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インド産墓石材「アーバングレー」の価格・ランク・品質を徹底解説

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インド産墓石材「アーバングレー」の価格・ランク・品質を徹底解説
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インド産の石で比較的お求めやすい価格帯の墓石といえば、真っ先に思い浮かぶのが「アーバングレー」です。

 

ヨモギ色に近いほんのり緑色がかったグレー系の石です。

 

ちょっとクセのある色目なので好みは分かれますが、硬くて極めて水を吸いにくい耐久性に優れた墓石材です。

 

和墓だけではなく、洋墓、デザイン墓石にも似合う使い勝手のいい石でもあるので、多くの石材店が提案する石でもあります。

 

しかし、近年、このアーバングレーにちょっと異変が起こっています。

つまり、すべてのアーバングレーが良い石とは言えなくなったということです。

 

こんなブログを書き出しているところに、先日アーバングレーで御見積りをした山本さんが来られました。

 

どうやら、「当社のアーバングレーでの見積り金額が他社よりも一番高い」とのことらしくて、その理由を聞きに来られたようです。

 

前回お越しになられたときは、時間がないとのことで簡単にしか説明ができていなかったからでしょう。

今回は、山本さんにきちんとご理解をいただく必要がありそうですね。

 

アーバングレーでお墓建立を考えているあなたも、せっかくなので聞いておいてください。

 

1.どの石材店にもアーバングレーで見積もりを頼んだのに値段が違う!?

どの石材店にもアーバングレーで見積もりを頼んだのに値段が違う!?

 

山本さん、いらっしゃいませ。

御見積りの件ですよね!

能島

そうや!それ以外になんの用事があんねん。

山本さん

ですよね・・・。(今日の山本さん、ちょっと機嫌が悪そう…)

能島

 

実は、おたく以外に他3社ほどの石材店に見積りを頼んだんや。

山本さん

今の時代、それはごく当たりまえのことです。

能島

 

それでや・・・

山本さん

はい・・・

能島

 

どの石材店にもアーバングレーで見積もりをしてもらったんやけどな、おたくの値段が一番高いんや!

山本さん

なるほど、やはりそうでしたか。

能島

 

墓石の形も普通の和型やし、大きさも似たようなもんやろ。

違うところといえば、おたくのは「信頼棺®」だというくらいや。

山本さん

たしかに、「信頼棺®」仕様の墓石は、使用する石の量も多くなりますし、加工も複雑なので少々お値段が高くなることは事実です。

能島

そんなことくらいは分かっとる。

「信頼棺®」が少々割高なのを考慮しても、まだちょっと高いんやなぁ・・・。

どうも納得がいかんので、その辺の理由をくわしく聞かせてもらえんやろか。

山本さん

できれば、おたくの「信頼棺®」でお墓を建てたいんや。

山本さん

それは、ありがたいお言葉です。

では、きちんとご説明させていただきますね。

能島

 

2.奥様を亡くされた山本さんが希望されたお墓とは?

愛する妻への想いを込めたお墓とは?

昨年奥様を亡くされた山本さんは、運よく今年の神戸市営墓地募集に当選され、2019年10月1日の消費税率引き上げまでにお墓を建てたいとのご意向です。

 

山本さんは、お墓を建てるにあたり、ご自身でインターネットでいろいろと調べられ、以下の内容で各石材店に見積もりを依頼されたのです。

 

1.墓石の形はオーソドックスな和型墓石

2.石は国産にこだわらない。インド産のアーバングレーが良質でお求めやすいとネットに出ていたので、墓石も外柵もすべてアーバングレーで見積もり希望

3.外柵はバリアフリー仕様。

4.付属品は、墓誌(霊標)とローソク立。

5.亡き妻のお骨をきれいなところに納めたいので、納骨室に水が入らない構造の墓石を希望。

 

このような内容で、当社を含め計4社の石材店に見積もりをしてもらったようです。

 

若干のデザインは異なるものの、どの石材店も上記の1~4はクリアした設計内容で見積書が届いたのですが、5の「納骨室に水が入らない構造の墓石」に関しては、当社以外の石材店はすべて「できません」との回答らしいのです。

 

まぁ、それは止むを得ないでしょうね!

“納骨室に水が入らないお墓”「信頼棺®」に関しては、私ども第一石材の特許・実用新案登録済みの構造につき、当社もしくは「信頼棺®」フランチャイズ加盟店しかできない技術なのです。

 

でも山本さんは、奥様のお骨を水や虫が入るようなところに納めるのは耐えられないとのことです。

 

そりゃそうです。

大切な家族のお骨が水びたしになっているとしたら誰だってイヤですよね!

 

「信頼棺®」の墓石は、従来型の墓石に比べると少々値段が高くなることはお伝えしておりましたが、それでも、山本さんが思っていた以上に他社の見積り金額と差があったようです。

 

でも、その差は「信頼棺®」だけのせいではないんです。

アーバングレーの品質(ランク)の差なんです。

 

当社がボッタクリの石材店でないことを山本さんに分かっていただくためには、このことはきちんと丁寧に説明をする必要があるのです。

さて、山本さんは納得してくれるでしょうか?

 

 

3.見積書上はどれも「アーバングレー」でも、色も石目も品質もさまざま

見積書上は「アーバングレー」でも、色も石目も品質もさまざま

 

では山本さん、早速ですがちょっとこちらの石材サンプルをご覧いただけますか?

①~⑥まで、すべてアーバングレーですが違いが分かりますでしょうか?

能島

よー分からんなぁ?

どれも同じように見えるがなぁ・・・

山本さん

そりゃ、そうでしょう!

そんな簡単に分かるのなら山本さんも明日から石屋ができますよ(笑)

能島

じゃあ、もう少し分かりやすくしましょう!

能島

 

きれいな色目のアーバングレーと赤茶けたアーバングレー

 

これでは、いかがでしょう?

①と⑥のアーバングレーの違いは分かりますか?

能島

う~ん・・・

なんか、⑥のアーバングレーは茶色っぽいな。

山本さん

さすが!その通りです。

⑥のアーバングレーは赤茶けた色をしています。

逆に①は最もきれいな色目のアーバングレーなんです。

能島

う~ん・・・

ほ~っ。こうして比べてみるとかなり違うもんやな。

山本さん

きれいなアーバングレーと白っぽいアーバングレー

 

では、次にこちらの二つを見てください。

①と⑤のアーバングレーです。

能島

ふむふむ・・・

山本さん

どうですか?

能島

 

なんか、⑤はぼやっとした感じに見えるけどな。

白っぽい感じや!

山本さん

山本さん、だんだん分かってきましたね。

明日から当社の店長をしていただけますか(笑)

能島

我々の業界では、「素人が石を見ても違いなんて分かるわけがない」って言う人もいるのですが、そんなことはないのです。

目が慣れてくるときちんと分かるものなんです。

能島

ほんまやなぁ・・・

さすがに、ここまで違うとワシでも分かるわ。

山本さん

はい、ほとんど正解でしたよ。

⑤は山本さんがご指摘のとおり、白っぽくぼやけた感じで、⑥は赤茶けた最悪のアーバングレーです。

実際にお墓が建ち上がると石材サンプルより大きいので、もっとはっきりと汚いのが分かります。

能島

それはあかんなぁ・・・

山本さん

でも、現在市場に流通しているアーバングレーの墓石は、この⑤⑥が多いのですよ。

能島

「汚い石」と分かっていて何でわざわざ使う必要があるんや?

山本さん

値段が安いからです!

⑤⑥のアーバングレーならお安くできますが・・・

能島

さすがに、なんぼ安かっても、これはいらんわ。

山本さん

冗談ですよ(笑)

いくら山本さんに頼まれても当社ではこのクラスの石は扱いません。

能島

さすが、第一石材!

山本さん

(いきなり褒められても・・・)

山本さん、どこの石材店の見積書にも、ただ「アーバングレー」としか書かれてませんよね。

能島

たしかに。

山本さん

だけど、値段は違いますよね。

もしかしたら、先ほどの⑤⑥あたりの石に当たるかも知れませんよ?

能島

これが、同じアーバングレーの石でも見積り金額が違う理由の一つなのです。

能島

「理由の一つ」って、まだ何かあるんかいな?

山本さん

はい、まだあるんです。

まぁ、ちょっとお茶でも飲んでゆっくりしてください。

能島

 

4.価格優先で選ぶか?品質重視で選ぶか?

お墓を価格優先で選ぶか?品質重視で選ぶか?

 

ちょっと、能島さんよ。ワシから一つ質問があるんや。

山本さん

なんでしょうか?山本さん。

能島

 

さっきのアーバングレーの件やけどなぁ。

①は一番きれいな石と聞いたけど、②~④の石もそこそこきれいに見えるんやけどなぁ?

山本さん

良い質問ですね!山本さん、だんだん目が慣れてきましたね。

たしかに、①~④のアーバングレーはいずれも色目の濃い良い石です。

でも、石目が少々異なるのです。目の粗さと言った方が分かりやすかもしれません。

能島

少々石目が粗かっても値段が安くなるんや構わんけどなぁ・・・

山本さん

山本さんと同じことを言われる方は結構多いのですよ。

能島

 

ほら、やっぱりそやろ。

山本さん

しかし、お勧めはできませんね。

能島

 

なんでや!!!

山本さん

それは、墓石を加工する工場の技術力の違いです。

能島

 

なんや、よう分からんけど。。。?

山本さん

はい。では詳しくご説明いたします。

日本市場に流通しているアーバングレーの墓石の90%以上は中国の石材加工工場でつくられています。

その工場の数は百数十あり、技術力の差はピンからキリまでです。

当然、値段も差があります。

そして、技術力の高い工場は品質の良いランクの高い石を取り扱っています。

今回のアーバングレーでいえば①の石ですね。

逆に⑤⑥のアーバングレーを取り扱っている工場の技術力たるや最悪です。

その中間あたりが、②~④のアーバングレーを扱っている工場なんです。

能島

ワシらには分からんことがいろいろとあるんやな。

山本さん

山本さん、これは特に墓石業界に限ったことではありません。

たとえば、すしネタでも同じことがいえます。

一流のすし店には良いネタが揃えられていて、板前さんの腕も一流ですよね。

でも、スーパーのパックずしもれっきとした握りずしなのです。

能島

能島さん。そのたとえ分かりやすいな。

ところで、今回のうちの墓の見積りは、どのアーバングレーなんや?

山本さん

もちろん、①のアーバングレーです。

最高ランクの素材を最も技術力の優れた工場でおつくりするプランです。

能島

それで高いんやな。

たとえば、それを②~④あたりの石に変えたらいくらくらい安くなるねん?

山本さん

そうですねぇ・・・

山本さんの墓地は3.0㎡で、墓石から外柵までのすべてをアーバングレーでお見積もりをしましたので、②~④の石に変えると10万円くらいは安くなるかと思います。

能島

10万円か・・・

結構変わるもんやな。

けど、長い目で見て考えんといかんなぁ。

山本さん

はい、その10万円が技術の差なんです。

⑤⑥のアーバングレーなら、もっと大きく違いますよ。当社では扱いませんが・・・

能島

じゃあ、具体的に製品はどう違ってくるんや?

山本さん

山本さん、なかなか研究熱心ですね!

まず、大きな違いは墓石の出来栄えです。

つまり、指定のサイズ通りに部材が加工されていなかったり、磨きが悪く数年でツヤがなくなってきたりします。

また、キズなどを薬品処理でごまかしたりすることもあります。

能島

そんなええかげんな仕事なんか?

山本さん

ええ、中国ではごく普通にあることです。

これは、墓石の製作だけに限らず食品業界など他の業種も同じです。

能島

そのようなリスクを回避するためには、少々値段が高くても良い工場に製作を依頼するしかありません。

また、「信頼棺®」は水が入らない構造にするため、従来の墓石よりも高い加工精度を要求されます。

そのためには、①のアーバングレーを取り扱っている工場が最も信頼できるのです。

能島

よう分かった!

実は、他の3社の石材店と第一石材さんとでは20万円以上の値段の開きがあるんや。

それで、迷とったんやが、今日の能島さんの話を聞いて納得できたわ!

おたくにお願いすることに決めたわ。

もちろん、①のアーバングレーでな!

山本さん

山本さん、ご理解いただきありがとうございます。

亡き奥様にも喜んでいただけるお墓をおつくりさせていただきます。

能島

 

 

5.まとめ

最初、山本さんは結構怒っておられましたね。

 

まぁ、同じ石で似たような形の墓石での見積もりを依頼したにもかかわらず、他社と20万円以上も値段の開きがあれば疑問に思われても不思議じゃないですね。

 

たしかに、20万円以上ともなるとお客様にとっては大きな金額です。

もちろん、私ども売る側の立場としても、安い金額で見積もりをする方がお客様の反応が良いのは事実です。

 

しかし、「安かろう悪かろう」では意味がありません。

 

そのため、当社では、少々コストが高くついても最高の素材を最高の技術で提供させていただくようにしております関係上、どうしても値段では太刀打ちできません。

 

営業マンも雇わず、すべてのお客様に対して代表である私が対応させていただき経費節減に努めていても、まだ他の石材店の方が安いのです。

 

そうなると、あとはお客様の判断に委ねるしかないのですが、最近は山本さんのような方が増えています。

 

別に、値段の高いものを押しつける気はありませんが、安すぎるものに良いものはないことを消費者も分かっているようですね。

 

お墓は、単なるモノではありません。

そこは、大切な家族が眠る場所なのですから・・・

 

 

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