集中や遠方への転勤など、お墓に関する問題はマイナス面に大きくスポットが当てられる機会が増えています。

 

そこに「子どもに迷惑を掛けたくない」という強力に感じる言葉が絡むと、一気に邪魔な存在として扱われるようになったと、石材店として感じざるを得ません。

 

3.お墓が長年の間に受け継がれてきた理由?

お墓が長年の間に受け継がれてきた理由?

人間は誰しもが、便利で簡単なものを選び、より良いものがあれば欲しくなるという性質を持ち合わせています。

世の中で売られている商品やビジネスは、この原理に基づいて動いていると言っても過言ではありません。

 

それに対して、お墓はどうでしょうか?

 

一般消費者からすると便利で簡単とは程遠く、以前より良くなったと感じ難いものです。

しかも、住宅やクルマと並んでの高額商品であるにも関わらず、中古や下取りなどもありません。

 

より近年に顕著になっているコストパフォーマンスや効率みたいな面から見ると、何の役にも立たない高額な他に使い道のないものとなるのでしょう。

 

しかし、どんなに便利で良いものが増えても、人間の力では変えられないものも幾つか存在します。

 

例えば「時間」です。

 

時が流れるのを止めることはできませんし、過去に戻ることも未来に行くこともできません。

 

そして、その時間と関係しますが、人間の命も有限です。

 

命あるものは生まれた以上は必ず亡くなります。

医療が進化して人間の寿命は伸びてきましたが、それでも限りある命には違いありません。

 

今後も新たな治療が生まれ、治せなかった病気が減る時代になるとは思いますが、また新たな病気が生まれて、その治療の改善に取り組むという繰り返しが続くのではないかと感じます。

 

大切な人や家族が亡くなるということは、人類が誕生してから繰り返してきたことです。

時間が止まったり戻ったりすることはありませんし、その人が永遠に存在し続けることはないので、宿命や定めと言われるのです。

 

しかし、少しでも時間が戻れたような感覚や亡くなった人の存在を感じられる方法はないのか?と先人たちが知恵を絞って方法を考え続けて辿り着いた答えが、お墓を建てるということではないか?と思うのです。

 

そのような考え方は日本人だけではありません。

埋葬方法に違いはありますが、外国も同じように石でお墓を建てている国が多いですね。

 

日本では江戸時代に、檀家制度で寺にお墓を建てることが広まったと申し上げましたが、その時代は鎖国と呼ばれる海外の文化が入ってこない時代でした。

 

様々な日本独自の文化が生まれて発展した時代ですが、お墓に関しては世界中で同じような考え方で建てられているのは、人類の共通の想いという証明ではないでしょうか。

 

当社は私が創業者で、2025年(令和7年)で30年になりますが、何代も続いているような創業100年を超える様な同業の石材店さんも珍しくありません。

そんな便利で簡単とは程遠く、しかも高額な商品であるお墓を取り扱う石材店が長年続けることができているのは、お墓は人間にとって生きる上で必要なものであり続けているからと感じるのです。

 

お墓に対する考え方は人それぞれですので、絶対的な正解はないと思います。

また、価値観を押しつけるつもりもありません。

 

しかし、石材店として様々な人間模様に接している立場で考えると、お墓が心の拠り所となっている方を多く見ているので、やはり必要なものです!と会社の販売目的を抜きにして言いたくなるのです。

 

4.まとめ

近年になり、子どもに負担や迷惑をかけないことがメリットという理由で「墓じまい」が増えており、墓じまい専門の業者さんもあるくらいです。

そして、個人のお墓を持たないという人が増えていくと、お墓参りをする人が減るだけでなく、お墓参りの経験すらない人が増えていくことにもつながっていくでしょう。

 

供養も合理化というわけです。

 

しかし、たとえ非合理的であっても、その方が良いものもあるはずです。

 

コロナ渦では人との接触機会を極力少なくするための方策が増えました。

 

  • オンライン会議
  • オンラインミーティング
  • オンライン飲み会

 

などですね。

 

「オンライン」は移動時間も必要なく経費も少なくて済み合理的なのは事実です。

 

でも、なにか物足りないのです。

やはり、実際に顔を合わせるオフライン(現実世界)とは違うのです。

 

合理的で便利ならばすべて良しというわけではないのですね。

 

お墓も決して合理的ではありません。

 

しかし、お墓参りという習慣は長年の間に進化や変化を繰り返してきたわけで、近年の社会事情だけで消えていくような習慣ではないはずです。

 

お墓参りに縁がない人たちが増えても、年齢を重ねて人の命などを考える機会が次第に増えて、供養の意味に触れることがあれば、お墓を必要と感じる人が増えるのではないか?とも思うのです。

 

レコードが不便で手間なのに、大きなジャケットやアナログな音質が現代にない物として、知らなかった若者を中心に再び人気が出てきているのは、本来持っている魅力が時代を超えて伝わったのでしょう。

 

お墓参りという習慣も、将来は同じようなことが起こると本気で当社は考えているのです。

 

「やっぱりお墓があるのが良い!」と習慣が見直される時代が再び来る時に備えて、時代の変化に合わせて、より良い仕様で良質なものを提供する姿勢を今後も継続していくべきと考えております。

 

 

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