【注意】赤茶けた汚い色のアーバングレーの墓石っていったい何?
こんにちは。兵庫県神戸市兵庫区にある株式会社第一石材の能島です。
(一社)日本石材産業協会認定の「1級お墓ディレクター」です。
能島
「アーバングレーでお墓を建てたら値段はいくら?」
このところ、こんなお問い合わせが数多く寄せられています。
「アーバングレー」とは、インド産の墓石用石材です。
少し緑がった透明感のあるグレーの色目が特徴で、「0.056%」という極めて低い吸水率のため水を染み込みにくく、経年劣化の少ない耐久性に優れた石です。
価格も以前に比べるとかなり値上がりしましたが、国産の石と比較するとお求めやすく、品質と価格が見合ったコスパに優れた墓石材のと言えるでしょう。
しかし、「アーバングレーのお墓の値段はいくら?」と言っても、ピンからキリまであります。
また、すべてのアーバングレーがきれいな石ではないのです。
中には、白っぽくぼやけたものや、赤茶けた汚い色目のものもあります。
あなたが石材店に見積もりをしてもらった、アーバングレーの墓石は大丈夫ですか?
目次
1.見積書にはアーバングレーのランクは書かれていません
インド産のみかげ石「アーバングレー」は、和墓だけに限らず、洋墓やデザイン墓にもマッチするため、使い勝手の良い石として全国的に人気の高い墓石材です。
しかし、アーバングレーなら、すべてが良い石ではありません。
過去に、『インド産アーバングレーの墓石はお手頃価格で良い石だったはず…』と題して、アーバングレーの品質に異変が起きたことを記事にいたしました。
当時は、
- 円安による為替相場の影響
- インド材の高騰
- 原油の高騰による輸送コスト増
- 中国石材加工工場の職人の人件費賃上げ
など、様々な要因で品質の悪いアーバングレーが登場しました。
では、もう一度おさらいです!
上の写真の①~⑥は、いずれもアーバングレーなのですが、色目や石目が違うのに気が付きますでしょうか?
①~④は、いずれも色の濃いアーバングレーですが、③と④は、石英の結晶が大きいので石目が粗く見えます。
元々アーバングレーは石目が粗い方なので、より粗く見えます。
①と②は、どちらも色が濃く石目も細かいのですが、取り扱う中国の石材加工工場が違うのです。
①のアーバングレーを使っている工場の方が、②を使う工場より技術力が優れています。
当然ですが、①の方が値段は高くなります。
しかし、値段以上の差は十分あります!
そして、特に問題があるのが、⑤⑥のアーバングレーですね。
⑤は白っぽい石で、⑥は赤いと言うか茶色っぽい石です。
少々予算をアップしてでも、本当にきれいなアーバングレーで、丁寧な加工の墓石が欲しい方には絶対①の石がお勧めです。
2.赤茶けたアーバングレーや白っぽいアーバングレー
⑤⑥の汚い色目のアーバングレーに問題があると書きましたが、もう少し具体的に見ていくことにいたしましょう。
最もきれいな①のアーバングレーと、汚いアーバングレー⑤⑥とを並べてみますね。
これで少しはわかりやすくなりましたでしょうか?
左側の①が最もきれいなアーバングレー、右側が白っぽいアーバングレーです。
左側の①が最もきれいなアーバングレー、右側の⑥が赤い色目の最悪のアーバングレーです。
でも、やっぱり画像では赤茶けたアーバングレーの汚い感が今一つ伝わりにくいですね。
では、これではどうでしょうか?
丸印の部分が、赤茶色の結晶です。
実際のお墓は、サンプルと違って面積が広いので、赤身を帯びた汚さがより一層際立ってわかります。
かつては使われていなかった、これらの粗悪なアーバングレーが使われるようになった原因は価格の安さです。
ほとんどの消費者は、石の違いなど詳しくわかるはずがありません。
わかるのは、見積書に書かれてある価格の違いだけです。
それゆえに、石材店もより安価で販売するために、このようなアーバングレーが当たり前に流通しているのです。
3.あなたが買う予定のアーバングレーの墓石は大丈夫ですか?
では、赤いアーバングレーや、ぼやっとした白っぽいアーバングレーに当たらないようにするには、どうすれば良いのでしょうか?
それは、「石材店選び」につきます。
中国に直接パイプのある石材店に依頼することです。
全国のおおよそ99%の石材店は、石材商社を通じて外国産墓石を仕入れます。
石材店からアーバングレーの墓石の注文を受けた石材商社は、中国のどこかの工場に製作の発注をするのですが、それがどこの工場なのかは石材店もわかりません。
当然、消費者もわかりません。
中国の石材加工工場の中でも、値段の安い工場ほど、これらの粗悪な汚いアーバングレーを使っている可能性が高いですね。
そこそこの値段の石材加工工場でつくっても、時々これらの汚いアーバングレーに当たることもあります。
ちなみに、当社では、数ある中国の石材加工工場の中から、きれいなアーバングレーの石を取り扱う技術力の高い工場を指定して、墓石の製作を依頼しています。
原石のチェックに関しては、私自らが中国に足を運び入念にチェックを行っておりましたが、コロナ禍においてはそれも叶わないため、事前に実際に使用するアーバングレーのサンプルを取り寄せ確認することにより、常に良質のアーバングレー墓石の提供を可能にしています。
4.まとめ
きれいなアーバングレーと、そうでないアーバングレーがあることをご説明いたしましたが、小さな画像なのであまり違いがはっきりとわからなかったかもしれませんね。
当社にお越しいただき、実物の石で見比べていただければ一目瞭然で違いをわかっていただけます。
実際の墓石ならもっと違いがはっきりわかりますが、出来上がってからわかったとしても「すでに遅し!」です。
ひと口に、「アーバングレー」と言っても、良いものとそうでないものとでは、仕入れ値も大きく違います。
石材店としても、他社との価格競合に勝ち抜くため、より安い値段での見積りをしなければならず、このようなアーバングレーが流通してしまうのです。
当社では、仮にお客様がいくら安価なものを望まれたとしても、赤いアーバングレーや白っぽいアーバングレーは一切取り扱っておりません。
あなたが買う予定のアーバングレーの墓石は大丈夫ですか?
【実録映像】第一石材のご紹介とお客様の声(00:04:40)
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