墓じまいをして神戸市立鵯越墓園合葬墓に散骨したらお骨は二度と返りません

人が亡くなればお墓にお骨を納めてお参りをする。
こんな、ごく当たり前だったことが近年変わりつつあります。
●跡継ぎがいない
●子どもに負担が掛かる
●お参りに行くのが大変
…などの理由で登場したのが、合葬墓や海洋散骨などの新しい埋葬の形態です。
これらは、一見すると手軽で良さそうに思えるかもしれませんが、後になって後悔している人も数多くいるのです。
神戸市にも神戸市立鵯越墓園内に合葬式墓地ができました。
「墓じまいをして散骨にしよう」
このように考えている人もいるでしょう。
でも、本当にそれでいいのか?今一度、よく考えてみてください。
散骨すると、お骨は二度と戻ってこないのですよ。
目次
1.神戸市合葬式墓地(鵯越合葬墓)とは?
神戸市合葬式墓地(鵯越合葬墓)とは、神戸市立鵯越墓園内に2018年(平成30年)7月に新設された施設です。
合葬施設(直接埋蔵する施設)には10,000体、個別安置施設(10年間個別に保管した後、合葬施設に埋蔵する施設)には1,600体のお骨を埋葬(埋蔵・収蔵)する施設です。
最終的には、約12,000体のお骨がひとところに納められます。
ちょっと目を閉じて想像してみてください。
12,000体のお骨とは、どのくらいの数なんでしょうか?
ちなみに、日本武道館の収容人数は14,471人です。(出典:日本武道館 Wikipedia)
あなたの大切な家族のお骨は、1万人を超える見ず知らずの人たちと一緒に雑然と納められるのです。
もしかしたら、あなた自身も生前予約を考えているかもしれませんが・・・
神戸市合葬式墓地(鵯越合葬墓)だけに限らず、合葬墓とはそのような施設なのです。
2.本来お骨は極めて大切なものであるはず
日本人は亡き人のお骨をとても大切にしてきた民族です。
戦争や災害で大切な人のお骨が手元にないというご遺族もいます。
戦後70年以上が経った今でも、遺骨収集事業が続けられています。
方や、ゆうパックでの遺骨配送や海洋散骨など、いとも簡単にお骨が取り扱われています。
人の死を悼み、偲び、手厚く弔うという行為は人間だけが行うものです。
動物も仲間が死ぬと悲しみますが、人間と違い一過性のものです。
「死ねばそれで終わり」なのです。
世の中が平和で裕福になりすぎたせいか、人間が人間らしくなくなっていっているような気がします。
3.「墓じまい」…あなたは本当に後悔しませんか?
せっかく、ご先祖様や親が残してくれたお墓。
これほどありがたいことはないと思うのですが、最近はそうでもなさそうですね。
“跡継ぎがいない” “子どもに負担が掛かる”などの理由で簡単に「墓じまい」を決めてしまう世の中です。
自分一人だけで、本当に家族がいない人は仕方がないかもわかりませんが、“息子夫婦に男の孫がいない”“子どもはいるが娘だけ”というような理由で、簡単に「墓じまい」をする人もいます。
自分たちはそれでスッキリするかもしれませんが、息子さんたちは将来どこへ入ればいいのでしょうか?
「それは、お前たちが自分で考えろ!」ってことなのでしょうか?
それこそ、よけいに子供に負担を掛けているように思うのですが・・・
“娘しかいない”といっても、娘さんも実の子供に変わりはありません。
嫁いで姓が変わったとしても、お墓参りくらいできます。
もちろん、鵯越合葬墓であってもお墓参りはできるでしょう。
しかし、その中には1万人を超える仏様が祀られています。
日本武道館の人ごみの中から、自分の親を探すようなものです。
「墓じまい」は自分たちだけで考えるのではなく、家族間でよく話し合って決めるべきです。
もしかしたら、「お墓は子供に負担を掛ける」なんて考えているのは、あなたたち親だけかもしれませんよ。
4.これを読んでも「墓じまい」をして散骨にしたいですか?
今年は令和の時代を迎えて初めてのお盆です。
お盆はご先祖様が帰ってきます。
このお盆の時期に、ある漫画が「泣いた」「墓参りに行こう」と反響を呼んでいます。
孤独死したおじさんが、お盆に妻や娘がお墓参りに来るのを待ち続ける創作漫画「お墓に参ろう」という作品です。
作者は漫画家の泉紗紗(@sasa_iky)さんです。
素直に泣けて、心がほっこりとする作品です。
あなたは、これを読んでも「墓じまい」をして散骨にしたいですか?
この漫画を詳しく見る
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『お墓に参ろう』
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
「どうせお墓を買ってほしいから、こんなブログを書くんだろう」という意見があるかもしれません。
もちろん、石材店を営んでおりますので、買っていただけるに越したことはありません。
しかし、それだけではありません。
命の尊厳の問題なのです。
日本人は、その昔から亡くなったひとを「ご先祖様」として崇め丁寧にお祀りしてきた民族です。
ところが、最近では、亡くなった大切な家族の供養に関しても簡略化が進んでいます。
・生前にゆかりがあった人たちを招いて葬儀をすることが、そんなに無駄なんでしょうか?
・家にお仏壇を置くことが、そんなに邪魔になるのでしょうか?
・年に数回しか行かないお墓参りが、それほど負担で面倒なものでしょうか?
今生きている者たちの生活こそが最も大切なのは言うまでもありません。
しかし、もしも、ご先祖様の誰か一人でもいなかったとしたら、あなたはこの世に生まれてこなかったのですよ。
脈々と受け続けられてきた命の絆について今一度考えてみてはいかがでしょう。
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