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色目や石目がそろわないパッチワーク天山石墓石で納得できますか?

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色目や石目がそろわないパッチワーク天山石墓石で納得できますか?
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こんにちは。兵庫県神戸市兵庫区にある株式会社第一石材の能島です。

(一社)日本石材産業協会認定の「1級お墓ディレクター」です。

のじま

今や、中国で加工された墓石が市場全体の80%以上を占める中でも、やはり国産のお墓を望まれる方は一定数います。

 

とはいっても、その「80%以上の中国加工の墓石」の中には、中国で加工される国産墓石も含まれているのですが・・・

そんな中国加工の国産墓石の中でも、特に見た目の仕上がり具合に難が目立つのが「天山石」です。

 

天山石とは、佐賀県で産出される国産銘石の一つです。

 

「大島石」が圧倒的人気を占める関西地方において、近年急激に人気が高まってきたのが天山石です。

人気の理由は、「硬い」「水を吸わない」「変色しにくい」という、極めて優れた石質からです。

 

ところが、この天山石の墓石の大多数は中国でつくられています。

天山石の原石を中国に輸出し、現地の石材加工工場で墓石として製品化され、再び日本に輸入されるという仕組みです。

 

天山石のもう一つの人気の理由は、紫色がかった青みを含んだ濃い色目です。

 

しかし、中国で加工された天山石の墓石は、色目や石目がそろわず、まるでパッチワークのような状態に見えるものも少なくありません。

 

たとえ、パッチワークのように見えたところで、石の品質自体に問題はないのですが、見た目が良くないのです。

 

あなたが買った天山石の墓石が、もしそんな風だったとしたら納得できますか?

 

では、なぜ、そんなことになるのかについて詳しくお伝えすることにいたしましょう。

 

1.天山石とはどんな石

天山石とはどんな石

中国加工の天山石は、なぜ見た目が良くないのかについて説明する前に、天山石とはどんな石なのかについて、ちょっと触れてみたいと思います。

 

天山石は、佐賀県唐津市七山の天山~背振山系で産出される、九州屈指の銘石です。

江戸時代初期の1602年~1608年にかけて築城された、唐津城の城壁にも使われているほどの古い歴史があるのですが、墓石として使用が始まったのは1970年(昭和40)年代と、比較的近年なのです。

 

少々紫色がかった深みのある濃い色目が特徴で、“石の貴婦人”と称される、関西屈指の人気石種「大島石」とは対照的な男性的なイメージの石です。

 

そして、特筆すべきは何と言っても、

 

  • 硬い(硬度)
  • 水を吸わない(吸水率)
  • 変色しにくい

 

という、優れた石質です。

 

特に、吸水率については“0.059%”という、国産墓石材の中では3番目という極めて低い数値なのです。

 

そのため、雨が降った後の水シミはほとんどなく、変色・変質しにくく経年劣化に強い「理想の墓石材」と言えるでしょう。

 

こんな良いことだらけの天山石なのですが、見た目に美しくつくり上げるには、極めて高い技術力を要するのです。

 

お墓に使用する石は、世界中で150種類以上あると言われる中で、天山石はまさに理想的な墓石材であると言っても過言ではありません。

のじま

 

2.天山石の種類とランク

天山石の種類とランク

天山石は、主に天山石材株式会社さんと有限会社田中直実石材さんの2社の採石業者により、異なる採石場にて採石されています。

 

そして、自然の産物だけに、色目や石目が異なります。

特に、色目の濃さに関しては塊ごとにかなりの差があります。

 

ちなみに、天山石材産の天山石に関しては、色目が濃く、きれいな石目の順に、

 

  • 「紺碧(こんぺき)」
  • 「銀剛(ぎんごう)」
  • 「万葉(まんよう)」

 

といった、独自のブランド名でランク分けされています。

 

「紺碧」が最も色が濃く、石目も細かく、値段も高いという設定になっています。

 

しかし、これら多くの天山石は多くは中国に輸出され、現地の石材加工工場で墓石に加工されています。

中国加工の天山石が、色目や石目がそろわないのは、採石場やランクの違う石をごちゃまぜに使っているわけではありません。

その原因は加工方法にあるのです。

 

高いランクの石を選んだからといって、必ずしもきれいな石に当たるとは限りません。

それが工業製品と天然素材の違うところです。

のじま

 

3.パッチワーク天山石墓石になる理由

パッチワーク天山石墓石になる理由

木材に「柾目(まさめ)」と「板目(いため)」があるように、石も切る方向によって石目が異なります。

 

特に天山石は、切る方向によっては別の石に見えるほどの石目の違いがあります。

この石目の違いが、色目が違うように見えてしまう原因なのです。

 

天山石の原石の値段は、決して安いものではありません。

 

それゆえに、墓石を販売する側の立場からすれば、できるだけロスがないように使いたいと思うのは当然のことかと思います。

ましてや、値段を安く提供するためだけが目的で、わざわざ中国で加工しているわけですから、なおさらのことです。

 

そうなると、石目をそろえて墓石をつくることなどできません。

 

結果として、石目や色目がそろわない、パッチワークのような天山石の墓石になってしまうのです。

 

中国加工の国産墓石に品質を求めてはいけません。

良いものに当たる確率など皆無に等しいことを認識しておくべきです。

のじま

 

4.美しい天山石は「天目取り」加工から

美しい天山石は「天目取り」加工から

せっかく、“理想の石”と言われるほどの高品質の天山石を選んだのだから、「どうせなら見た目も完璧な墓石が欲しい」と思われても不思議ではありません。

 

もし、あなたがそう考えているのならば、まずは中国加工の天山石は選択肢から外すことです。

たとえ、最高ランクの天山石を使ったところで、中国加工で美しい天山石墓石に仕上がることは、まずあり得ません。

 

見た目にきれいな天山石の墓石を望まれるのなら、やはり国内加工です。

 

それも、「天目取り(てんめとり)」という手法での加工が可能な加工工場でつくる天山石の墓石ならベストです。

 

天山石は切り口によって、石目が大きく異なるのでしたよね。

ということは、石目がそろったきれいな部分と、そうでない石目が粗い部分があるわけです。

 

4.美しい天山石なら「天目取り」加工

「天目取り」とは、石目が粗い面を、あまり目立たない天(上方向)の方向に向けてつくる手法のことなのです。

 

そして、最もきれいな面が墓石の正面に向くように、石目をそろえてつくり上げていくのです。

 

当然のことですが、「天目取り」でつくられる天山石の墓石は価格もそれなりに高くなります。

 

少しばかり価格は高くなりますが、お墓は長く使うものだけに、価格以上の値打ちがあることは間違いありません。

 

「天目取り」は、日本国内のすべての加工工場が行っているわけではありません。

また、棹石(仏石)だけなど、墓石の主要部材のみに限定して「天目取り」で加工している工場もあります。

のじま

 

5.まとめ

天山石の墓石の石目や色目がそろわない理由について、ご理解いただけましたでしょうか。

 

ひょっとして、「ホントにそんなことになるのか?」なんて半信半疑に思っている方もいることでしょう。

しかし、当社には、この手の内容の相談電話が数多く舞い込んでいます。

 

実際に墓地に建っている中国加工の天山石を見れば一目瞭然です。

遠目から見ると、まるで違う石を積み重ねているかのような、ひどいものもあります。

なんなら、ご案内いたしますよ。

 

お墓が建ってしまってからでは、どうしようもありません。

 

本物の天山石を使用しているわけですから、自然の石目だけに保証の対象にもならないでしょう。

 

そんなことにならないためには、天山石に精通している石材店に相談することです。

 

品質も重要ですが、見た目も気になりますものね。

 

お墓はある意味特殊な商品です。

残念ながら業界以外の方がいくら時間をかけてお墓のことを詳しく調べたところで、実際のお墓づくりは石材店に委ねるしかありません。

あなた自身がスーパーで買い物かごに商品をポンポンと入れるようなわけにはいきませんし、石を仕入れて自分でお墓をつくることなど不可能に等しいでしょう。

最終的には石材店に委ねるしかない商品だけに、お墓に関しては「墓石選び」よりも「石材店選び」がすべてとなります。

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