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世界最高級の墓石材・庵治石も採石丁場や加工業者によって品質も価格も様々

世界最高級の墓石材・庵治石も採石丁場や加工業者によって品質も価格も様々
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世界で最も高価な墓石材として名高いのが、国産最高級墓石材の「庵治石(あじいし)」です。

 

じゃあ、庵治石さえ選んでおけば、本当に品質の良いお墓になるのでしょうか?

なにしろ、高価なだけに、そこは最も気になるところかと思います。

 

こんにちは。(一社)日本石材産業協会認定「1級お墓ディレクター」資格の能島孝志です。

兵庫県神戸市で、“カロート(納骨室)に水が入らない特許構造墓石”『信頼棺®』を販売する、(株)第一石材の代表を務めさせていただいております。

能島

実は、ひと口に「庵治石」と言っても、採石されるエリアや加工する工場によって、品質も価格もピンからキリまであります。

 

「とにかく、庵治石と名の付くものなら何でもいい」という方もいるでしょうし、「せっかく庵治石を選ぶのだから最高のものでお墓をつくりたい」という考えの方もいるでしょう。

 

それでは、庵治石でつくる墓石の何がピンで、何がキリなのかを知っていただくことにいたしましょう。

 

1.庵治石が産出される採石丁場

庵治石が産出される採石丁場

石が採れる採石場のことを「丁場(ちょうば)」と言います。

 

世界に誇る日本一の銘石である庵治石の産地は、香川県高松市の庵治町と牟礼(むれ)町の町境付近一帯と「五剣山」と呼ばれる山の麓から西側にかけて採石丁場が広がっています。

 

その採石丁場は、大きく3つのエリアに分かれ、廃業や休業中の業者も含め40カ所ほどの事業者が庵治石を採石しています。

 

  1. 大丁場
  2. 野山丁場
  3. 庵治山丁場

 

・・・3つのエリアがあり、それぞれ品質や価格が大きく違います。

 

それぞれの地域から採石される庵治石の品質は異なりますが、中でも、最高級の庵治石が産出されると言われるのが「大丁場」なのです。

 

また、同じ丁場であっても、採石される時期や場所によっても、石目・色目が大きく異なります。

 

それだけに、最高級の庵治石でお墓を建てたいとお考えの方は、どの採石丁場でどんな庵治石が採れているのかの最新情報をきちんと把握し、正確な情報を伝えてくれる石材店を選ぶことが先決です。

 

そして、もっと大切なのは、同じ石であっても、加工をする工場や石職人の技術レベルによって、墓石の出来栄えに大きな違いが出るのも庵治石の難しさの所以です。

 

これは、庵治石だけに限らず、料理でも同じことが言えます。

たとえ新鮮な素材を使っても、美味しい料理になるかならないかは、料理人の腕次第なのです。

 

関連記事

『世界最高の品質と価格!大丁場の庵治石細目・中目でつくる墓石 』

 

2.庵治石の特徴と価格が高い理由

庵治石の特徴と価格が高い理由

世界最高級の墓石材である庵治石も、石目と色目の違いから、

 

  • 庵治石細目(こまめ)
  • 庵治石中細目(ちゅうこまめ)
  • 庵治石中目(ちゅうめ)

 

の3種類に大別されます。

 

その中でも、庵治石中細目の流通量は少なく、主に庵治石細目と中目を中心に墓石などの製品がつくられています。

 

そして、庵治石が最高級の墓石材と言われる理由は、何と言っても優れた石質と見た目の美しさの両方が兼ね備わっているという点です。

 

まさに「花も実もある」墓石材と言ってもいいでしょう。

 

優れた石質については、細目・中細目・中目の区別なく、いずれも極めて硬質であるのと、水を含みにくい性質であることです。

それゆえ、磨き上げた艶持ちもよく、年月を経ても経年劣化が少なく耐久性にも優れています。

 

見た目の美しさについての特筆すべき点は、数多くある墓石材の中でも、庵治石だけに現れる「班(ふ)」が浮くという現象です。

 

これは、石の表面に湿り気と潤いを与えたような、独特のまだら模様が現れ、まるで二重の絣模様のような装いを感じさせます。

 

しかし、この「班(ふ)」が浮くという現象は、すべての庵治石に現れるものではなく、庵治石細目を中心とするごくわずかの庵治石だけに限られるのです。

中には、庵治石中目であっても素晴らしい「班」が見られるものもありますが、こちらもほんのわずかです。

 

価格についても、これら3種の庵治石の中でも、最も効果なのが「庵治石細目」です。

 

その一番の理由は、採掘量の少なさです。

庵治石が採石される岩盤は全体的にキズが多いため、採石された石からキズを取り除いていくと、墓石として使える部分は、全体の採掘量のわずが3~5%しかありません。

 

さらに、見事な「班」が浮くものとなると、さらにその三分の一程度しかないのです。

 

つまり、1~2%しかないということです。

 

これが、庵治石細目が世界一価格の高い墓石である理由でもあります。

 

庵治石中目は細目と比べると少々廉価ですが、それでも高級品となると、同じく国産銘石である愛媛県産の「大島石特級」と同クラスですから高級国産墓石であることに変わりありません。

 

3.庵治石は他の石と比べて極めて加工の難しい石である

庵治石は他の石と比べて極めて加工の難しい石である

庵治石はキズが多い石であることは、前の項で書かせていただきました。

それゆえ、キズを取り除いていく必要があるので、大きな塊を確保しにくいのです。

 

石は天然素材のため、同じ採石丁場から切り出したものであっても、ブロック(塊)が違うと石目や色目が違ってきます。

 

一つの墓石をつくり上げるには、そこそこの石の量が必要です。

 

理想は、同じ塊から採った石で墓石をつくることなのですが、庵治石ではほぼ不可能です。

 

つまり、墓石の上から下まで、すべて異なる塊から取った石でつくるしか仕方ないのです。

 

そうなると、美しい墓石に仕上げるには、石目や色目をきちんと合わしながらつくっていく必要があります。

 

こちらの石でダメならまた次の石。

この繰り返しです。

気の遠くなる作業ですね。

 

これも、庵治石の墓石の価格が高い理由の一つでなのです。

 

そして、これらを完璧に仕上げることができる加工業者は、庵治石の産地である「庵治・牟礼」に集まる200軒近い石材加工関連工場の中でもそう多くはありません。

 

本当に良い最高級の庵治石でお墓を建てたいと考えているのなら、「どの石をどこの加工工場でつくるか」は最も重要な部分となります。

 

4.「庵治石を選んでおけば安心」なんてことはない!

「庵治石を選んでおけば安心」なんてことはない!

「なんだかんだ言っても国内加工。それも、庵治・牟礼の産地加工でつくるのなら、どこでつられた庵治石の墓石であっても安心」

なんて、思っているのならちょっと心配です。

 

「とにかく、庵治石と名の付くものなら何でもいい」という考えならば別ですが、少々予算をアップしても良いものが欲しいと考えるのならばかなり危険です。

 

その理由としては、もちろん使用する庵治石の質にもよりますが、やはり加工工場の技術の違いが大きなウエイトを占めます。

それに加え、加工工場の体質と考え方によっても品質に大きく影響を及ぼします。

 

たとえば、

 

  • 少々のキズならそのまま使う→ひび割れの原因になる
  • キズを隠す(ごまかし加工)→のちのち出てくる
  • 人工的に「班」を付ける→専門の職人がいます

 

このような庵治石の墓石がごく普通に流通しています。

 

当然、価格は安いです。

でも、安いと言っても、一応は庵治石ですから、それなりの値段はしますが…

 

中国ならばいざ知らず、日本でもこのようなことが当たり前に行われているのです。

 

「庵治石ならば安心」なんてことはないのですよ!

 

5.まとめ

さあ、いかがでしたでしょうか。

 

最後の方は、なんか怖い話でしたね。

 

でも、事実なんです。

 

庵治石は通常の石と違って、原石の流通ルートもしっかりと決まっています。

 

特に大丁場の石なんかは、どこの加工業者でもが取り扱うことはできません。

どこの丁場の石がどこの加工業者に渡され、出来上がった墓石は、どこの石材商社もしくは石材店に卸されるかが決まっています。

 

もし、あなたが本当に良い庵治石の墓石の望まれるのならば、庵治石に精通し、最高級の庵治石墓石の入手ルートを持っている石材店に依頼することです。

 

つまり「石材店選び」がすべてということになります。

 

 

私ども第一石材では、お墓に関するさまざまな疑問や悩みにお答えさせていただいております。

相談は「1級お墓ディレクター」の私、能島孝志が対応させていただいております。

もちろん、相談は一切無料です。

 

当社では、

しつこい営業は絶対にいたしません。
売り込み電話は絶対にいたしません。
自宅への押しかけ営業は絶対にいたしません。
…ので、安心してお問い合わせください。

 

 

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