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もしかして、1~2ヵ月あればいいお墓ができると思っていませんか?

もしかして、1~2ヵ月あればいいお墓ができると思っていませんか?
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父が亡くなったので、お墓を建てなければと思いつつも、葬儀の後もなんだかんだでバタバタしていて・・・

 

気がつけば、あとひと月半ほどで一周忌。

 

そろそろ、動き出さないと間に合わない!

 

こんにちは。(一社)日本石材産業協会認定「1級お墓ディレクター」の能島孝志です。

兵庫県神戸市で、“カロート(納骨室)に水が入らない特許構造墓石”『信頼棺®』を販売する、(株)第一石材の代表を務めさせていただいております。

能島

こんな感じで、石材店に相談に行かれる方が結構多いのです。

それも、すでに納骨の希望日も決めていたりします。

 

石材店側としても、商売ですからなんとか間に合わそうと快い返事をするでしょう。

 

しかし、実際にはあまりお勧めできない工期なのです。

 

いいお墓選びを考えているのならば、かなりのリスクがつきまといますよ。

 

今回の記事は、その「リスク」とはどんなものなのかをご説明いたします。

 

1.お墓はすぐできると思っている消費者が多い

お墓はすぐできると思っている消費者が多い

遺骨はなく生前に建てるお墓、「寿陵(じゅりょう)」の場合は、完成引き渡しの納期はそんなに急がない場合がほとんどです。

 

しかし、亡くなった家族のお骨がある場合には、石材店に墓石を注文する以前に、あらかたの納骨日を事前に決めておられるケースが結構あります。

 

  • 四十九日法要を終えたら納骨したい
  • 春の彼岸に納骨したい
  • 初盆に納骨したい
  • 一周忌法要時に納骨したい

 

などです。

 

消費者の方々は、これらの納骨希望時期に合わせて、石材店にお墓建立の相談や見積り依頼に行かれるのですが、「お墓はすぐできる!」と思っている人は意外と多いのです。

「1ヵ月もあれば十分!」なんて思っている人も少なくありません。

 

まあ確かに、やってできないことはありませんが、当社ではあまりやりたくありませんし、お客様のためにもお断りしております。

 

やはり、最低でも2ヵ月、できれば3ヵ月以上は頂きたいですね。

それも、オーソドックスな伝統的な和型墓石ならの話です。

 

お客様のご希望に沿いながらデザインを起こして図面を作成し、デザインの修正や変更が生じる「デザイン墓石」などはまず不可能です。

 

2.お墓は注文生産品なのです

お墓は注文生産品なのです

お墓は、ほとんどの場合、お客様からご注文を頂いてからつくり始めます。

工業製品の様に、あらかじめ一定量を生産しておき、消費者の注文に応じて出荷するという様な商品ではありません。

 

また、ファーストフードのように、注文を頂いてから、数分ででき上がるといったたぐいの商品でもありません。

 

二つとして同じものがない、自然の産物である天然石を、石職人の目と手で、慎重に吟味しながらつくり上げていくのです。

 

石は自然のものだけに、「良い石」「悪い石」があります。

しかし、納期に時間がなければ、新たな原石を調達してつくり直す時間がありません。

そのため、製品精度に対して、妥協を許さない石職人は、短い納期の仕事を引き受けることを極端に嫌います。

 

これは、国内加工だけではなく、中国においても同様です。

むしろ中国の方が、通関から船での輸送などに要する時間を考えると、国内で加工するよりも余分に時間をみておく必要があります。

 

通常、中国加工の墓石製品は、石材商社を通じて発注します。

そのため、発注した墓石製品の良し悪しが分かるのは、でき上がった製品が日本に到着してから後のことです。

 

もし、納骨日の1週間前に墓石製品が中国から届き、製品の一部に不具合があったとしたらどうなるでしょう?

 

日本でつくり直すにしても、同じ石がなかったらどうするのでしょう?

 

(1)事情を話して納骨日を遅らせてもらう。

(2)事情を話し、不具合はあるが、その状態で取り急ぎ納骨式を行い、後日不具合のある箇所の部材を取り替える。

(3)どうせ分からないだろうから、そのままにしておき、バレたらバレたで、その時になって対応を考える。

(4)納骨終了後にこっそりと部材を取り替える。

 

信じられないかもわかりませんが、意外と(3)とか(4)が多いのですよ・・・

 

当社では、こういった事態を防ぐため、必要以上の納期を頂き、石材商社を通さず、直接中国の石材加工工場に私自身が中国に出向き製品検品をするようにしております。

 

3.墓所での突貫工事は絶対ダメ!

墓所での突貫工事は絶対ダメ!

石を切って加工するだけがお墓づくりではありません。

 

墓所内での工事もお墓づくりの重要な行程です。

 

余裕のある工期があれば、耐久性に優れた基礎工事を行い、十分に硬化させるための養生期間を確保することもできます。

また、工事工程においても、天候の状態を見極めながら段階を踏んだ工程を組み、丁寧な施工をができるのです。

 

しかし、納期がなければそうはいきません。

かなりの量の雨が降っているにもかかわらず、テントを張って工事をしている風景を時々見かけます。

 

そんな工事、安心できますか?

 

納骨式までの納期がなければ、このような悪天候の状況下でも、無理をして工事をしなければならない様な事態になるのです。

 

墓所での突貫工事は絶対ダメです!

 

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

一般消費者が考えているよりも、お墓づくりには時間が掛かるものなのです。

 

しかし、納期がなければ、いたるところに危険性をはらんでいるのです。

 

お墓づくりには時間があるに越したことはありません。

ありすぎるくらいの日程を組んで石材店に依頼することが、「短納期による当たり外れ」を防ぐ秘訣でもあるのです。

 

いいお墓になるのなら、納骨日を少し先送りにしても、ご先祖様はきっと待ってくださると思いますよ。

 

 

私ども第一石材では、お墓に関するさまざまな疑問にお答えさせていただいております。

相談は「1級お墓ディレクター」の私、能島孝志が対応させていただいております。

もちろん、相談は一切無料です。

 

当社では、

しつこい営業は絶対にいたしません。
売り込み電話は絶対にいたしません。
自宅への押しかけ営業は絶対にいたしません。
…ので、安心してお問い合わせください。

 

 

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