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見本(サンプル)で見た石と実際のお墓の石と色目・石目が違う?

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見本(サンプル)で見た石と実際のお墓の石と色目・石目が違う?
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当社のお客様ではないのですが、「お墓を建てる際に石材店で最初に見せてもらった石の見本(サンプル)と、実際にでき上った墓石の石とでは、どうも石のイメージが違う!?」と言った相談がよくあります。

 

こんにちは。(一社)日本石材産業協会認定の「1級お墓ディレクター」資格の能島孝志です。

兵庫県神戸市で、“カロート(納骨室)に水が入らない特許構造墓石”『信頼棺®』を販売する、(株)第一石材の代表を務めさせていただいております。

能島

一般消費者が、お墓の石の違いを見分けるのは、かなり難しいことなのです。

それでも、「注文した石とイメージが違う!」と言うのですから何か原因があるのでしょう。

 

そこで、今回の記事は、石の見本(サンプル)と、実際にでき上った墓石の石とが違って見えるいくつかの原因について探ってみることにいたします。

 

1.石は自然のものだけに二つとして同じものはない

石は自然のものだけに二つとして同じものはない

まずは、石は自然界の産物ゆえに、二つとして同じものがないということです。

 

それは、同じ塊であっても、使う場所や切る方向によって石目が異なります。

これは、石だけではなく、木にも板目や柾目では見た目が違うのと同じです。

 

石の見本(サンプル)と実際の墓石との違いを不安に感じ、あえて展示品を購入される方もいます。

 

 

2.同じ石種でも採石丁場によって石目・色目が違う

同じ石種でも採石丁場によって石目・色目が違う

同じ名前の石であっても採石場が違うと石目や色目も違います。

 

例えば、国産銘石として有名な「大島石」には、30カ所を超える採石丁場があります。

 

また、中国北部で産出される、通称「黒龍石」と呼ばれる石は、“K12”“K5”“K16”“101CA”など、細かく品番が分かれており、その種類は実に100を超えます。

 

そして、それらの原石や墓石製品を仕入れる際には、必ずと言っていいほど仲買人や石材商社を介しての仕入れとなるため、よほどの徹底した製品管理体制を敷いている石材店でない限り、石目・色目が違うという問題を完全に解消するのは難しいでしょう。

 

 

3.採掘時期によって石目・色目が違う

採掘時期によって石目・色目が違う

石を採る場所である「採石丁場」では、採石する場所を横に移動したり、地中深くに掘り下げたりします。

 

そして、それぞれの地層によって石目や色目が違ってきます。

 

「去年まで良い石が出ていたのに・・・」なんてことも珍しくありません。

もちろん、その逆もあります。

 

また、寒冷地で産出される石などは、採掘時期が限定されるため、時期によっては良い石が残っていない可能性もあります。

 

こうなると、良い石が当たる背景には、タイミングや運も多少影響してくるということです。

 

4.見本の石と実際の墓石とでサイズが異なることによる見た目の違い

見本の石と実際の墓石とでサイズが異なることによる見た目の違い

石の見本(サンプル)のサイズって、そんなに大きくありませんよね。

大きなものでも30㎝角くらいでしょうか・・・

 

でも、実際の墓石となると、もっと大きいので見え方が違ってきます。

 

これは、壁紙やカーテンの生地見本を選ぶのと同じです。

 

それゆえ、石の見本(サンプル)だけでなく、実際に建っている墓石を見せてもらってから選ばれることをお勧めいたします。

 

5.採掘元の経営方針変更などによる石の違い

採掘元の経営方針変更による石の違い

お墓を建てる人が少なくなったこともあり、採石業者も規模を縮小しているところが増えています。

 

そうなると、

  • 今ある在庫原石を優先に販売
  • これまでなら交換対象であった石が交換してくれない
  • 採石業者が定める石の等級・グレードが変わった

など、採石業者の経営方針の変更などで、石の状態が以前と変わっている石種もあります。

 

ゆえに、どの石種がそれにあたるのかを、石材店がしっかりと情報収集をしてから、お客様に提供する必要があります。

 

6.まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

見本(サンプル)の石と実際の墓石と、石の色目や石目など見た目のイメージが異なる原因をいくつか挙げさせていただきました。

 

購入する側からすれば、「できる限りきれいな石が欲しい」という気持ちになるのは当然のことかと思います。

しかし、自然のものだけに、様々な好条件が揃わない限り、全てのお客様のお墓を最高の石で提供することは極めて難しいことなのです。

 

「お金に糸目は付けない!」というのなら、何度でも取り換えができますが、そんな注文をするお客様は、ほぼほぼいません。

 

そうなると、今現在採れている原石の見本(サンプル)を見ていただくなどして、事前にお客様に確認していただき、最良の選択をしていただくことが重要です。

 

せっかく、ご縁があって自社を選んでくださったのですから、最後の最後にお客様に疑問を抱かせることだけは避けたいものです。

 

 

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