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良いお墓づくりのための基礎知識(4)石材産地の加工専門工場でつくる墓石

良いお墓づくりのための基礎知識(4)石材産地の加工専門工場でつくる墓石
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以下のブログからの続きです。最初からご覧になってください。

(1)自社加工の墓石なら安心か!?
(2)中国産墓石の流通経路
(3)国産墓石は全体の20%しかないのか?

自分自身が石材店・墓石店に注文したお墓が、
どこでつくられているかを知らない消費者は意外と多いので、
これまでのブログで、「①皆さまがお墓を購入される石材店」と、
②中国など外国の石材加工工場」についてご説明いたしました。

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今回は、最後の「③石材産地の加工工場でつくられる墓石」、
いわゆる、石が採掘される場所にある工場でつくられる墓石です。

日本国内には、数多くの石材産地があります。

石が採れる地域には加工を専門とする工場が集まっているのです。

その中でも、最も有名なのが、日本三大石材加工地と呼ばれる、
香川県高松市の「庵治・牟礼(あじ・むれ)」地方、
愛知県の岡崎地方、茨城県の真壁(まかべ)地方です。

これらの産地加工工場では、主に国産墓石の加工をしています。
(注文があれば外国産石材の加工もします)

「自社加工」「中国加工」と国産墓石はいろいろありますが、
最も安定した精度の墓石提供が可能なのは産地加工工場でしょう。

その理由は数々ありますが…

①石材産地なので石の取り換えが容易。

②原石のストック量の豊富さや入手経路が確立。

③最新の加工機械を揃えている工場がある。

④あらゆる注文に対応できる石職人がいる。

⑤採石丁場との太いパイプがある。

…などが、挙げられるでしょう。

では、一つずつご説明いたします。

先ず、①の「石材産地なので石の取り替えが容易」ですが、
例えば、日本一高価な墓石材「庵治石」に関して言いますと、
山から切り出した庵治石の全てが使えるわけではありません。

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全てどころか、良質の庵治石墓石として使えるのは、
採掘された石の全体量のわずか3%程度しかないのです。

そのため、切ってダメなら別の石、また別の石と、
次々に新しい石と取り替えていく必要があるため、
採石丁場に近い加工工場でないと良い製品が出来ないのです。

また、庵治石ほど歩留まりの悪い石は極めて少ないですが、
どの石も全てが墓石として使用できるわけではありませんので、
②の原石のストック量や入手経路が確立されている等も、
良い墓石製品づくりをするためには大切な要因です。

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産地加工工場は自社加工の石材店と比べると生産量が多いため、
多くの量の原石流通があるのが大きな強みとなっています。

また、良い製品をつくるには良い機械も必要なのです。

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何十年も前の加工機械と最新のものでは性能が違います。

それは、そのまま研磨精度など、製品精度に直結するのですが、
機械によっては何千万円もするので、そう簡単に導入はできません。

では、産地加工工場なら全てが最新の機械を使っているかというと、
決してそんなことはなく、古い加工機械を使っている工場もあります。

良いお墓づくりには、石の良さや石職人の技術力の差もありますが、
使用する加工機械によって製品の仕上がり具合も違ってくるのです。

そして、④の産地加工地には様々な加工を専門とする工場があります。

産地加工工場の中でも主流である、墓石や霊標などの加工工場。

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墓石の蓮華加工などの「やくもの(特殊加工)」専門工場。

燈籠づくりを専門とする工場。

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お地蔵様の製作などの彫刻工場。
文字彫り専門工場など、あらゆる分野の工場が集まっています。

したがって、産地加工工場の一社と繋がりを持つことにより、
ありとあらゆる分野の専門加工が可能となるのも大きな強みです。

最後に、産地加工工場は、⑤の採石丁場との太いパイプがあることも、
良いお墓づくりには、最も重要な要因の一つです。

良い素材を、腕の良い石職人が手間暇かけて加工し、
そこに良い加工機械が加わってこそ最高の墓石ができます。

それには、元となる良い石の入手ルートが確立されているかどうかです。

採石丁場を経営する山主と加工工場との人間関係次第で、
どこの工場に最も良い石が入るのかが決まるほどなのです。

これに関しては、魚の世界によく似ています。

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最高級のマグロは、築地市場を経て行先は決まっています。
それは、一流の料亭や寿司屋に渡されるのです。

石も同じで、最高級の庵治石の行先は決まっているのです。
そのパイプをどの産地加工工場が持っているかです。

これは、庵治石に限らず、大島石や天山石も同じです。

採石丁場や仲買人とのパイプの太さや絆の深さによって、
どのランクの石がどのくらいの値段で入るのかが決まっています。

一般消費者が買いに行っても手に入るものではありません。

このように、国産墓石の加工の中では最も信頼度の高いのが、
石材産地の加工工場なのですが、その中でもピンキリです。

全ての産地加工工場の製品が良いわけでないのです。

墓石の品質もピンキリなら、値段もピンキリです。

とことん品質にこだわり、値段の高い工場もあれば、
品質も悪くゴマカシ加工もする代わりに値段の安い工場もあります。

これは、何も墓石に限ったことではありません。

札幌のラーメン横丁で食べるラーメンは全て美味しいですか?

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神戸や横浜の中華街で食べる中華料理は全て美味しいですか?

これらの地域も、ある意味「産地加工」と同じですが、
決して全ての店が美味しく良心的な価格ではないはずです。

美味しい店、まずい店、高い店、安い店と様々なはずです。

国内加工の墓石だから安心とは言えないのですよ!

中国の安い値段の石材加工工場と同じく、
日本でもゴマカシ加工をする産地加工工場もあるのです。

要は、消費者が選んだ石材店が、どの石材商社を通じて、
どこの産地加工工場でつくられるかで良し悪しが決まるのです。

「国内加工」というだけでは良いお墓が出来るとは限りません。

「産地加工の国産墓石なら安心!?」とは言っても、
最終的には「石材店選び」ということになってしまうのです。

                             ~つづく~

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