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「墓じまい」をして合葬・散骨にする前に読んでほしい泣けるマンガ!

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「墓じまい」をして合葬・散骨にする前に読んでほしい泣けるマンガ!
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こんにちは。兵庫県神戸市兵庫区にある株式会社第一石材の能島です。

(一社)日本石材産業協会認定の「1級お墓ディレクター」です。

能島

人が亡くなればお墓にお骨を納めてお参りをする。

 

こんな、ごく当たり前だったことが近年変わりつつあります。

 

  • 跡継ぎがいない
  • 子どもに負担が掛かる
  • お参りに行くのが大変

 

などの理由で登場したのが、合葬墓や様々な散骨形態の新しい埋葬方法です。

 

これらは、一見すると手軽で良さそうに思えるかもしれませんが、後になって後悔している人も数多くいるのです。

 

近年では、全国のあちらこちらの公営墓地にまで合葬式のお墓が増えつつあります。

 

「それなら、墓じまいをして合葬にしよう」

このように考えている人もいることでしょう。

 

でも、本当にそれでいいのですか?

合葬・散骨にすると、お骨は二度と戻ってこないのですよ。

 

そこで今回の記事は、今一度、「墓じまい」に向き合っていただきたく、合葬式墓地の説明に加え、ちょっと泣ける短編マンガをご紹介したいと思います。

 

1.合葬・散骨式墓地とは?

合葬・散骨式墓地とは?

「合葬」という言葉がよくわからない方もいらっしゃるかと思いますので、簡単にご説明させていただきます。

 

合葬とは、読んで字のごとく、ひとところに不特定多数の方のお骨を納める施設です。

その規模は、それぞれの施設によってことなりますが、数百~数万体のお骨を埋葬できるようになっています。

 

ちなみに、私どもの地元である神戸市立鵯越墓園内にある合葬式墓地の場合は、最終的には約12,000体のお骨がひとところに納められます。

 

ちょっと目を閉じて想像してみてください。

12,000体のお骨とは、どのくらいの数なんでしょうか?

 

ちなみに、日本武道館の収容人数は14,471人です。(出典:日本武道館 Wikipedia)

 

あなたの大切な家族のお骨は、1万人を超える見ず知らずの人たちと一緒に雑然と納められるのです。

もしかしたら、あなた自身も生前予約を考えているかもしれませんが・・・

 

合葬墓とはそのような施設なのです。

 

2.本来お骨は極めて大切なものであるはず

本来お骨は極めて大切なものであるはず

日本人は亡き人のお骨をとても大切にしてきた民族です。

 

戦争や災害で大切な人のお骨が手元にないというご遺族もいます。

戦後70年以上経った今でも、遺骨収集事業が続けられています。

 

方や、ゆうパックでの遺骨配送や海洋散骨など、いとも簡単にお骨が取り扱われています。

 

人の死を悼み、偲び、手厚く弔うという行為は人間だけが行うものです。

 

動物も仲間が死ぬと悲しみますが、人間と違い一過性のものです。「死ねばそれで終わり」なのです。

 

世の中が平和で裕福になりすぎたせいか、人間が人間らしくなくなっていっているような気がします。

 

3.「墓じまい」…あなたは本当に後悔しませんか?

「墓じまい」…あなたは本当に後悔しませんか?

せっかく、ご先祖様や親が残してくれたお墓。

これほどありがたいことはないと思うのですが、最近はそうでもなさそうですね。

 

  • 跡継ぎがいない
  • 子どもに負担が掛かる

 

などの理由で、簡単に「墓じまい」を決めてしまう世の中です。

 

自分一人だけで、本当に家族がいない人は仕方がないかもわかりませんが、

 

  • 息子夫婦に男の孫がいない
  • 子どもはいるが娘だけ

 

というような理由で、簡単に「墓じまい」をする人もいます。

 

自分たちはそれでスッキリするかもしれませんが、息子さんたちは将来どこへ入ればいいのでしょうか?

「それは、お前たちが自分で考えろ!」ってことなのでしょうか?

 

それこそ、よけいに子供に負担を掛けているように思うのですが・・・

 

「娘しかいない」といっても、娘さんも実の子供に変わりはありません。

嫁いで姓が変わったとしても、実の親のお墓参りくらいできます。

 

もちろん、合葬墓であってもお墓参りはできるでしょう。

 

しかし、神戸市立鵯越墓園合葬式墓地ならば、その中には1万人を超える方のお骨が納められています。

日本武道館の人ごみの中から、自分の親を探すようなものです。

 

「墓じまい」は自分たちだけで考えるのではなく、家族間でよく話し合って決めるべきです。

 

もしかしたら、「お墓は子供に負担を掛ける」なんて考えているのは、あなたたち親だけかもしれませんよ。

 

4.これを読んでも合葬にしたいですか?

これを読んでも合葬にしたいですか?

日本人の古くからの考え方では、人間は亡くなってから一定期間を過ぎると、ご先祖様の仲間入りをするとされています。

 

そして、お墓はご先祖様が帰ってくる場所(依り代)でもあります。

お盆などは、亡くなった人があの世からこの世に帰ってきます。

 

そのお盆のお墓参りをテーマに描いた、あるマンガが「泣いた」「墓参りに行こう」と反響を呼んでいます。

 

孤独死したおじさんが、お盆に妻や娘がお墓参りに来るのを待ち続ける創作漫画「お墓に参ろう」という作品です。

作者は漫画家の泉紗紗さんです。

 

素直に泣けて、心がほっこりとする作品です。

 

では、泉紗紗さん作の創作漫画「お墓に参ろう」をご覧ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1908/14/news039.html

 

まさに、「待てば甘露の日和あり」ですね。

 

あなたは、これを読んでも合葬・散骨にしたいですか?

 

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

「どうせお墓を買ってほしいから、こんな記事を書くんだろう」という意見があるかもしれません。

もちろん、石材店を営んでおりますので、お墓を買っていただけるに越したことはありません。

 

しかし、それだけではありません。

 

命の尊厳の問題なのです。

 

日本人は、その昔から亡くなったひとを「ご先祖様」として崇め丁寧にお祀りしてきた民族です。

 

ところが、最近では、亡くなった大切な家族の供養に関しても簡略化が進んでいます。

「墓じまい」という、やわらかい響きの言葉のせいか、いとも簡単にお墓を処分してしまいがちです。

 

  • 生前にゆかりがあった人たちを招いて葬儀をすることが、そんなに無駄なんでしょうか?
  • 家にお仏壇を置くことが、そんなに邪魔になるのでしょうか?
  • 年に数回しか行かないお墓参りが、それほど負担で面倒なものでしょうか?

 

今生きている者たちの生活こそが最も大切なのは言うまでもありません。

 

しかし、もしも、ご先祖様の誰か一人でもいなかったとしたら、あなたはこの世に生まれてこなかったのですよ。

 

脈々と受け継がれてきた命の絆について今一度考えてみてはいかがでしょう。

 

 

琴線に触れる「お墓物語」1分間映像

 

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