【重要】石の品質やデザインより大切なお墓・墓石の選び方
こんにちは。兵庫県神戸市兵庫区にある株式会社第一石材の能島です。
(一社)日本石材産業協会認定の「1級お墓ディレクター」です。
能島
あなたは、お家やクルマを買うときに何を基準に選びますか?
- 外観など見た目のデザイン
- 室内の居住性
- 機能性や耐久性
高価なお買い物だけに悩むところかと思います。
お墓も、家ほどじゃないにしても、そこそこ高価なお買い物です。
さらには、一生に一回買うかどうかなのです。
そう考えると、家やクルマと同じくらい慎重に選ぶ必要があります。
墓地は決まった!
次はいよいよ墓石選び。
さて、あなたは何を基準に墓石を選びますか?
目次
1.予算・費用で墓石を選ぶ
墓石は決して安いお買い物ではないだけに、予算決めをするのはとても大切なことです。
ただ、相場がわからないまま予算だけで進めていくには少々無理があります。
しかし、
マンション購入なら「○○駅の近くで新築3LDKで3000万円まで」
クルマなら「ハイブリッド車で200万円以内」
など、あらかじめ何らかの条件を決めることもできますが、墓石に関しては、どんな条件で予算決めをすればいいのかさっぱりわからないはず。
その理由は、過去に購入経験がないのと情報が少ないからです。
墓石も特別な商品ではありません。
お家やクルマと同様に価格が違えば内容も異なります。
それゆえ、予算決めをするには、あらかじめ相場を知っておく必要があります。
2.石を基準に墓石を選ぶ
「大島石の良いもので建てたい」
「インドのアーバングレーが良いと聞いたが・・・」
こんな感じで、「石」を基準に墓石を選ぶ人は少なくありません。
たしかに、料理と同じく素材は大切です。
しかし、料理人の腕が悪ければ良い素材も台無しです。
今や国産銘石である大島石の墓石も、大半が中国でつくられている時代です。
「アーバングレー」と言ってもピンからキリまであります。
そこの知識がないと、石の名前だけで選ぶのはリスクが大きすぎます。
また、同じ名前の石にもランクがあります。
そして、作り手によって墓石の出来栄えは大きく違ってきます。
当然のことながら、それが価格の差にもなりますが、見積書には単に「○○石」としか書かれていないので、ついつい安い方に目が行ってしまいがちですよね。
でも、お墓に限らず、どんな商品も同じですが、良いモノはそれなりの値段になるということです。
3.デザイン重視で墓石を選ぶ
『人は見た目が9割』という、ベストセラー本がありますが、たしかに見た目は大切です。
特にクルマなんかは、見た目で選ぶ傾向が強い商品です。
故障が多いのはわかっていても、外国車を選んだりしますよね。
お墓も見た目がカッコイイ方が良いに決まっています。
特に近年あちらこちらの霊園で数多く見られるようになった「デザイン墓石」などは、まさにそうです。
実は、デザインに関するトラブルは意外と多いのです。
いわゆる、「デザインのイメージが違う」というケースです。
その大きな要因の一つが石材店選びです。
もしかしたら、デザイン墓石に精通した石材店ではないところに頼んだのかもしれません。
ひと口に石材店と言っても、それぞれ得意分野があります。
下手をすれば、お饅頭屋さんにウエディングケーキを頼むような結果になりかねません。
それに加え、見た目だけのデザインでなく、構造や機能性も重視したものであることが最も重要です。
4.施工重視で墓石を選ぶ
ここ最近、お墓の施工を重視する人がずいぶん増えてきました。
特に「基礎工事」と「地震対策」ですね。
日本中のあちらこちらで大きな地震が頻繁に発生していることを考えると、たしかにここは重要な部分です。
しかし、お墓の基礎工事に関して重要視している石材店はそう多くありません。
お墓の基礎工事には規定も法律もありません。
- 基礎工事らしきものは全く行わない
- ワイヤーメッシュ+モルタル施工
- D10~13鉄筋背筋+生コン施工
あなたが墓石を購入する石材店がどのような基礎工事をしているのかを事前に確認しておいた方がいいでしょう。
墓石の地震対策に関しては、モルタル施工ではなく耐震性のある接着剤使用は最低限必要です。
それに加え、ゲル素材等を使用した免震施工をしておく方が万全ですね。
自分の家のお墓が倒れるだけではなく、隣のお墓にも迷惑が掛かってしまうおそれがありますので、地震国日本においては施工重視は不可欠です。
5.石材店で選ぶ
「美味しい料理を食べたければ、美味しいお店に行くのが一番」
このように考えるならば、「いいお墓をつくるには石材店選びがすべて」と考えてもあながち間違ってはいません。
ただ、問題なのは、どのようにして石材店を選ぶかなのです。
これが分からないから、「一括見積もりサイト」などのポータルサイトに頼るのですが、あまりお勧めはいたしません。
その理由は、一括見積もりポータルサイトの運営自体が石材店からの成約手数料で成り立っているのであって、特に厳選した石材店を紹介しているわけではないからです。
また、
- 大手石材店だから
- 老舗だから
- 墓地の近くにあるから
- 家の近くだから
実は、これらも石材店を選ぶ基準としては決して正しいとは言えません。
大手石材店、老舗石材店だからといって、すべてが良い石材店とは限りません。
日々の買い物をするスーパーではないので、家の近くである必要もありません。
「お墓選びは石材店選び」であると言っても過言ではないくらい、石材店選びは最も重要です。
たとえば、
「○○があるから、この石材店にお願いしたい」
「○○が良いから、ここにしよう」
・・・といった、きちんとした理由で石材店選びをしてくださいね。
6.構造重視で墓石を選ぶ
お家を買うときには、「木造」「鉄筋コンクリート」「ツーバイフォー工法」など、構造も気になりますよね。
ところが、お墓の構造に関して尋ねられるお客様はごくほんの僅かです。
でも、本当にに気にしてほしいのは実は「構造」なのです。
特に外から見えない納骨室の構造です。
いわゆる、大切な家族のお骨を納めるところです。
なぜ、そこが重要なのかは、「何のためにお墓をつくるのか?」を考えていただければ答えは簡単に出ます。
- 亡き人を祀るためです
- ご先祖様を供養するためです
つまり、亡くなった人のお骨や遺品を納め、故人を偲び供養するためにお墓を建てるのです。
記念碑やモニュメントではありません。
そう考えると、お墓のカロート(納骨室)がいかに重要かをご理解いただけるかと思います。
けれども、日本中のほとんどの地域の墓石は、納骨室の中に水が入ってしまう構造なのです。
水が溜まり骨壺が水没し、お骨がプカプカと浮ていることも珍しくありません。
中にハチが巣を作っているケースもあります。
しかしこの事実は、ほとんどの消費者は知りません。
その理由は、外から見えないということもありますが、石材店としてもお客様に言い難い部分でもあるからです。
ちょっと想像してみてください。
あなたの大切な人のお骨が水浸しになっているとしたら、あなたは耐えられますか?
『なぜお墓が必要か? 』
7.まとめ
石やデザインも重要かと思いますが、墓石選びは「見た目9割」ではないことをご理解いただけましたでしょうか。
一般消費者にとって、お墓というものは極めてわかりにくいものだけに目に見える部分で選んでしまうのはやむを得ないことかもしれません。
でも、お墓は大切な家族のお骨を納めて供養する「祈り」の場なのです。
今一度、お墓の本質を考えたうえで、満足のいく墓石選びをしてください。
お墓はクルマのように買い替えはできません。
人生の中で、おそらく一回限りのお買い物です。
お墓選びは「石材店選び」と「構造重視」。
これがすべてです。
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